こんにちは、ケイです。今回は5月に行われるクレーのマスターズ2連戦の内の一つ、スペイン・マドリードで開催される「ムチュア・マドリード・オープン」の賞金や獲得できるポイント、歴代優勝者についてまとめていきます。
【男子のツアー大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
マドリードオープンの賞金とポイント
シングルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 1000 | 約1億5600万円 |
準優勝 | 600 | 約7900万円 |
ベスト4 | 360 | 約4000万円 |
ベスト8 | 180 | 約2000万円 |
ベスト16 | 90 | 約1000万円 |
2回戦 | 45 | 約540万円 |
1回戦 | 10 | 約300万円 |
予選勝者 | 25 | |
予選2回戦 | 16 | 約110万円 |
予選1回戦 | 0 | 約59万円 |
マドリードオープンはマスターズ9大会の中で最も優勝賞金額が高く1億5000万円を超えています。
グランドスラムで一番優勝賞金額が低い全仏オープンは3億円弱といったところですから、その半分くらいの金額となっており、ツアーの中でも非常に高額な賞金設定になっていますね。
また2019年からは予選と1回戦の賞金が大幅に増額され、予選1回戦敗退でも約60万円の賞金を得ることができます。
これは下部ツアーのチャレンジャーでベスト4へ進出したのと同じくらいの金額となっています。


ダブルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 1000 | 約4600万円 |
準優勝 | 600 | 約2200万円 |
ベスト4 | 360 | 約1100万円 |
ベスト8 | 180 | 約570万円 |
ベスト16 | 90 | 約300万円 |
1回戦 | 0 | 約160万円 |
大会概要
大会名 | ムチュア・マドリード・オープン |
グレード | ATP1000(マスターズ) |
開催場所 | スペイン・マドリード |
開催時期 | 5月第2週 |
出場選手数 | シングルス 56人 ダブルス 24組 |
賞金総額 | 約8億4900万円 |
URL | ATP公式サイト大会ページ 大会公式サイト |
歴代優勝者と上位成績者
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2005 | R・ナダル | I・リュビチッチ | D・ナルバンディアン G・ジネプリ |
2006 | R・フェデラー | F・ゴンザレス | D・ナルバンディアン T・ベルディヒ |
2007 | D・ナルバンディアン | R・フェデラー | N・キファー N・ジョコビッチ |
2008 | A・マレー | G・シモン | R・ナダル R・フェデラー |
以降クレーコートにサーフェスが変更 | |||
2009 | R・フェデラー | R・ナダル | N・ジョコビッチ J・M・デルポトロ |
2010 | R・ナダル | R・フェデラー | D・フェレール N・アルマグロ |
2011 | N・ジョコビッチ | R・ナダル | R・フェデラー T・ベルッチ |
2012 | R・フェデラー | T・ベルディヒ | J・M・デルポトロ J・ティプサレビッチ |
2013 | R・ナダル | S・ワウリンカ | T・ベルディヒ P・アンドゥハル |
2014 | R・ナダル | 錦織圭 | D・フェレール R・バウティスタアグート |
2015 | A・マレー | R・ナダル | 錦織圭 T・ベルディヒ |
2016 | N・ジョコビッチ | A・マレー | R・ナダル 錦織圭 |
2017 | R・ナダル | D・ティエム | N・ジョコビッチ P・クエバス |
2018 | A・ズベレフ | D・ティエム | D・シャポバロフ K・アンダーソン |
2005年以降で見ると2007年優勝のナルバンディアン選手と2018年のズベレフ選手以外は必ずビッグ4の誰かがタイトルを獲得していますね。
ナダル選手のクレーでの強さには驚かされます。サーフェスがクレーに変更された2009年以降の成績を見ると、ほとんどベスト4以上の成績で優勝も4回です。
ただ他の3人もハードコート時代も含めれば2回以上タイトルを獲得しています。ローマやモンテカルロなど他のクレーのマスターズと比べると、ナダル選手だけがタイトルを独占しているわけではないです。それでもかなりの割合でナダル選手ですが。。
ビッグ4に次いで現役で成績が良いのは2018年に優勝を果たしたズベレフ選手、次いで準優勝2回のティエム選手。この2人は近年急激に結果を残し始めたばかりですが、すでにベテラン勢を抜いてビッグ4に次ぐ成績を残しています。
特にティエム選手は2018年の準々決勝でナダル選手に勝利していますし、次期クレーキングの最有力候補です。
その次を追うのが準優勝1回とベスト4が2回ある錦織選手とベルディヒ選手。
錦織選手は2014年の大会で決勝で勝利まであと一歩の所までいくものの、怪我による無念の途中棄権。ただこの時のクレーでナダル選手を圧倒するほどのテニスは世界を驚かせました。
ではムチュア・マドリード・オープンの獲得賞金やポイント、歴代優勝者ついてまとめてみました。ここまで読んでくださってありがとうございました!

