今回はアメリカ・マイアミで開催されるマスターズ(ATP1000)の「マイアミオープン」で獲得できる賞金・ポイント、歴代優勝者など大会概要をまとめていきます。
【男子のツアー大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
マイアミオープンの賞金とポイント
シングルスの賞金
結果 | ポイント | 賞金(ドル) | 賞金(日本円) | 前年度比 |
優勝 | 1000 | $300,110 | ¥31,811,660 | -77.8% |
準優勝 | 600 | $165,000 | ¥17,490,000 | -75.9% |
ベスト4 | 360 | $93,000 | ¥9,858,000 | -73.7% |
ベスト8 | 180 | $61,000 | ¥6,466,000 | -66.5% |
4回戦 | 90 | $40,000 | ¥4,240,000 | -56.1% |
3回戦 | 45 | $26,000 | ¥2,756,000 | -46.7% |
2回戦 | 25 | $16,000 | ¥1,696,000 | -39.5% |
1回戦 | 10 | $10,000 | ¥1,060,000 | -39.1% |
予選勝者 | 16 | |||
予選2回戦 | 8 | $5,890 | ¥624,340 | -13.3% |
予選1回戦 | 0 | $3,100 | ¥328,600 | -8.7% |
2021年のマイアミオープン優勝賞金は約30万ドル(約3100万円)。
新型コロナウイルスの影響で全体的に例年と比べると賞金額は大きくダウンしています。
賞金額の推移
結果 | 2021 | 2019 | 2018 | 2017 |
優勝 | $300,110 | $1,354,010 | $1,340,860 | $1,175,505 |
準優勝 | $165,000 | $686,000 | $654,380 | $573,680 |
ベスト4 | $93,000 | $354,000 | $327,965 | $287,515 |
ベスト8 | $61,000 | $182,000 | $167,195 | $146,575 |
4回戦 | $40,000 | $91,205 | $88,135 | $77,265 |
3回戦 | $26,000 | $48,775 | $47,170 | $41,350 |
2回戦 | $16,000 | $26,430 | $25,465 | $22,325 |
1回戦 | $10,000 | $16,425 | $15,610 | $13,690 |
予選2回戦 | $5,890 | $6,790 | $4,650 | $4,075 |
予選1回戦 | $3,100 | $3,395 | $2,380 | $2,085 |
前年度比
結果 | 2021 | 2019 | 2018 |
優勝 | -77.8% | 1.0% | 14.1% |
準優勝 | -75.9% | 4.8% | 14.1% |
ベスト4 | -73.7% | 7.9% | 14.1% |
ベスト8 | -66.5% | 8.9% | 14.1% |
4回戦 | -56.1% | 3.5% | 14.1% |
3回戦 | -46.7% | 3.4% | 14.1% |
2回戦 | -39.5% | 3.8% | 14.1% |
1回戦 | -39.1% | 5.2% | 14.0% |
予選2回戦 | -13.3% | 46.0% | 14.1% |
予選1回戦 | -8.7% | 42.6% | 14.1% |
- 2021年|2020年は未開催となり2年ぶりの開催となった2021年は2019年と比べると全体的に大幅な減額となり、本戦はどのラウンドでも約40%以上のダウン、特にベスト4以上の成績は70%以上と非常に大きな減額となりました。
- 2019年|予選の賞金が大幅アップしたのに対し、本戦では最も上昇したものでもベスト8の賞金で約9%アップで、優勝賞金はほぼ変化なし。
- 2018年|全体的に一律で14%とかなり大きな賞金アップ。
ダブルスの賞金
結果 | ポイント | 賞金(ドル) | 賞金(日本円) |
優勝 | 1000 | $81,000 | ¥8,586,000 |
準優勝 | 600 | $51,000 | ¥5,406,000 |
ベスト4 | 360 | $38,000 | ¥4,028,000 |
ベスト8 | 180 | $27,000 | ¥2,862,000 |
ベスト16 | 90 | $18,000 | ¥1,908,000 |
1回戦 | 0 | $12,000 | ¥1,272,000 |
マイアミオープンの大会概要
大会名 | マイアミオープン |
グレード | ATP1000(マスターズ) |
開催場所 | アメリカ・マイアミ |
開催時期 | 3月・第3週〜第5週 |
ドロー数 | S(96)、D(32) |
サーフェス | ハード |
URL | 大会情報 |
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They thought we couldn’t. Watch us. An unprecedented Miami Open experience coming 🔜. || #miamiopen
マイアミオープンは3月中頃から始まり、12日間開催されます。
この前に行われるBNPパリバオープンと同様、1週間以上を要する大会となっており、ドロー数が96であることからも分かるようにマスターズの中でも規模の大きい大会となっています。
マイアミオープンの歴代優勝者と上位成績者
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2005 | R・フェデラー | R・ナダル | A・アガシ D・フェレール |
2006 | R・フェデラー | I・リュビチッチ | D・フェレール D・ナルバンディアン |
2007 | N・ジョコビッチ | G・キャナス | A・マレー I・リュビチッチ |
2008 | N・ダビデンコ | R・ナダル | A・ロディック T・ベルディヒ |
2009 | A・マレー | N・ジョコビッチ | J・デルポトロ R・フェデラー |
2010 | A・ロディック | T・ベルディヒ | R・ナダル R・ソダーリング |
2011 | N・ジョコビッチ | R・ナダル | M・フィッシュ R・フェデラー |
2012 | N・ジョコビッチ | A・マレー | J・モナコ R・ナダル |
2013 | A・マレー | D・フェレール | R・ガスケ T・ハース |
2014 | N・ジョコビッチ | R・ナダル | 錦織圭 T・ベルディヒ |
2015 | N・ジョコビッチ | A・マレー | J・イズナー T・ベルディヒ |
2016 | N・ジョコビッチ | 錦織圭 | D・ゴファン N・キリオス |
2017 | R・フェデラー | R・ナダル | N・キリオス F・フォニーニ |
2018 | J・イズナー | A・ズベレフ | J・デルポトロ P・カレーニョブスタ |
2019 | R・フェデラー | J・イズナー | D・シャポバロフ F・アリアシム |
2020 | 新型コロナウイルスの影響で未開催 | ||
2021 |
※赤色はビッグ4、黄色は日本人選手
優勝回数が多いのはジョコビッチ選手の6回、フェデラー選手の4回、マレー選手の2回といった感じです。
ビッグ4だとナダル選手だけがこのマイアミオープンではタイトルの獲得がありません。
準優勝は5回あるんですが、そのうち4回はフェデラー選手とジョコビッチ選手に決勝で敗れています。
ビッグ4以外で現役選手の優勝となると2018年大会で優勝したイズナー選手のみです。
しかもこの大会は2005年以降ビッグ4が一人もベスト4にいない大会にもなりました。
イズナー選手は2010年のロディック選手以来のアメリカ選手の優勝。
準優勝だと、錦織選手、ベルディヒ選手、フェレール選手、ズベレフ選手がそれぞれ1回ずつとなっています。錦織選手はこのマイアミではいい成績を残せているのでマスターズの中でも相性のいい大会と言えるでしょう。
ではマイアミオープンで、獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者など大会概要については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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