この記事ではグランドスラムの1つであるウィンブルドンのシングルスで歴代優勝者、優勝回数の多い選手、ウィンブルドンと相性のいい選手をまとめていきます。
(2022.6更新)
男子シングルスの歴代優勝者と優勝回数
歴代優勝者と過去の結果一覧(2000年以降)
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
|
2000 | P・サンプラス | P・ラフター | V・ボルチコフ | A・アガシ |
2001 | G・イバニセビッチ | P・ラフター | T・ヘンマン | A・アガシ |
2002 | L・ヒューイット | D・ナルバンディアン | T・ヘンマン | X・マリス |
2003 | R・フェデラー | M・フィリポーシス | A・ロディック |
S・グロジャン |
2004 | R・フェデラー | A・ロディック | S・グロジャン |
M・アンチッチ |
2005 | R・フェデラー | A・ロディック | L・ヒューイット |
T・ジョハンソン |
2006 | R・フェデラー | R・ナダル | B・ブジョークマン |
M・バグダティス |
2007 | R・フェデラー | R・ナダル | R・ガスケ |
N・ジョコビッチ |
2008 | R・ナダル | R・フェデラー | R・シュットラー |
M・サフィン |
2009 | R・フェデラー | A・ロディック | T・ハース |
A・マレー |
2010 | R・ナダル | T・ベルディヒ | A・マレー |
N・ジョコビッチ |
2011 | N・ジョコビッチ | R・ナダル | J・W・ツォンガ |
A・マレー |
2012 | R・フェデラー | A・マレー | N・ジョコビッチ |
J・W・ツォンガ |
2013 | A・マレー | N・ジョコビッチ | J・ヤノビッチ |
J・M・デルポトロ |
2014 | N・ジョコビッチ | R・フェデラー | G・ディミトロフ |
M・ラオニッチ |
2015 | N・ジョコビッチ | R・フェデラー | R・ガスケ |
A・マレー |
2016 | A・マレー | M・ラオニッチ | T・ベルディヒ |
R・フェデラー |
2017 | R・フェデラー | M・チリッチ | T・ベルディヒ |
S・クエリー |
2018 | N・ジョコビッチ | K・アンダーソン | R・ナダル | J・イズナー |
2019 | N・ジョコビッチ | R・フェデラー | R・ガスケ |
A・マレー |
2020 | 新型コロナウイルスの影響で未開催 |
|||
2021 | N・ジョコビッチ | M・ベレッティーニ | D・シャポバロフ |
H・ホルカシュ |
2022 | N・ジョコビッチ | N・キリオス | C・ノーリー | R・ナダル |
(黄色マーカーはビッグ4)
ウィンブルドンでは2003年以降は現在までビッグ4のうち誰かが必ず優勝しています。
特にフェデラー選手、ジョコビッチ選手の優勝回数が多く、直近20大会のうちこの2人だけで15回の優勝となっています。
ただ2016年以降はビッグ4以外の選手の活躍も徐々に増えていて、特にラオニッチ選手やアンダーソン選手ら芝と相性の良いビッグサーバーを始め、最近では若手の活躍もあります。
男子シングルスの優勝回数が多い選手(オープン化以降)
選手 | 優勝回数 |
ロジャー・フェデラー | 8回 |
ピート・サンプラス | 7回 |
ノバク・ジョコビッチ | 7回 |
ビヨン・ボルグ | 5回 |
ジョン・マッケンロー | 3回 |
ボリス・ベッカー | 3回 |
ロッド・レーバー | 3回 |
ジョン・ニューカム | 2回 |
ジミー・コナーズ | 2回 |
ステファン・エドバーグ | 2回 |
ラファエル・ナダル | 2回 |
アンディ・マレー | 2回 |
表の黄色マーカーは現役選手
オープン化以降、男子でもっとも優勝回数が多いのはロジャー・フェデラー選手。
2003年に初優勝を果たしその後2007年まで5連覇を達成。その後は2009年、12年、17年に優勝。
2017年の優勝でそれまで7回でサンプラス選手と1位タイでしたが単独トップに。
2番目はサンプラス選手とジョコビッチ選手が同数の7回。
サンプラス選手は1993年から1995年で3連覇、1997年から2000年で4連覇を果たしています。
そしてジョコビッチ選手は11年に初優勝を果たし14年、15年で2連覇、18年から22年にかけて4連覇を果たし、驚異的なペースでウィンブルドンのタイトルを獲得してきました。
女子シングルスの歴代優勝者と優勝回数
歴代優勝者と過去の結果一覧(2005年以降)
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | |
2005 | V・ウィリアムズ | L・ダベンポート | M・シャラポワ |
A・モレスモ |
2006 | A・モレスモ | J・エナン | M・シャラポワ |
J・クリスターズ |
2007 | V・ウィリアムズ | M・バルトリ | A・イバノビッチ |
J・エナン |
2008 | V・ウィリアムズ | S・ウィリアムズ | E・ディメンティワ |
ジェン・ジー |
2009 | S・ウィリアムズ | V・ウィリアムズ | E・ディメンティワ |
D・サフィナ |
2010 | S・ウィリアムズ | V・ズボナレワ | P・クビトバ |
T・ピロンコバ |
2011 | P・クビトバ | M・シャラポワ | V・アザレンカ |
S・リシキ |
2012 | S・ウィリアムズ | A・ラドワンスカ | V・アザレンカ |
A・ケルバー |
2013 | M・バルトリ | S・リシキ | K・フリプケンス |
A・ラドワンスカ |
2014 | P・クビトバ | E・ブシャール | L・サファロバ |
S・ハレプ |
2015 | S・ウィリアムズ | G・ムグルッサ | M・シャラポワ | A・ラドワンスカ |
2016 | S・ウィリアムズ | A・ケルバー | E・ヴェスニア | V・ウィリアムズ |
2017 | G・ムグルッサ | V・ウィリアムズ | M・リバリコワ | J・コンタ |
2018 | A・ケルバー | S・ウィリアムズ | J・オスタペンコ | J・ゲルゲス |
2019 | S・ハレプ | S・ウィリアムズ | E・スビトリーナ | B・ストリコバ |
2020 | 新型コロナウイルスの影響で未開催 | |||
2021 | A・バーティ | K・プリスコバ | A・ケルバー | A・サバレンカ |
2022 | E・リバキナ | O・ジャバー | S・ハレプ | T・マリア |
2005年以降の結果を見てみると最も成績が良いのはセレナ・ウィリアムズ選手。
セレナ選手は2005年以降だけで見ても優勝が5回、準優勝が2回という成績。
次に成績が良いのはセレナ選手の姉であるヴィーナス・ウィリアムズ選手。
2009年の準優勝を最後にしばらく好成績は残せていませんでしたが、2017年大会で8年ぶりに決勝に進出。
優勝が2回とベスト4が1回あるチェコのクビトバ選手。2回以上の優勝がある現役選手はウィリアムズ姉妹以外ではこのクビトバ選手だけとなっています。
また、ドイツのケルバー選手が優勝、準優勝が1回ずつとベスト4が2回と好成績。特に2018年の決勝ではセレナ選手に勝利しての優勝。
女子シングルスの優勝回数が多い選手(オープン化以降)
選手 | 優勝回数 |
マルチナ・ナブラチロワ | 9回 |
ステフィ・グラフ | 7回 |
セレナ・ウィリアムズ | 7回 |
ヴィーナス・ウィリアムズ | 5回 |
ビリー・ジーン・キング | 4回 |
クリス・エバート | 3回 |
イボンヌ・グーラゴング | 2回 |
ペトラ・クビトバ | 2回 |
表の黄色マーカーは現役選手
オープン化以降に女子でもっとも優勝回数が多いのはシングルス・ダブルス共に生涯グランドスラムを達成しているチェコのナブラチロワ選手。1978年に初優勝し79年も優勝し2連覇。その後1982年から1987年まで6連覇を達成。1990年にも優勝しています。
2番目はグラフ選手とセレナ選手で7回。グラフ選手は1988年に初優勝し89年にも優勝して2連覇。その後1991年から93年に3連覇と、95年から96年に2連覇を果たしています。
セレナ選手は初優勝が2002年。02年〜03年、09年〜10年、15年〜16年と3度の2連覇があります。
4番目に多いのはヴィーナス選手で5回。2000年に初優勝し、00年〜01年、07年〜08年と2度の連覇がありました。
そして7位タイにつけているのが2回優勝のクビトバ選手。現役ではウィリアムズ姉妹に次いで3番目に多い選手となっています。
ではウィンブルドンの歴代優勝者や優勝回数の多い選手、過去の結果一覧については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
【関連記事】