マイケル・チャン|現役時代のツアータイトルや対戦成績【テニス】

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2014年シーズンから錦織選手のコーチをしているアメリカ人のマイケル・チャン(MICHAEL CHANG)。

現役時代にはグランドスラムタイトルを獲得し、世界2位にもなったことのある選手です。

この記事ではマイケル・チャンのプロフィール、ツアータイトル、トッププレイヤーとの対戦成績などをまとめていきます。

(2020,1,2更新)

プロフィールやコーチ歴

 年齢 47歳
 国 アメリカ
 身長  175cm
 体重  73kg
 利き手
 バックハンド 両手
 プロ期間  1988年(16歳)
~2003年(31歳)
 ATP公式サイト 選手ページ

マイケル・チャンはプロ選手としてのキャリアは1988年~2003年。

17歳での全仏オープン優勝は現在も男子テニスのグランドスラム最年少優勝記録となっています。

またプロ入り直後の16歳の時にアメリカのツアー大会で優勝を果たし、ツアー初タイトルを獲得した年齢も非常に早かったです。

ただその後は引退するまでグランドスラムタイトルを獲得する事はありませんでしたが、マスターズタイトル7つを含む、キャリア通算で34つのタイトルを獲得。

そして引退から11年後の2014年シーズンから錦織圭選手のコーチとなりました。

現役時代の成績

大会のグレードについては当時と今では異なりますが、ワールドシリーズ=ATP250、チャンピオンシップシリーズ=ATP500、マスターシリーズ=マスターズ(ATP1000)と現在のグレードに変換して記載していきます。

シングルスのキャリアタイトル

シングルスでのキャリアタイトルは34勝

初タイトルは16歳で優勝したサンフランシスコ(ATP250)。

その翌年に17歳で全仏オープンでグランドスラム初タイトルを獲得。これは男子テニス史上、グランドスラム最年少優勝記録。

1990年、18歳の時にトロント(マスターズ)でマスターズ初タイトルを獲得。

グレード別
グランドスラム 1
マスターズ 7
ATP500 5
ATP250 21
サーフェス別
ハード 22
クレー 4
グラス 0

グランドスラムの最高成績

 全豪オープン 準優勝
 全仏オープン 優勝
 ウィンブルドン ベスト8
 全米オープン 準優勝

グランドスラムの最高成績は優勝

当時16歳で大会15シードでの出場でしたが、4回戦で当時世界1位で大会1シードのレンドル選手と対戦し2セットダウンからの逆転勝ち、準々決勝、準決勝はノーシードから上がってきた選手に勝利し、決勝は大会3シードのエドバーグ選手にフルセットで勝利して優勝。

マスターズの最高成績

 インディアンウェルズ 優勝(3回)
 マイアミ 優勝
 モンテカルロ 1回戦
ハンブルク 2回戦
 ローマ ベスト4
 カナダ 優勝
 シンシナティ 優勝(2回)
ストックホルム ベスト4
 パリ ベスト4

マスターズの最高成績は優勝

特にインディアンウェルズでは3度の優勝、シンシナティでも2度の優勝がありました。

しかしその反面で、モンテカルロとハンブルクの2大会についてはあまりいい成績は残せていません。

全仏オープンのタイトルを獲得しているので、クレーが得意かと思いきや実際はハードコートの方が残している成績は良いです。

勝敗

キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は662勝312敗(勝率68%)

【サーフェス別】

  • クレー|107勝58敗(勝率64%)
  • グラス|30勝25敗(勝率54%)
  • ハード|415勝173敗(勝率70%)

キャリアタイトルやマスターズでの成績でもそうでしたが、やはりハードコートでの勝率が最も高く7割。

逆にグラスではハードと大きく差がついて勝率が低いので、苦手としていたサーフェスだったようです。

獲得賞金

キャリア通算の獲得賞金は約1900万ドル(約20億円)

1シーズン平均にすると約1億2500万万円になります。

ランキングの推移

キャリアハイの推移
 トップ100 1988年(16歳)
 トップ50 1988年(16歳)
 トップ20 1989年(17歳)
 トップ10 1989年(17歳)
 トップ5 1989年(17歳)
 キャリアハイ|2位 1996年(24歳)
年末ランキングの推移
1987 163
1988 30
1989 5
1990 15
1991 15
1992 6
1993 8
1994 6
1995 5
1996 2
1997 3
1998 29
1999 50
2000 32
2001 94
2002 124
2003 383

トッププレイヤーとの対戦成績

ステファン・エドバーグ 9勝12敗 43%
ボリス・ベッカー 1勝5敗 17%
アンドレ・アガシ 7勝15敗 32%
ピート・サンプラス 8勝12敗 40%
ジム・クーリエ 12勝12敗 50%

同世代のトッププレイヤーとの対戦ではどの選手にも勝利経験はありますが、勝ち越している相手はいませんでした。

しかしクーリエ選手とは12勝12敗と24度もの対戦がありながら全くの互角という戦績。

エドバーグ選手やサンプラス選手などとの戦績も負け越してはいますが、かなり勝ち星もあげています。

 

ではマイケル・チャンの現役時代のキャリアタイトルや対戦成績などについては以上です。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

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