今回はノルウェーの若手選手であるキャスパー・ルード選手について、プレースタイル、ランキング、ツアーでの成績などの情報をまとめていきたいと思います。
(2020,4,22更新)
プロフィール
年齢 | 21歳 |
国 | ノルウェー |
身長 | 183cm |
体重 | 77kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2015年(16歳) |
好きなコート | クレー |
好きなショット | フォア |
好きな大会 | モンテカルロ(マスターズ) |
憧れだった選手 | ラファエル・ナダル |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | クリスチャン・ルード |
ルード選手の父親はプロテニスプレイヤーのクリスチャン・ルード選手で、キャリアハイで39位を記録したトップ選手。
その影響もあり、自身も4歳からテニスを始めます。
そして現在はその父であるクリスチャンさんもコーチとしてツアーに帯同。
またルード選手は子供の頃の憧れがナダル選手で、今はそのナダル選手が設立したスペインのマヨルカ島にあるラファエル・ナダルアカデミーで練習もしています。
ツアーでの成績
タイトル
キャリアタイトルは1勝
2020年のATP250ブエノスアイレスで優勝。21歳でのツアー初タイトル獲得。
下部ツアーのチャレンジャーでは1度優勝しています。
グレード別 | |
ATP250 | 1 |
サーフェス別 | |
クレー | 1 |
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 2回戦 |
全仏オープン | 3回戦 |
ウィンブルドン | 1回戦 |
全米オープン | 1回戦 |
グランドスラムの最高成績は3回戦
グランドスラムの本戦デビューは2018年の全豪オープンで、その時にいきなり1回戦を突破し初勝利も同時に達成。
2019年の全仏オープンで初の3回戦進出。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 予選2回戦 |
マイアミ | 1回戦 |
モンテカルロ | 1回戦 |
マドリード | 予選2回戦 |
ローマ | 3回戦 |
カナダ | – |
シンシナティ | 1回戦 |
上海 | – |
パリ | 1回戦 |
マスターズの最高成績は3回戦(ベスト16)
マスターズ大会本戦での初勝利が2019年のローマで、そのまま一気に2回戦も突破し3回戦まで勝ち上がっています。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2019年(20歳) |
トップ50 | 2020年(21歳) |
キャリアハイ|31位 | 2020年(21歳) |
年末ランキングの推移 | |
2015 | 1139 |
2016 | 225 |
2017 | 139 |
2018 | 113 |
2019 | 54 |
プレースタイル
ルード選手のフォアハンドは威力もありますが、コントロールが良くかなりレベルの高いフォアハンドです。
また回転を多くしたショートクロスやフラットで打つダウンザライン、さらに守りではスライスを使ったりフォアだけでも豊富なショットがあります。
その他のショットではサーブは少しクイックで、クレーを得意としている選手なのでフットワークが良いです。
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 8 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 8 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 7 |
総合力 | 74 |
各シーズンの主な成績
2016年
獲得賞金|約3万ドル
- チャレンジャー|優勝(1回)
予選から出場したチャレンジャーの大会で優勝。たった1年で1600位くらいから200位台までランキングを上げる。
2017年
獲得賞金|約22万ドル
- ATP500|リオ(ベスト4)
ATP500のリオでツアー初のベスト4に進出し、この大会で格上のトップ100選手を2人から勝利している。トップ100目前までランキングも上昇。
2018年
獲得賞金|約33万ドル
- ATP250|バスタッド(ベスト8)
- チャレンジャー|準優勝(2回)
2019年
獲得賞金|約80万ドル
- グランドスラム|全仏(3回戦)
- マスターズ|ローマ(ベスト16)
- ATP500|リオ(ベスト8)
- ATP250|ヒューストン(準優勝) キッツビュール、サンパウロ(ベスト4) サンクトペテルブルグ(ベスト8)
ビッグトーナメントでの活躍や、いくつものATP250の大会で上位進出を果たした事により、シーズン開始時に113位だったランキングは一気に50位台までジャンプアップ。
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