アレクセイ・ポピリン|プレースタイルや成績まとめ

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ジュニア時代は全仏オープンジュニアの優勝、ジュニアランキング2位という結果を残し、2019年の全豪では2回戦でティエム選手に勝利して話題になったオーストラリアのネクストジェンであるアレクセイ・ポピリン(Alexei Popyrin)選手。

今回はオーストラリア期待の若手であるポピリン選手のプロフィール、ツアーでの成績、ランキング、プレースタイルなどをまとめていきます。

(2021,6,2更新)

プロフィール

 年齢 21歳
生年月日 1999年8月5日
 出身地 オーストラリア・シドニー
 身長 196cm
 体重 78kg
 ウェア NIKE
 ラケット HEAD
 利き手
 バックハンド 両手
 プロ転向 2017年(18歳)
 好きなショット フォア
好きなコート ハード
クレー
好きな大会 全豪オープン
憧れだった選手 ファン・マルティン・デルポトロ
 趣味 スポーツ
読書
ゲーム
コーチ ベンジャミン・エブラヒムザデ

【ポピリン選手のインスタグラム】

キャリアタイトル

シングルスタイトル|1勝

  • 2021年のATP250シンガポールでツアー初タイトルを獲得。
  • 下部ツアーのチャレンジャーでは1つタイトルを獲得しており、2018年に19歳で優勝を果たしています。
グレード別
グランドスラム
マスターズ
ATP500
ATP250 1
サーフェス別
ハード 1
クレー
グラス

グランドスラム・マスターズの成績

グランドスラムの最高成績

 全豪オープン 3回戦
 全仏オープン 2回戦
 ウィンブルドン 2回戦
 全米オープン 3回戦
  • グランドスラムでの最高成績は3回戦
  • 2019年に2回目のグランドスラム本戦出場で早くも3回戦進出を達成。そのあとも同年の全米、翌年の全豪で3回戦進出を果たし、ハードコートのグランドスラムではかなり好成績を残しています。

マスターズの最高成績

 インディアンウェルズ 2回戦
 マイアミ 3回戦(ベスト32)
 モンテカルロ 2回戦
 マドリード 3回戦(ベスト16)
 ローマ
 カナダ
 シンシナティ
 上海
 パリ
  • マスターズの最高成績は3回戦(ベスト16)
  • 2021年のマドリードでマスターズ初のベスト16入りを達成
  • マスターズ本選の初勝利は初めて出場した2019年のインディアンウェルズ

ランキングの推移

キャリアハイの推移
 トップ100  2019年(19歳)
 キャリアハイ|61位  2021年(21歳)
年末ランキングの推移
 2017 622
 2018 147
2019 97
2020 113

獲得賞金・スタッツ・勝敗

勝敗

キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は30勝36敗(勝率45%)

【試合形式別】

  • 5セットマッチ|9勝8敗(勝率52%)
  • 3セットマッチ|21勝28敗(勝率42%)

【サーフェス別】

  • クレー|5勝8敗(勝率38%)
  • グラス|1勝2敗(勝率33%)
  • ハード|24勝26敗(勝率48%)

最も勝率が高いサーフェスはハード。

また3セットマッチより長期戦となる5セットの方が得意としています。

獲得賞金

キャリア通算の獲得賞金は約140万ドル(約1億5000万円)

1シーズン平均(プロ入りから5年目)にすると約3000万円になります。

スタッツ

(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)

ポピリン 錦織圭 フェデラー
エースの数 607本
(1試合平均:9.1本)
1991本
(1試合平均:3.3本)
11371本
(1試合平均:7.8本)
ファーストサーブ
ポイント獲得率
73% 71% 77%
セカンドサーブ
ポイント獲得率
51% 53% 57%
キープ率 81% 80% 89%
ファーストサーブ
リターンポイント獲得率
25% 30% 33%
セカンドサーブ
リターンポイント獲得率
45% 53% 51%
ブレーク率 15% 27% 27%

まだ試合数が少ないのでそれほど正確なスタッツではないかもしれませんが、ポピリン選手はサーブに関するスタッツが良いです。

特に1stサーブのポイント獲得率が高いので、サーブの威力とチャンスになる3球目を叩きつけるショットはレベルが高そうです。

このスタッツを見ても分かるようにポピリン選手はサーブが大きな武器になっています。

ただリターンのスタッツはやや低めで特にブレーク率がトップ選手と比べてもかなり低いです。

スタッツだけを見るとビッグサーバーにも見えますが、ポピリン選手はストロークも十分素晴らしいものを持っているので、今後はリターンのスタッツもどんどん上がってくると思います。

プレースタイル

ポピリン選手のプレースタイルは攻撃型オールラウンダー。武器はパワーのあるフォアハンドとサーブ。

ストロークはフォア、バックどちらも非常にパワーがありますが特にフォアの威力が非常に高いです。

ベースラインから少し下がった位置からでもエースが取れるほどのショットを持っています。

さらに高身長から放たれるサーブはスピードもそれなりにありますが、スライスサーブのキレも良いです。

経歴

2017年全仏オープンジュニアで優勝

ポピリン選手は2017年の全仏オープンジュニアで優勝を果たしており、ジュニアランキングでは最高で2位を記録。

ツアーレベルではクレーでの試合経験がまだほとんどありませんが、今後クレーの大会での活躍にも大きく期待がかかりますね。

2018年の全豪でWCを貰いグランドスラム本戦初出場を経験。しかし1回戦で同じくWCでの出場だったアメリカのスミチェク選手に敗退。

その後はチャレンジャーを中心にツアーを周り8月に中国で行われたチャレンジャーで早くもタイトルを獲得。ツアー終盤にはバーゼル(500、ハード)で予選を勝ち上がり本戦1回戦も勝利、ツアー初勝利を果たします。

2019年の全豪オープンで3回戦進出

そして迎えた2019年。この年もWCでの出場となりましたが、1回戦でドイツのミーシャ・ズベレフ選手にストレートで勝利すると、続く2回戦では第7シードのティエム選手と対戦。

試合は7-5、6-4でポプリン選手が2セットアップとリードした第3セット2-0の段階でティエム選手が途中棄権したことでポピリン選手が3回戦に進出。

プロ入り3年目、グランドスラム2回目の出場で3回戦進出はかなり早いペースです。

2021年のATP250シンガポールでツアー初タイトル

2019年にトップ100入りを果たしてからは新型コロナの影響で思うように大会に出場できない時期も続き、なかなかランキングが上がらなかったですが、2021年のATP250シンガポールでついにツアー初タイトルを獲得。

この大会はノーシードでの出場でしたが、準決勝では元世界3位のチリッチ選手に76 76の接戦に勝利。

そして決勝では注目の若手選手であるカザフスタンのブーブリック選手に1セットダウンからの逆転で勝利して優勝。

各シーズンの主な成績

2019
  • グランドスラム|全米、全豪(3回戦) 全仏、ウィンブルドン(2回戦)
  • ATP250|アトランタ(ベスト8)
2020
  • グランドスラム|全豪(3回戦)

 

 

ではポピリン選手のプレースタイルやツアーでの成績ついては以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

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