NEXT GEN ATPファイナルズの賞金とポイント

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2017年から新設された21歳以下の男子テニス選手、いわゆるNEXT GENのツアーファイナルである「NEXT GEN ATP ファイナルズ」の賞金やポイント、大会概要、歴代優勝者についての情報をまとめていきます。

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賞金総額

2019年大会の賞金総額は$1,400,000(約1億5000万円)

昨年から約4.8%アップで昨年とほぼ同じ上昇率。

【過去数年間の推移】

ドル日本円上昇率
2019$1,400,000¥149,800,000+4.8%
2018$1,335,000¥142,845,000+4.7%
2017$1,275,000¥136,425,000

賞金・ポイント

結果ポイント 賞金(ドル) 賞金(日本円)
 優勝$250,000¥26,750,000
 準優勝$140,000¥14,980,000
ベスト4$63,000¥6,741,000
 予選1勝毎に$33,000¥3,531,000
 大会出場$56,000¥5,992,000
 補欠登録$16,000¥1,712,000

昨年と同様に今年もNEXT GEN ATP ファイナルズではATPポイントはありません。

賞金のシステムは変わらず大会出場、予選の勝利、決勝トーナメントでのボーナスと3段階で賞金が増えていきます。

全勝で優勝した場合は$56000(大会出場)+$99000(予選3勝)+$250000(優勝ボーナス)これに無敗ボーナスである$24000が加わり$429000(約4500万円)となります。

無敗ボーナスはその名の通り2勝1敗で予選を突破して優勝した場合は無しになります。

参考までにATP500の優勝賞金の平均がだいたい5000万円で4500万円と言うとそれに引けを取らないくらいです。

基本的に21歳以下の選手と言うとATP500の本選に出場できる選手はまだごく一部の選手だけで、ATP250やチャレンジャーを主戦場としている選手がほとんどで、この賞金額は今後ツアーを周るための資金確保の点でも若手選手の助けになりそうですね。

【賞金額推移】

優勝予選1勝
大会出場
2017年$225,000$30,000$50,000
2018年
$235,000$32,000$52,000
+4.4%+6.7%
+4.0%
2019年$250,000$33,000$56,000
+6.3%+3.1%+7.8%

前年から上昇率が高かったのは大会出場での賞金額。

逆に上昇が低かったのが予選での賞金額。ただ2017年から18年での上昇が高かったので今年で上昇幅を合わせた感じになりました。

大会概要

 大会名Next Gen ATP Finals
 グレード –
 開催場所 イタリア・ミラノ
 開催時期 11月第2週
 出場選手数8人
 サーフェス ハード
 ATP公式サイト 大会情報

Next Gen ATP Finalsは2017年から新設された大会で現状では2021年までの開催が予定されています。

出場する選手はレースランキングで21歳以下の上位7人とワイルドカード1人。

この大会のフォーマットやルール、参加資格などの詳しい記事はこちら。

歴代の優勝者と上位成績者

優勝準優勝ベスト4
2017チョン・ヒョンA・ルブレフD・メドベデフ
B・チョリッチ
2018S・チチパスA・デミノーA・ルブレフ
J・ムナル

初開催の2017年大会で初代チャンピオンとなったのは、韓国のチョン・ヒョン選手です。6番手での出場ながら全勝で優勝を果たしました。

現状では唯一2年連続で決勝トーナメントに進出しているのがロシアのアンドレイ・ルブレフ選手。21歳以下という条件がある以上、出場チャンス自体が少ないので2年連続で好成績を残すのはかなり難しいことです。

第2回の優勝となったのがギリシャのステファノス・チチパス選手。こちらも初代チャンピオンのチョン・ヒョン選手と同様に全勝での優勝。さらに2019年には21歳以下でありながらATP FINALへの出場権を獲得しています。

さらにメドベージェフ選手やチョリッチ選手、デミノー選手など後にツアーで大きく活躍することになる選手がこの大会で結果を残していますね。

 

ではNEXT GEN ATP ファイナルズの獲得賞金やポイント、歴代優勝者については以上です。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

NEXT GEN ATP ファイナルズに関する記事はこちら。

 

その他テニス関連の記事はこちらにまとめてあります。

テニス選手情報、過去の大会結果まとめ