錦織圭とBIG4やトップ選手との対戦成績を一覧にしてまとめていきます。
日本を代表するプレイヤーが世界のトッププレイヤー達にどれくらいの対戦成績を残しているのか見ていきましょう。
(2020,3月更新)
錦織圭とBIG4の対戦成績
まずは男子テニスに君臨する歴代でもトップクラスのプレイヤーであるBIG4との対戦成績。
BIG4 | 9勝44敗 | 17% |
ロジャー・フェデラー | 3勝8敗 | 28% |
ラファエル・ナダル | 2勝11敗 | 15% |
ノバク・ジョコビッチ | 2勝16敗 | 11% |
アンディ・マレー | 2勝9敗 | 18% |
最も負け越しが多いのが対ジョコビッチ選手。対BIG4で初めて勝利できたのがジョコビッチ選手でしたが、今ではかなり大きく負け越しています。
最も成績が良いのは対フェデラー選手。天才肌でタッチセンスも素晴らしい選手同士なので毎試合、驚くようなショットの連発で見ていて非常に面白い対戦です。
勝率は2割弱といった所ですが、BIG4全員に対して2勝以上の勝利を挙げています。
この凄さは正直伝わりにくいかもしれませんが、これは本当に凄い事でBIG4以外の現役選手では一握りの選手しか達成できていない偉業となっています。
対BIG4初勝利となったのが2011年のATP250バーゼル(現在はATP500)でジョコビッチ選手に勝利しています。
そして勝利できたのが一番遅かったのがナダル選手で、2015年のマスターズ・カナダで初めての勝利を果たしました。
対戦成績の詳細な情報はこちら。
サーフェス別
サーフェス別で見た対戦成績。
ハード | クレー | グラス | |
フェデラー | 2勝6敗 | 1勝0敗 | 0勝2敗 |
ナダル | 2勝4敗 | 0勝5敗 | 0勝2敗 |
ジョコビッチ | 2勝9敗 | 0勝6敗 | 0勝1敗 |
マレー | 2勝7敗 | 0勝2敗 | 0勝0敗 |
現状では唯一勝ち越しているのが対フェデラー選手のクレー。
しかしクレーではフェデラー選手以外からは勝利を挙げられておらず、グラスではまだ誰からも勝利できていません。
ハードでは全ての選手から2勝を挙げているので、今後も対BIG4で最も勝てる可能性が高いのはハードになってくるでしょう。
ただ錦織選手は最近ではクレーでの勝率が一番高くなってきているので、ナダル選手は簡単では無いにしても他の3人に対しては十分可能性はあります。
トップ選手との対戦成績
トップ選手 | 58勝40敗 | 59% |
スタン・ワウリンカ | 4勝7敗 | 36% |
マリン・チリッチ | 9勝6敗 | 67% |
グリゴール・ディミトロフ | 4勝1敗 | 80% |
アレクサンダー・ズベレフ | 1勝2敗 | 33% |
ダビド・フェレール | 10勝4敗 | 71% |
ミロシュ・ラオニッチ | 5勝2敗 | 71% |
トマーシュ・ベルディヒ | 5勝1敗 | 83% |
ファン・マルティン・デルポトロ | 2勝6敗 | 25% |
ドミニク・ティエム | 3勝2敗 | 60% |
ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 6勝3敗 | 66% |
ケビン・アンダーソン | 6勝4敗 | 60% |
ステファノス・チチパス | 1勝0敗 | 100% |
ダニール・メドベージェフ | 2勝2敗 | 50% |
これほどのトップ選手達に対して6割近い勝率を出しているのは驚異的。
勝ち越しの数が多いのは2019年のマドリードで引退したフェレール選手や元世界4位のベルディヒ選手とどちらもベテラン選手。
負け越している選手はワウリンカ選手、ズベレフ選手、デルポトロ選手でこちらも対戦回数の少ないズベレフ選手を除けば錦織選手より年上のベテラン選手となっています。
またこの3人はビッグサーブを持ちストロークにもパワーがあるという共通点もあるので、こういったタイプの選手をどう攻略していかは課題になってきそうですね。
では錦織圭のBIG4やトップ選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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