今回はテニスのツアーでグランドスラムに次いで大きな大会であるマスターズ(ATP1000)の大会ではどれくらいの賞金やポイントが獲得できるのかまとめてみました!
マスターズの大会一覧
大会 | 開催国 | 開催時期 | コート |
インディアンウェルズ | アメリカ | 3月2週〜3週 | ハード |
マイアミ | アメリカ | 3月3週〜4週 | ハード |
モンテカルロ | モナコ | 4月3週 | クレー |
マドリード | スペイン | 5月2週 | クレー |
ローマ | イタリア | 5月3週 | クレー |
モントリオール トロント |
カナダ | 8月2週 | ハード |
シンシナティ | アメリカ | 8月3週 | ハード |
上海 | 中国 | 10月2週 | ハード |
パリ | フランス | 10月5週 | ハード |
マスターズ大会は全部で9大会で、サーフェスはハードとクレーしかなく、グラスはありません。
しかしこうしてみてみるとアメリカでの開催が多いですよね。マスターズの9大会のうち3大会、つまり3分の1がアメリカで開催されています。アメリカは全米オープンもありますから凄いですね。
マスターズの大会はほとんどのトップ選手が出場するのでグランドスラムと同じくらい優勝するのは難しいです。
むしろマスターズの場合、グランドスラムと違ってマイアミとインディアンウェルズ以外はドローサイズが64になるので序盤からかなりランキングの高い相手と戦わなければなりません。
そのため勝ち上がるのが難しくなるという点もあります。
ちなみに少し前まではマスターズ大会の決勝は5セットマッチだったのですが、変更されて現在は全ての試合が3セットマッチになっています。
獲得賞金
優勝 | 1億円〜1億3000万円 |
準優勝 | 5000万円〜6500万円 |
ベスト4 | 2600万円〜3200万円 |
ベスト8 | 1300万円〜1600万円 |
4回戦 (ドロー数128の場合のみ) |
870万円 |
3回戦 | 460万円〜680万円 |
2回戦 | 250万円〜360万円 |
1回戦 | 150万円〜200万円 |
予選2回戦 | 45万円〜57万円 |
予選1回戦 | 22万円〜30万円 |
グランドスラムの大会では優勝賞金に1億円以上差がありますが、マスターズ大会はそれほど大きな差はありませんでした。
ただマスターズの場合は一番高くても1億3000万円くらいなので、グランドスラムの大会の半分に届かないくらいですね。
それでも1億円ということで、優勝したら宝くじが当たったくらいのお金が貰えるわけですが 笑
獲得ポイント
優勝 | 1000 |
準優勝 | 600 |
ベスト4 | 360 |
ベスト8 | 180 |
3回戦 | 90 |
2回戦 | 45 |
1回戦 | 10 |
予選突破 | 25 |
予選2回戦 | 16 |
予選1回戦 | 0 |
(ドロー数が128のインディアンウェルズとマイアミは2回戦が25ポイントになり、あとはそのまま一つずつ上にずれます。)
ポイントについてはグランドスラムのポイントを半分にした感じになっています。
ただグランドスラムのベスト4は720ポイントなのでマスターズで準優勝をするより多くのポイントを獲得できるようになっています。
マスターズの予選は2回勝てば本戦です。しかし本戦に上がった時に貰えるポイントはグランドスラムと同じ25ポイントなのでその点はグランドスラムの大会より楽にポイントを稼げると言えますね。
あと本戦ストレートインで1回戦敗退した選手は10ポイントしか貰えませんが、予選を突破し本戦の1回戦で敗退した場合は、予選突破の25ポイントと1回戦敗退の10ポイントを足して35ポイント獲得できます。
ただ最初にも言いましたが、ドロー数が少ないためマスターズは序盤からかなりランキングの高い選手と戦うことになります。なので結局はグランドスラムよりもポイントを稼ぐという点では割に合わないかもしれませんね。
ではマスターズ大会の獲得賞金やポイントついてまとめてみました。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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