イタリア・ローマで開催されるクレーコートのマスターズ大会である「BNLイタリア国際」の賞金や獲得できるポイント、歴代優勝者などの情報をまとめていきます。
賞金、ポイント
シングルス
2020年の賞金
結果 | ポイント | 賞金(ユーロ) | 賞金(日本円) | 前年比 |
優勝 | 1000 | €205,200 | ¥25,855,200 | -78.6% |
準優勝 | 600 | €150,000 | ¥18,900,000 | -69.1% |
ベスト4 | 360 | €100,000 | ¥12,600,000 | -59.8% |
ベスト8 | 180 | €75,000 | ¥9,450,000 | -41.5% |
ベスト16 | 90 | €61,000 | ¥7,686,000 | -5.0% |
2回戦 | 45 | €57,490 | ¥7,243,740 | 70.9% |
1回戦 | 10 | €21,190 | ¥2,669,940 | 11.8% |
予選勝者 | 25 | |||
予選3回戦 | 16 | €10,870 | ¥1,369,620 | – |
予選2回戦 | 8 | €5,470 | ¥689,220 | -24.6% |
予選1回戦 | 0 | €3,000 | ¥378,000 | -17.4% |
2020年のBNLイタリア国際のシングルスの優勝賞金は約20万ユーロ(約2500万円)。
新型コロナウイルスの影響で賞金額は多くのラウンドで前年と比べて大きく減額となりました。
しかし本戦の1回戦、2回戦で敗退した選手の賞金については前年と比べて増加し、特に2回戦敗退の賞金は前年比+70%というかなり大幅な増加となっています。
これはランキング下位の選手たちが生活に困らないようにするために行われた増額です。
賞金額の推移
結果 | 2020年 | 2019年 | 2018年 |
優勝 | €205,200 | €958,055 | €935,385 |
準優勝 | €150,000 | €484,950 | €458,640 |
ベスト4 | €100,000 | €248,745 | €230,830 |
ベスト8 | €75,000 | €128,200 | €117,735 |
ベスト16 | €61,000 | €64,225 | €60,945 |
2回戦 | €57,490 | €33,635 | €32,135 |
1回戦 | €21,190 | €18,955 | €17,350 |
予選2回戦 | €5,470 | €7,255 | €4,000 |
予選1回戦 | €3,000 | €3,630 | €2,040 |
ダブルス
結果 | ポイント | 賞金(ユーロ) | 賞金(日本円) |
優勝 | 1000 | €58,860 | ¥7,416,360 |
準優勝 | 600 | €49,000 | ¥6,174,000 |
ベスト4 | 360 | €39,000 | ¥4,914,000 |
ベスト8 | 180 | €30,000 | ¥3,780,000 |
2回戦 | 90 | €20,990 | ¥2,644,740 |
1回戦 | 0 | €11,140 | ¥1,403,640 |
大会概要
大会名 | BNLイタリア国際 |
グレード | ATP1000(マスターズ) |
開催場所 | イタリア・ローマ |
開催時期 | 5月第3週 |
選手数 | シングルス 56人 ダブルス 32ペア |
URL | ATP公式サイト大会ページ 大会公式サイト |
歴代優勝者と上位成績者
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2005 | R・ナダル | G・コリア | D・フェレール A・アガシ |
2006 | R・ナダル | R・フェデラー | G・モンフィス D・ナルバンディアン |
2007 | R・ナダル | F・ゴンザレス | N・ダビデンコ F・ボランドリ |
2008 | N・ジョコビッチ | S・ワウリンカ | R・ステパネク A・ロディック |
2009 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | F・ゴンザレス R・フェデラー |
2010 | R・ナダル | D・フェレール | F・ベルダスコ E・グルビス |
2011 | N・ジョコビッチ | R・ナダル | A・マレー R・ガスケ |
2012 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | R・フェデラー D・フェレール |
2013 | R・ナダル | R・フェデラー | T・ベルディヒ B・ペール |
2014 | N・ジョコビッチ | R・ナダル | M・ラオニッチ G・ディミトロフ |
2015 | N・ジョコビッチ | R・フェデラー | D・フェレール S・ワウリンカ |
2016 | A・マレー | N・ジョコビッチ | 錦織圭 L・プイユ |
2017 | A・ズベレフ | N・ジョコビッチ | D・ティエム J・イズナー |
2018 | R・ナダル | A・ズベレフ | N・ジョコビッチ M・チリッチ |
2019 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | S・チチパス D・シュワルツマン |
BNLイタリア国際はナダル選手とジョコビッチ選手の活躍が凄まじいです。
2010年以降の歴代優勝者を見てもこの2人以外で優勝できたのはマレー選手とズベレフ選手だけという状況ですね。
また2010年以降で決勝に進めたビッグ4以外の選手はフェレール選手とズベレフ選手だけという結果にもなっており、長い間かなりの割合でビッグ4が決勝に進出。
2017年のズベレフ選手の優勝は、かなり久しぶりのビッグ4以外の優勝者で、決勝でジョコビッチ選手を破って優勝を果たしています。
ではBNLイタリア国際の獲得賞金やポイント、歴代優勝者についてまとめてみました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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