錦織圭とBIG4やトップ選手との対戦成績を一覧にしてまとめていきます。
日本を代表するプレイヤーが世界のトッププレイヤー達にどれくらいの対戦成績を残しているのか見ていきましょう。
(2024,4更新)
錦織圭とBIG4の対戦成績
まずは男子テニスに君臨する歴代でもトップクラスのプレイヤーであるBIG4との対戦成績。
勝 | 負 | 勝率 | |
ビッグ4 | 9 | 47 | 16% |
ロジャー・フェデラー | 3 | 8 | 28% |
ラファエル・ナダル | 2 | 12 | 14% |
ノバク・ジョコビッチ | 2 | 18 | 10% |
アンディ・マレー | 2 | 9 | 18% |
最も負け越しが多いのが対ジョコビッチ選手。対BIG4で初めて勝利できたのがジョコビッチ選手でしたが、今ではかなり大きく負け越しています。
最も成績が良いのは対フェデラー選手。天才肌でタッチセンスも素晴らしい選手同士なので毎試合、驚くようなショットの連発で見ていて非常に面白い対戦です。
勝率は2割弱といった所ですが、BIG4全員に対して2勝以上の勝利を挙げています。
この凄さは正直伝わりにくいかもしれませんが、これは本当に凄い事でBIG4以外の現役選手では一握りの選手しか達成できていない偉業となっています。
対BIG4初勝利となったのが2011年のATP250バーゼル(現在はATP500)でジョコビッチ選手に勝利しています。
そして勝利できたのが一番遅かったのがナダル選手で、2015年のマスターズ・カナダで初めての勝利を果たしました。
対戦成績の詳細な情報はこちら。
サーフェス別
サーフェス別で見た対戦成績。
ハード | クレー | グラス | |
フェデラー | 2勝6敗 | 1勝0敗 | 0勝2敗 |
ナダル | 2勝4敗 | 0勝6敗 | 0勝2敗 |
ジョコビッチ | 2勝11敗 | 0勝6敗 | 0勝1敗 |
マレー | 2勝7敗 | 0勝2敗 | 0勝0敗 |
現状では唯一勝ち越しているのが対フェデラー選手のクレー。
しかしクレーではフェデラー選手以外からは勝利を挙げられておらず、グラスではまだ誰からも勝利できていません。
ハードでは全ての選手から2勝を挙げているので、今後も対BIG4で最も勝てる可能性が高いのはハードになってくると思います。
ただ錦織選手は最近ではクレーでの勝率が一番高くなってきているので、ナダル選手は簡単では無いにしても他の3人に対しては十分可能性はあります。
トップ選手との対戦成績
最高順位 | 選手 | 勝 | 負 | 勝率 |
対トップ選手 | 73 | 57 | 56% | |
1位 | ダニール・メドベージェフ | 2 | 3 | 40% |
1位 | ファン・カルロス・フェレーロ | 1 | 1 | 50% |
1位 | レイトン・ヒューイット | 0 | 2 | 0% |
1位 | アンディ・ロディック | 0 | 1 | 0% |
2位 | アレクサンダー・ズベレフ | 1 | 5 | 17% |
2位 | トミー・ハース | 0 | 1 | 0% |
3位 | ステファノス・チチパス | 1 | 1 | 50% |
3位 | グリゴール・ディミトロフ | 5 | 1 | 83% |
3位 | マリン・チリッチ | 9 | 6 | 60% |
3位 | スタン・ワウリンカ | 4 | 7 | 36% |
3位 | ファン・マルティン・デルポトロ | 2 | 6 | 25% |
3位 | ミロシュ・ラオニッチ | 5 | 2 | 71% |
3位 | ドミニク・ティエム | 3 | 2 | 60% |
3位 | ダビド・フェレール | 10 | 4 | 71% |
3位 | イヴァン・リュビチッチ | 0 | 2 | 0% |
3位 | ダビド・ナルバンディアン | 0 | 1 | 0% |
3位 | ニコライ・ダビデンコ | 2 | 0 | 100% |
4位 | トマーシュ・ベルディヒ | 5 | 1 | 83% |
4位 | ジェームズ・ブレイク | 3 | 1 | 75% |
4位 | ロビン・ソダーリング | 0 | 1 | 0% |
5位 | テイラー・フリッツ | 3 | 1 | 75% |
5位 | アンドレイ・ルブレフ | 2 | 0 | 100% |
5位 | ケビン・アンダーソン | 5 | 4 | 56% |
5位 | ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 6 | 3 | 67% |
5位 | トミー・ロブレド | 3 | 0 | 100% |
5位 | ライナー・シュットラー | 1 | 1 | 50% |
これほどのトップ選手達に対して5割以上の勝率を出しているのは驚異的。
勝ち越しの数が多いのは2019年のマドリードで引退したフェレール選手や元世界4位のベルディヒ選手とどちらもベテラン選手。
逆に相性が悪いのはワウリンカ選手、ズベレフ選手、デルポトロ選手となっていて、この3人はビッグサーブを持ちストロークにもパワーがあるという共通点もあるので、こういったタイプの選手をどう攻略していかは課題になってきそうですね。
では錦織圭のBIG4やトップ選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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