こんにちは、ケイです。今回はアメリカ・シンシナティで開催されるマスターズ(ATP1000)大会である「ウエスタン&サザンオープン」の賞金や獲得できるポイント、歴代優勝者などの情報をまとめていきます。
2020年のウエスタン&サザンオープンについてはこちら!
ウエスタン&サザンオープン(マスターズ・シンシナティ)の賞金とポイント
賞金総額
2019年大会の賞金総額は$6,735,690(約7億2000万円)
昨年かのアップ率は6.3%となり、2018年の時ほど上がっていません。
【過去数年間の推移】
2019年 | $6,735,690 | ¥720,718,830 | +6.3% |
2018年 | $6,335,970 | ¥677,948,790 | +12.6% |
2017年 | $5,627,305 | ¥602,121,635 | – |
シングルス
2019年
結果 | ポイント | 賞金(ドル) | 賞金(日本円) |
優勝 | 1000 | $1,114,225 | ¥119,222,075 |
準優勝 | 600 | $564,005 | ¥60,348,535 |
ベスト4 | 360 | $289,290 | ¥30,954,030 |
ベスト8 | 180 | $149,100 | ¥15,953,700 |
ベスト16 | 90 | $74,695 | ¥7,992,365 |
2回戦 | 45 | $39,120 | ¥4,185,840 |
1回戦 | 10 | $22,045 | ¥2,358,815 |
予選勝者 | 25 | – | – |
予選2回戦 | 16 | $8,435 | ¥902,545 |
予選1回戦 | 0 | $4,220 | ¥451,540 |
ウエスタン&サザンオープンのシングルス優勝賞金はマスターズ9大会の中で8番目の賞金額となっています。
マスターズのシングルス優勝賞金の平均は約1億3200万円なので、平均と比べると1000万円以上低くなっています。
過去の賞金額一覧
2019年 | 2018年 | 2017年 | |
優勝 | $1,114,225 | $1,088,450 | $954,225 |
準優勝 | $564,005 | $533,690 | $467,880 |
ベスト4 | $289,290 | $288,600 | $235,480 |
ベスト8 | $149,100 | $136,580 | $119,740 |
3回戦 | $74,695 | $70,925 | $62,180 |
2回戦 | $39,120 | $37,395 | $32,780 |
1回戦 | $22,045 | $20,190 | $17,700 |
予選2回戦 | $8,435 | $4,650 | $4,080 |
予選1回戦 | $4,220 | $2,370 | $2,075 |
- 2019年|2018年と比較すると予選の賞金額が大きく増加。その反面優勝賞金のアップ率は2.4%と低め.1回戦やベスト8の賞金は9%以上と昨年より上昇幅は大きい。
- 2018年|2017年と比較すると全体的に一律4%程度のアップ。
ダブルス
2019年
結果 | ポイント | 賞金(ドル) | 賞金(日本円) |
優勝 | 1000 | $331,300 | ¥35,449,100 |
準優勝 | 600 | $161,680 | ¥17,299,760 |
ベスト4 | 360 | $81,040 | ¥8,671,280 |
ベスト8 | 180 | $41,280 | ¥4,416,960 |
ベスト16 | 90 | $21,780 | ¥2,330,460 |
1回戦 | 0 | $11,660 | ¥1,247,620 |
大会概要
大会名 | ウエスタン&サザンオープン |
グレード | ATP1000(マスターズ) |
開催場所 | アメリカ・シンシナティ |
開催時期 | 8月・第3週 |
出場選手数 | シングルス 56人 ダブルス 24ペア |
サーフェス | ハード |
URL | ATP公式サイト大会ページ |
大会公式サイト |
ウエスタン&サザンオープンは全米オープンの前哨戦として開催されるマスターズ2連戦のうちの1つ。
前週のロジャーズカップに続いて開催されます。サーフェスは全米オープンと同じコートを使用。
2020年大会では新型コロナウイするの影響で、特別措置としてシンシナティではなくニューヨークでの開催となりました。
【過去の結果】
歴代優勝者と上位成績者
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2005 | R・フェデラー | A・ロディック | L・ヒューイット R・ジネプリ |
2006 | A・ロディック | J・フェレーロ | F・ゴンザレス T・ロブレド |
2007 | R・フェデラー | J・ブレイク | L・ヒューイット N・ダビデンコ |
2008 | A・マレー | N・ジョコビッチ | R・ナダル I・カルロビッチ |
2009 | R・フェデラー | N・ジョコビッチ | R・ナダル A・マレー |
2010 | R・フェデラー | M・フィッシュ | A・ロディック M・バグダティス |
2011 | A・マレー | N・ジョコビッチ | M・フィッシュ T・ベルディヒ |
2012 | R・フェデラー | N・ジョコビッチ | J・デルポトロ S・ワウリンカ |
2013 | R・ナダル | J・イズナー | T・ベルディヒ J・デルポトロ |
2014 | R・フェデラー | D・フェレール | M・ラオニッチ J・ベネトー |
2015 | R・フェデラー | N・ジョコビッチ | A・マレー A・ドルゴポロフ |
2016 | M・チリッチ | A・マレー | M・ラオニッチ G・ディミトロフ |
2017 | G・ディミトロフ | N・キリオス | J・イズナー D・フェレール |
2018 | N・ジョコビッチ | R・フェデラー | M・チリッチ D・ゴファン |
2019 | Ⅾ・メドベージェフ | D・ゴファン | N・ジョコビッチ R・ガスケ |
※黄色はビッグ4
ウエスタン&サザンオープンではフェデラー選手が圧倒的な強さを誇っていますね。
次いでビッグ4ではマレー選手が2度の優勝、ナダル選手、ジョコビッチ選手が1度優勝となっています。
そしてジョコビッチ選手は2018年にこの大会を優勝したことにより史上初のゴールデンマスターズを達成。
しかし2016年には10年ぶりにチリッチ選手がビッグ4以外で優勝を果たし、2017年には11年ぶりにビッグ4が誰もベスト4に残らない大会となりディミトロフ選手が優勝を果たしました。
徐々に男子テニスも世代が変わり始めているのかもしれません。
地元アメリカ勢ではイズナー選手が準優勝1回とベスト4が1回という成績になっていますが、2006年にロディック選手が優勝して以来アメリカ勢のタイトル獲得は遠ざかっています。
アメリカは有望な若手も多くなってきているので今後に期待ですね。
ではウエスタン&サザン・オープンの獲得賞金やポイント、過去大会の結果についてまとめてみました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
ウエスタン&サザンオープン(シンシナティ)の関連記事はこちら。