ウィンブルドンに出場した歴代日本人選手の最高成績

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この記事ではこれまでにウィンブルドンに出場した主な日本人選手の最高成績を一覧にしてまとめていきます。

オープン化以前とオープン化以降では大きく状況が異なるため、オープン化以降(1968年以降)の日本人選手についての情報をまとめていきます。

(2022.7更新)

男子シングルスの最高成績

黄色マーカーは現役選手)

選手最高成績達成年
錦織圭ベスト8(2回)2018.19
松岡修造ベスト81995
坂井利郎3回戦1973
添田豪2回戦(2回)2012,13
西岡良仁2回戦2021
杉田祐一2回戦2017
鈴木貴男2回戦2003
ダニエル太郎1回戦(4回)2016,17,18.22
内山靖崇1回戦(3回)2018.19.21
伊藤竜馬1回戦(2回)2012,14
守屋宏紀1回戦2015

オープン化以降にウィンブルドンで最も良い成績を残した日本人選手は錦織圭選手で2度のベスト8。

次いで1度ベスト8進出を果たした松岡選手が2番目となっています。

テニス選手としての成績だけ見れば錦織選手の方がかなり上ですが、ウィンブルドンに関しては強力なサーブを持つ松岡選手と相性が非常に良く、逆に錦織選手はグラスは現状では苦手としているサーフェスなのでこのような結果になっていると思います。

テレビではお笑い芸人ばりに面白いキャラの松岡修三さんですが、こうして歴代日本人選手の結果を一覧化してみるとかなり凄い選手だった事が分かりますね。

そして1973年に3回戦進出を果たしている坂井利郎選手。オープン化以降すぐの1970年代に男子テニスで活躍しキャリアハイでは75位も記録しています。

2012年と13年に2度の2回戦進出を果たしている添田豪選手。錦織選手が活躍する前から日本の男子テニス界を引っ張ってきたベテラン選手。

2回戦に進出したのは西岡選手、杉田選手、鈴木選手の3人となっています。

男子ダブルスの最高成績

選手最高成績達成年
マクラクラン勉ベスト8(2回)2018.21
トーマス嶋田2回戦(2回)2000,01
錦織圭2回戦2011
西岡良仁1回戦2021
岩渕聡1回戦2000

ウィンブルドン男子ダブルスでオープン化以降最も良い成績を残したのはマクラクラン勉選手で、2018年にドイツのストルフ選手とのペアでベスト8進出を果たしています。

2017年にニュージーランドから日本へ国籍を移し、そこからダブルスで飛躍的な活躍を見せています。

次いで2000年と01年に2回戦進出があるトーマス嶋田選手。アメリカ生まれでジュニア時代は非常に活躍をした選手でプロ入り後も期待の若手でしたが、右肩の怪我によりシングルスは断念しダブルス専門の選手として活躍。

2011年に2回戦進出を果たした錦織圭選手。現在はシングルスへ専念するためグランドスラムでダブルスに出場することはありませんが、錦織選手のダブルスも見ていて面白いです。

女子シングルスの最高成績

選手最高成績達成年
伊達公子ベスト41996
杉山愛ベスト82004
沢松奈生子4回戦(2回)1992,94
土居美咲4回戦2016
 浅越しのぶ4回戦2003
佐藤直子4回戦1976
沢松和子3回戦(4回)1970,71,
74,75
大坂なおみ3回戦(2回)2017,18
遠藤愛3回戦(2回)1992,94
雉子牟田直子3回戦1997
平木理化3回戦1992
雉子牟田明子3回戦1988
 井上悦子3回戦1988
神尾米3回戦1995
 岡本久美子3回戦1987
奈良くるみ2回戦(3回)2010,14,15,16
森田あゆみ2回戦(2回)2010,12
森上亜希子2回戦(2回)2005,07
中村藍子2回戦(2回)2005,07
 小畑沙織2回戦(2回)2002,04
宮城ナナ2回戦(2回)1994,98
本玉真唯
2回戦2022
 日比野菜緒2回戦2021
佐伯美穂2回戦1999
吉田友佳2回戦1997
中塚京子2回戦1995
木戸脇真也2回戦1991
藤原里華1回戦(2回)2005,08
 尾崎里沙1回戦2017

日本人女子シングルスでの最高成績は伊達公子選手が達成した1996年のベスト4。

2位は杉山愛選手の2004年ベスト8進出。

3位が92年と94年と2回の4回戦進出を果たしている沢松奈生子選手。

ここまでの上位3選手は1900年代〜2000年代初めに活躍した選手で、現在に至るまで10数年間この記録を超える事ができていません。

ただ現在はグランドスラムタイトルを持っている大坂なおみ選手の存在があります。

このウィンブルドンの成績ランキングでは17年と18年に2度の3回戦進出があり8位ですが、今後この日本人女子の最高成績ランキングトップへいく可能性は十分あります。

女子ダブルスの最高成績

選手最高成績達成年
杉山愛優勝2003
沢松和子優勝1975
青山修子ベスト4(2回)2013.21
柴原瑛菜ベスト42021
二宮真琴ベスト42017
沢松順子ベスト81970
宮城ナナ3回戦(4回)1994,97,98,03
 浅越しのぶ3回戦(2回)2003,05
雉子牟田直子3回戦(2回)1997,98
森田あゆみ3回戦2011
伊達公子3回戦2008
藤原里華3回戦2002
平木理化2回戦(4回)1996.99.00.01
中村藍子2回戦(3回)2005,07,08
森上亜希子2回戦(2回)2005,07
佐伯美穂2回戦(2回)1997,98
土居美咲2回戦(2回)2016.21
日比野菜緒2回戦2021
加藤美唯2回戦2016
穂積絵莉2回戦2016
奈良くるみ2回戦2015
吉田友佳2回戦1997
沢松奈生子2回戦1992
雉子牟田明子2回戦1992
木戸脇真也2回戦1991
佐藤直子2回戦1982
中塚京子1回戦(3回)1993,95,96
井上悦子1回戦(2回)1984,87
 岡本久美子1回戦(2回)1987,88
神尾米1回戦(2回)1994,95
大坂なおみ1回戦2017
大前綾希子1回戦2017
波形純理1回戦2008

女子ダブルスで最も成績が良いのは杉山愛選手と沢松和子選手。

杉山選手は2003年、沢松選手は1975年にそれぞれ優勝を果たしています。

そして3位タイとなっているのが二宮真琴選手と青山修子選手。どちらも現役の選手でペアを組むこともあります。

二宮選手についてはまだ若く、今後さらに成績を伸ばしていくのが楽しみですね。

青山選手もダブルス専門で活動し、30代にはなりましたが現在も日本の女子ダブルスでは最前線で活躍しています。ダブルスは結構長く続けられるので今後の活躍もまだまだ期待できそうですね。

 

ではウィンブルドンの主な日本人選手の最高成績については以上です。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

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