アレクサンダー・ズベレフ|プレースタイルや戦績

ツアーファイナルのタイトルも獲得し、すでにマスターズでも何度も優勝経験のある若手テニス選手でドイツのアレクサンダー・ズベレフ選手についてプレースタイルやランキング、ツアーでの成績などをまとめていきます。

(2021,5,2更新)

プロフィール

 年齢 24歳
 国 ドイツ
 身長 198cm
 体重 90kg
 利き手 右
 バックハンド 両手
 プロ転向 2013年(16歳)
 憧れだった選手 R・フェデラー
 趣味 バスケ、ゴルフ
 ATP公式サイト 選手ページ

 

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タイトル・グランドスラムの成績・ランキングの推移

ツアーでの成績

キャリアタイトル

ツアータイトル14勝
グレード別
ツアーファイナル1
マスターズ3
ATP5003
ATP2507
サーフェス別
ハード8
クレー3
グラス0

キャリアタイトルは14勝

最もグレードの高いタイトルは2018年に優勝したツアーファイナル

決勝でジョコビッチ選手に勝利して獲得したビッグタイトルです。

さらにマスターズでも3つのタイトルを獲得しており、初めてマスターズで優勝したのは2017年のBNLイタリア国際(ローマ・クレー)となっています。

初タイトルを獲得したのは2016年のサンクトペテルブルク(ATP250・ハード)。

グランドスラムの最高成績

 全豪オープンベスト4
 全仏オープンベスト8
 ウィンブルドン4回戦
 全米オープン準優勝
  • グランドスラム全体の最高成績は2020年全米オープンの準優勝。
  • 長くグランドスラムでは好成績を残せていませんでしたが、ついに2020年の全米でグランドスラム初の決勝進出。
  • 3度目の準々決勝となった2020年の全豪で初のベスト4入り。
  • グランドスラム12回目の本戦出場となった2018年の全仏で初のベスト8入り。

マスターズの最高成績

 インディアンウェルズ4回戦
 マイアミ準優勝
 モンテカルロベスト4
 マドリード優勝
 ローマ優勝
 カナダ優勝
 シンシナティ2回戦
 上海準優勝
 パリ準優勝
  • マスターズの全体の最高成績は優勝
  • マドリード、ローマ、カナダの3大会で優勝を果たしています。
  • マイアミ、上海、パリでも準優勝していますし、インディアンウェルズとシンシナティ以外の7大会ではベスト8以上に進出しており、マスターズでは非常にいい成績を残しています。

キャリアハイランキングの推移

 トップ1002015年(18歳)
 トップ502016年(19歳)
 トップ202017年(20歳)
 トップ102017年(20歳)
 トップ52017年(20歳)
 トップ32017年(20歳)
 キャリアハイ|3位2017年(20歳)

シーズンランキングの推移

 2013 809
 2014 136
 2015 83
 2016 24
 20174
20184
20197
20207

勝敗

キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は256勝130敗(勝率66%)

【サーフェス別】

  • クレー|78勝34敗(勝率69%)
  • グラス|24勝14敗(勝率63%)
  • ハード|154勝82敗(勝率65%)

通算の勝率は7割に迫るほど。

通算200勝達成。

サーフェス別で見るとクレーでの勝率が最も高く約70%。

ただハードやグラスも低いわけではなく6割は超えています。

獲得賞金

キャリア通算の獲得賞金は約2300万ドル(約25億円)

1シーズン平均にすると約2億8000万円になります。

ズベレフ選手のプレースタイル

ズベレフ選手のプレースタイルは攻撃型オールラウンダーで、武器は高いレベルのストロークとサーブです。

この若さにしてすべてのショットの完成度がとてつもなく高いです。メンタル面でまだ少し不安がある時がありますが、それ以外はこれといった弱点が見当たりません。

オールラウンダーと言ってもオールラウンダーの頂点であるフェデラー選手とは少しタイプが違い、フェデラー選手より若さと体格がある分パワーが上です。ただテクニックはまだ及びません。

サーブとフォアが強い選手の多くはバックハンドが弱点になる事が多いのですが、ズベレフ選手はバックハンドのレベルも非常に高いです。世界トップクラスとまではいきませんが、かなり良いバックハンドを打ちます。

スタッツ

(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)

ズベレフ錦織圭フェデラー
エースの数
(1試合平均)
3227本
(8.3本)
1929本
(3.2本)
11299本
(7.4本)
1stサーブ
ポイント獲得率
73%71%77%
2ndサーブ
ポイント獲得率
49%53%57%
サービスゲーム
キープ率
81%80%89%
1stサーブ
リターンポイント獲得率
30%31%33%
2ndサーブ
リターンポイント獲得率
50%53%51%
リターンゲーム
ブレーク率
24%27%27%

サービスゲームの勝率が8割越えと非常に高く、エースも1試合平均で8本を超えているのでサーブ力は非常に高いことがわかります。

リターンのポイント獲得率もかなり良いですが、錦織選手やフェデラー選手と比べるとリターンゲーム取得率(ブレーク率)がやや低いので、相手のサービスゲームでポイントは取れるけど連続してポイントを取ることができていないのかもしれませんね。

得意なコートサーフェス

これまでの成績から見るとズべレフ選手の最も得意なコートサーフェスはクレーです。

ツアーでの勝敗を見てもクレーの勝率が最も高いですし、クレーの大会ではマドリード、ローマと2つのマスターズで優勝している経験もあります。

ただクレーと言ってもズべレフ選手の場合はやや早めのクレーが得意で、逆にモンテカルロのようなかなり遅めのクレーはそこまで得意ではありません。

またズべレフ選手が苦手としている傾向があるのはインドアのハードコート

インドアのハードコートは早いサーフェスが多く、ズべレフ選手は早いサーフェスは勝率がやや低めとなっています。

しかしここ数年の成績を見ると2018年のツアーファイナルでは優勝していますし、2019年には上海のマスターズで決勝まで残っています。

最近はそこまで苦手とも言えず、かなり早いサーフェスでも実力を発揮できています。

主な経歴

チャレンジャーで初タイトル、ATP500でベスト4

プロ転向したばかりのズベレフ選手はシーズン序盤はチャレンジャーやATP250の予選を中心に周っていましたが、7月にはチャレンジャー初タイトル。

さらにドイツ・ハンブルクのATP500でWCを貰いなんとベスト4まで勝ちあがります。

準決勝では当時7位のフェレール選手に完敗しましたが、衝撃的な活躍を見せました。

2015年にトップ100入り、19歳でツアー初タイトル

昨シーズンとは違い、自力でツアーの大会に出られるくらいまでランキングを上げてきたズベレフ選手は、スイス・バスタッドのATP250でベスト4、アメリカ・ワシントンのATP500でもベスト8に入ります。

その活躍もありランキングもついに100位を切りました。

5月にフランス・ニースのATP250でツアー初の準優勝を果たすと、ドイツ・ハレのATP500の準決勝では当時世界3位のフェデラー選手にグラスコートで勝利し決勝まで進みました。

そして9月、サンクトペテルブルクのATP250で準決勝では9位のベルディヒ選手、決勝では3位のワウリンカ選手を破る驚異的な快進撃でツアー初タイトルを獲得。

シーズン終盤にはトップ20入りを果たすことに。

ローマのマスターズでマスターズ初のタイトルを獲得

シーズン序盤にモンペリエのATP250でタイトルを獲得すると、ミュンヘンの250でも優勝。さらにクレーシーズンではローマのマスターズで決勝でジョコビッチ選手を破りマスターズ初タイトルを20歳にして早くも獲得。
さらにその後、ワシントンのATP500でもタイトルを獲得、そして翌週に行われたカナダでのマスターズで決勝でフェデラー選手を破りマスターズ2つ目のタイトルを獲得。
マスターズの決勝でビッグ4相手に勝つだけでもとんでもない事なのに、いずれもストレートでの勝利。
さらにこの年はツアーファイナルにも初出場を果たします。

シーズン毎の成績

2015年

  • 83位
  • ATP500|ワシントン(ベスト8)
  • ATP250|バスタッド(ベスト4)
  • チャレンジャー|1大会(優勝) 1大会(ベスト4)

2016年

  • 24位
  • ツアータイトル1勝
  • グランドスラム|ウィンブルドン、全仏(3回戦)
  • マスターズ|インディアンウェルズ、上海(ベスト16)
  • ATP500|ハレ(準優勝) ワシントン(ベスト4) 北京、ロッテルダム(ベスト8)
  • ATP250|サンクトペテルブルグ(優勝) ニース(準優勝) ストックホルム、ミュンヘン、モンペリエ(ベスト4)

2017年

  • 4位
  • ツアータイトル5勝
  • グランドスラム|ウィンブルドン(ベスト16) 全豪(3回戦)
  • マスターズ|カナダ、ローマ(優勝) マイアミ、マドリード(ベスト4)
  • ATP500|ワシントン(優勝) ハレ(準優勝) 北京(ベスト4) ウィーン(ベスト8)
  • ATP250|ミュンヘン、モンペリエ(優勝) スヘルトーヘンボス(ベスト4)

2018年

  • 4位
  • ツアータイトル4勝
  • グランドスラム|全仏(ベスト8) 全米、ウィンブルドン、全豪(3回戦)
  • ツアーファイナル(優勝)
  • マスターズ|マドリード(優勝) マイアミ、ローマ(準優勝) 上海、モンテカルロ(ベスト4) カナダ、パリ(ベスト8)
  • ATP500|ワシントン(優勝) バーゼル、アカプルコ(ベスト4)
  • ATP250|ミュンヘン(優勝)

2019年

  • 7位
  • ツアータイトル1勝
  • グランドスラム|全仏(ベスト8) 全米、全豪(ベスト16)
  • マスターズ|上海(準優勝) カナダ、マドリード(ベスト8)
  • ATP500|アカプルコ(準優勝) 北京、ハンブルク(ベスト4) ハレ(ベスト8)
  • ATP250|ジュネーブ(優勝)

2020年

  • 7位
  • ツアータイトル2勝
  • グランドスラム|全米(準優勝)  全豪(ベスト4) 全仏(ベスト16)
  • マスターズ|パリ(準優勝)
  • ATP250|ケルン1、ケルン2(優勝)

 

ではアレクサンダー・ズベレフ 選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

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