こんにちは、ケイです。今回は男子テニスのツアー下部大会で全ての選手の登竜門とも言える、チャレンジャー大会の獲得できる賞金やポイントについてまとめていこうと思います。
チャレンジャー大会
チャレンジャー大会は世界中で年間150大会以上開催されていて、主にランキング80位〜300位周辺の選手が主戦場とする大会です。
しかしトップ選手が調整目的で出場したり、一時的にランキングを落としてしまった場合などにも出場するのでいくら下部大会といえども大会によってはかなりレベルが高くなることもあります。特にグラスコートシーズンはウィンブルドンに向けて調整できる期間と硬式ツアーの大会数が少なく、ランキング50位以内の選手でもチャレンジャー大会に出る事が結構あります。
さらに実力が未知数のプロに転向したばかりの若手選手も多く出場していますので、チャレンジャータイトル獲得は簡単な事ではありません。
また2018年現在で日本でも、「慶應チャレンジャー」「島津全日本国内テニス選手権大会」「兵庫ノアチャレンジャー」の3大会が開催されています。(ダンロップスリクソンワールドチャレンジは2017年で終了)
各ラウンドの賞金
1回戦 | 5万円〜14万円 |
2回戦 | 9万円〜23万円 |
ベスト8 | 16万円〜40万円 |
ベスト4 | 27万円〜70万円 |
準優勝 | 46万円〜120万円 |
優勝 | 79万円〜200万円 |
通常のツアーと比べるとかなり賞金額はかなり低めになっています。ツアーで一番下のグレードに当たるATP250でも優勝賞金は少なくとも1000万円以上はありますから5倍以上の大きな差がついているのが分かります。
また同じチャレンジャーの中でも賞金額に2倍以上の差がついており、当然ですが賞金額が高いほど強い選手が集まってきます。
通常のツアーでは大会期間中の食事が無料だったり、ホテルからの移動は大会側が負担するなどいろいろサービスが多いですが、チャレンジャーツアーでは規模の小さい大会になるとそういった負担も全て自己負担になります。テニスも大きな大会になれば華々しく豪華なイメージがありますが、規模の小さいチャレンジャーレベルの大会だとかなり対応が違ってきますね。
各ラウンドのポイント
予選勝者 | 3〜5 |
1回戦 | 0 |
2回戦 | 6〜10 |
ベスト8 | 15〜25 |
ベスト4 | 29〜45 |
準優勝 | 48〜75 |
優勝 | 80〜125 |
チャレンジャー大会には優勝した時に獲得できるポイントが125、110、100、90、80と5段階に分かれています。それに応じて大会全体のポイントも変わるようになっており、当然の事ながら賞金と同じように高いポイントを獲得できる大会ほど出場選手のレベルが上がります。
125と言えば、ATP250の準優勝ポイントである150とほとんど大差無いですから、ランキング50前後の選手が出場してきてもなんら不思議では無いですよね。
そう考えてみると、先ほど賞金では公式ツアーで一番下のグレードであるATP250と大きく差がついている事がわかる結果になりましたが、ポイントでは約2倍の差なのでそれほど大きな差はついていませんね。
ではチャレンジャー大会で獲得できる賞金やポイントついてまとめてみました。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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