こんにちは、ケイです。今回はベテランの年齢になってきましたが最近でもキャリアハイを更新しているアメリカのプロテニスプレイヤー、サム・クエリー選手のプロフィール、プレースタイル、ランキング、錦織選手やその他選手との戦績を書いていこうと思います!
(2018,10,17更新)
プロフィール
年齢 | 30歳 |
国 | アメリカ |
身長 | 198cm |
体重 | 95kg |
ウェア | FILA |
ラケット | バボラ |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2006年(18歳) |
好きなサーフェス | ハード |
好きなショット | フォア・サーブ |
趣味 | バスケ・卓球・ゴルフ |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | クレイグ・ボイントン |
獲得タイトル
タイトル | 10勝 |
ATP500 | 2 |
ATP250 | 8 |
ハード | 8 |
グラス | 1 |
クレー | 1 |
初タイトル | 2008年(20歳) |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績 | |
全豪オープン | 3回戦 |
全仏オープン | 3回戦 |
ウィンブルドン | ベスト4 |
全米オープン | ベスト8 |
マスターズの最高成績 | |
インディアンウェルズ | ベスト8 |
マイアミ | 4回戦 |
モンテカルロ | ベスト8 |
マドリード | 3回戦 |
ローマ | 3回戦 |
カナダ | 3回戦 |
シンシナティ | ベスト8 |
上海 | 3回戦 |
パリ | ベスト8 |
ランキングの推移
キャリアハイランキングの推移 | |
トップ100 | 2007年(19歳) |
トップ50 | 2007年(19歳) |
トップ20 | 2010年(22歳) |
キャリアハイ|11位 | 2018年(30歳) |
年末ランキングの推移 | |
2006 | 130 |
2007 | 63 |
2008 | 39 |
2009 | 25 |
2010 | 18 |
2011 | 93 |
2012 | 22 |
2013 | 46 |
2014 | 35 |
2015 | 59 |
2016 | 31 |
2017 | 13 |
プレースタイル
クエリー選手のプレースタイルは攻撃型ビッグサーバーで、武器は強烈なサーブとフォアです。
特にサーブはフラットで打つ時は210kmを楽に超えてくるようなスピードサーブです。セカンドのスピンサーブも強烈でかなり跳ねてきます。
そしてサーブで崩したところをもう一つの武器であるフォアで叩いていく。これがクエリー選手の鉄板の攻撃パターンです。多くのビッグサーバーが得意とする展開の仕方です。
フォア・バック・サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 9 |
リターン | 7 |
ボレー | 8 |
テクニック | 7 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 9 |
守備力 | 7 |
総合力|77
動画
ツアーの成績や獲得賞金
公式ツアー成績 | 331勝266敗(勝率55%) |
ハード | 229勝171敗(勝率57%) |
クレー | 56勝34敗(勝率43%) |
グラス | 31勝21敗(勝率62%) |
生涯獲得賞金 | 約1100万ドル(約1億2000万円) |
各シーズンの主な成績と獲得賞金
2007年
獲得賞金|約30万ドル
- マスターズのシンシナティで65位ながらベスト8に進出。2回戦では10位のユーズニー選手に勝利。
- ATP250のインディアナポリスでベスト4。準々決勝では10位のブレイク選手に全セットタイブレーク、フルセットの大接戦で勝利。
2008年
獲得賞金|約49万ドル
タイトル|1
- ATP250のラスベガスでツアー初タイトルを獲得。
- 全米でベスト16。
- マスターズ・モンテカルロでベスト8。3回戦では9位のガスケ選手に勝利。
- ATP250のデルレイビーチ、インディアナポリスでベスト4。
2009年
獲得賞金|約64万ドル
タイトル|1
- ATP250のロサンゼルスでツアー2つ目のタイトルを獲得。その他、オークランド、ニューポート、ニューヘイブン、インディアナポリスでは準優勝。
- マスターズ・シンシナティでは5位のロディック選手に勝利。
2010年
獲得賞金|約100万ドル
タイトル|4
- ATP500・メンフィスでグレード500初優勝。
- ATP250のベルグレード、ロンドン、ロサンゼルスで優勝。このシーズン4つのタイトルを獲得し、これでキャリア通算6個のタイトル。
- ロサンゼルスでは4位のマレー選手に勝利。
2011年
獲得賞金|約32万ドル
- 右ひじの怪我で6月から約3ヶ月間ツアーを離脱。ランキングも25位から120位まで下落。
2012年
獲得賞金|約78万ドル
タイトル|1
- ATP250・ロサンゼルスでツアー7個目のタイトルを獲得。ロンドン、ウィンストンセーラムでもベスト4。
- マスターズ・パリでベスト8。2回戦では2位のジョコビッチ選手に勝利。
- 100位前後で始まったこのシーズンもこの活躍によりツアー終盤には20位前後まで上昇。
2013年
獲得賞金|約61万ドル
- マスターズのマイアミ、インディアンウェルズでベスト16。
- ATP250のオークランド、サンノゼ、ウィンストンセーラムでベスト4。
2014年
獲得賞金|約58万ドル
- ATP250のヒューストン、イーストボーン、ウィンストンセーラムでベスト4。
- しかし大会で早期敗退が続き、ランキングが一時80位まで落ちてしまう。
- ツアー終盤3週連続でチャレンジャーに出場し全てで優勝。ランキングも30位代まで再び上昇。
2015年
獲得賞金|約52万ドル
- ATP250のノッティンガム、ヒューストンで準優勝。
- シーズン後半は2回戦以上に勝ち上がることが出来ず、50位前後までランキングが下落。
2016年
獲得賞金|約100万ドル
タイトル|1
- ATP250・デルレイビーチで8個目のタイトルを獲得。
- 全米オープンでグランドスラム初のベスト8。1回戦ではロソル選手とファイナルセットのゲームカウント12-10の大激闘を勝ちきり、3回戦では1位のジョコビッチ選手から勝利する大金星。
2017年
獲得賞金|約220万ドル
タイトル|2
- ウィンブルドンでグランドスラム初のベスト4に進出。準々決勝では昨年の全米に続きまたも世界1位選手に勝利。この時はマレー選手に勝利する大金星。
- 全米でも2016年に続き2年連続でベスト8。
- ATP500・アカプルコ、ATP250・ロスカボスでタイトルを獲得。これでツアー通算10個のタイトル。
かなり若い頃から活躍していた選手
最近アメリカでは大学を出てからプロに転向する選手が多い中、クエリー選手は大学からの勧誘を蹴ってプロに転向しました。
そしてプロに転向すると、早い段階でツアーの決勝に進んだりグランドスラムの4回戦に進出するなどランキングを上げていきます。
22歳頃から大きな大会で活躍するようになりランキングも30位から20位といったところをしっかりキープしてきました。
ベテランになってきたクエリー選手ですが、最近もキャリアハイを更新しましたし、まだまだ活躍しそうですね。
錦織圭やその他選手との対戦成績
錦織選手との対戦成績
S・クエリー | 4 | 6 | 錦織圭 |
錦織選手との対戦成績は4勝6敗で、勝率は40%です。
サーフェス別だとハードで3勝6敗、グラスで0勝1敗となっています。
年 | 大会 | コート | スコア (勝利は太字) |
2008 | デルレイビーチ (ATP250) | ハード | 64 26 67 |
2011 | クイーンズ (ATP250) | グラス | 63 64 |
2012 | カナダ (マスターズ) | ハード | 62 63 |
2012 | 上海 (マスターズ) | ハード | 26 61 64 |
2014 | ワシントン (ATP500) | ハード | 46 75 46 |
2015 | メンフィス (ATP250) | ハード | 75 67 67 |
2015 | 東京 (ATP500) | ハード | 67 36 |
2016 | メンフィス (ATP250) | ハード | 63 36 36 |
2016 | アカプルコ (ATP500) | ハード | 64 63 |
2018 | 上海 (マスターズ) | ハード | 67 46 |
杉田選手との対戦成績
S・クエリー | 1 | 0 | 杉田祐一 |
杉田選手との対戦成績は1勝0敗です。
サーフェス別だとハードで1勝0敗となっています。
年 | 大会 | コート | スコア |
2017 | 上海 (マスターズ) | ハード | 63,62 |
ビッグ4との対戦成績
S・クエリー | 5 | 22 | ビッグ4 |
ビッグ4との対戦成績は5勝22敗で勝率は18%です。
最も負け越しているのはジョコビッチ選手となっています。
トップ選手との対戦成績
S・クエリー | 24 | 46 | トップ選手 |
トップ選手との対戦成績は24勝46敗で勝率は34%です。
最も負け越しているのはチリッチ選手で、戦績が良いのはアンダーソン選手となっています。
S・ワウリンカ | 2勝5敗 | 17% |
M・チリッチ | 1勝6敗 | 14% |
G・ディミトロフ | 0勝3敗 | 0% |
A・ズベレフ | 0勝0敗 | -% |
D・フェレール | 1勝2敗 | 33% |
M・ラオニッチ | 2勝2敗 | 50% |
J・M・デルポトロ | 1勝3敗 | 25% |
T・ベルディヒ | 1勝5敗 | 17% |
錦織圭 | 4勝6敗 | 36% |
D・ティエム | 1勝2敗 | 33% |
J・W・ツォンガ | 3勝4敗 | 43% |
K・アンダーソン | 8勝8敗 | 50% |
ではクエリー選手のプレースタイル、ランキング、錦織選手・杉田選手・ビッグ4との対戦成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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