この記事では全米オープンテニスのシングルス歴代優勝者や優勝回数の多い選手をまとめていきます。
(2023.8更新)
男子シングルスの歴代優勝者と優勝回数
歴代優勝者と過去の結果一覧(2000年以降)
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | |
2000 | M・サフィン | P・サンプラス | T・マルティン | L・ヒューイット |
2001 | L・ヒューイット | P・サンプラス | Y・カフェルニコフ | M・サフィン |
2002 | P・サンプラス | A・アガシ | L・ヒューイット | S・シャルケン |
2003 | A・ロディック | J・フェレーロ | A・アガシ | D・ナルバンディアン |
2004 | R・フェデラー | L・ヒューイット | T・ヘンマン | J・ヨハンソン |
2005 | R・フェデラー | A・アガシ | L・ヒューイット | R・ジネプリ |
2006 | R・フェデラー | A・ロディック | N・ダビデンコ | M・ユーズニー |
2007 | R・フェデラー | N・ジョコビッチ | N・ダビデンコ | D・フェレール |
2008 | R・フェデラー | A・マレー | N・ジョコビッチ | R・ナダル |
2009 | J・デルポトロ | R・フェデラー | R・ナダル | N・ジョコビッチ |
2010 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | M・ユーズニー | R・フェデラー |
2011 | N・ジョコビッチ | R・ナダル | R・フェデラー | A・マレー |
2012 | A・マレー | N・ジョコビッチ | T・ベルディヒ | D・フェレール |
2013 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | R・ガスケ | S・ワウリンカ |
2014 | M・チリッチ | 錦織圭 | R・フェデラー | N・ジョコビッチ |
2015 | N・ジョコビッチ | R・フェデラー | M・チリッチ | S・ワウリンカ |
2016 | S・ワウリンカ | N・ジョコビッチ | 錦織圭 | G・モンフィス |
2017 | R・ナダル | K・アンダーソン | J・デルポトロ | P・カレーニョブスタ |
2018 | N・ジョコビッチ | J・デルポトロ | 錦織圭 | R・ナダル |
2019 | R・ナダル | D・メドベージェフ | G・ディミトロフ |
M・ベレッティーニ |
2020 | D・ティエム | A・ズベレフ | D・メドベージェフ | P・カレーニョブスタ |
2021 | D・メドベージェフ | N・ジョコビッチ | F・アリアシム | A・ズベレフ |
2022 | C・アルカラス | C・ルード | F・ティアフォー | K・ハチャノフ |
(表の赤色はビッグ4、黄色は日本人選手)
全米オープンは他のグランドスラムと比べると比較的ビッグ4以外の選手が優勝している回数が多いです。
ただ全米オープンはビッグ4全員が優勝しているグランドスラムでもあり、フェデラー選手が2004年から5連覇を達成。
次いでビッグ4で優勝回数が多いのはジョコビッチ選手とナダル選手がそれぞれ3回ずつ。
さらに2008年、2011年に関してはベスト4をビッグ4が独占する結果にもなっています。
そしてビッグ4以外の選手だと、デルポトロ選手、チリッチ選手、ワウリンカ選手らベテラン勢と、ティエム選手、メドベージェフ選手、若手のアルカラス選手が優勝しています。
中でもメドベージェフ選手は優勝以外にも準優勝、ベスト4など何度も好成績を残しており、ここ数年ではこの全米オープンで一番活躍していると言えます。
また日本の錦織選手が、2014年に準優勝、2016年と2018年にはベスト4進出があり、グランドスラムの中では最も活躍しているのがこの全米オープンとなっています。
また錦織選手が準優勝した2014年大会では2003年以来11年ぶりにビッグ4以外の選手同士の決勝となりました。
男子シングルスの優勝回数が多い選手(オープン化以降)
優勝回数 | 選手 |
5回 | ロジャー・フェデラー |
ジミー・コナーズ | |
ピート・サンプラス | |
4回 | ジョン・マッケンロー |
ラファエル・ナダル | |
3回 | ノバク・ジョコビッチ |
イワン・レンドル | |
2回 | アンドレ・アガシ |
パトリック・ラフター | |
ステファン・エドバーグ |
(表の黄色マーカーは現役選手)
オープン化以降、男子でもっとも優勝回数が多いのはフェデラー選手、コナーズ選手、サンプラス選手の3人で5回。
フェデラー選手は2004年に初優勝を果たしその後2008年まで5連覇を達成。コナーズ選手とサンプラス選手は最高で2連覇があります。
次に多いのが4回のマッケンロー選手、ナダル選手。マッケンロー選手は79年から81年で3連覇があります。
その次が3回のジョコビッチ選手、レンドル選手となります。レンドル選手は85年から87年で3連覇を果たしています。
女子シングルスの歴代優勝者と優勝回数
歴代優勝者と過去の結果一覧(2005年以降)
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
|
2005 | K・クライシュテルス | M・ピエルス | M・シャラポワ |
E・ディメンティワ |
2006 | M・シャラポワ | J・エナン | A・モレスモ |
J・ヤンコビッチ |
2007 | J・エナン | S・クズネツォワ | V・ウィリアムズ |
A・チャクベタゼ |
2008 | S・ウィリアムズ | J・ヤンコビッチ | D・サフィナ |
E・ディメンティワ |
2009 | K・クライシュテルス | C・ウォズニアッキ | S・ウィリアムズ | Y・ウィックマイヤー |
2010 | K・クライシュテルス | V・ズボナレワ | V・ウィリアムズ |
C・ウォズニアッキ |
2011 | S・ストーサー | S・ウィリアムズ | A・ケルバー |
C・ウォズニアッキ |
2012 | S・ウィリアムズ | V・アザレンカ | S・エラーニ |
M・シャラポワ |
2013 | S・ウィリアムズ | V・アザレンカ | リー・ナ |
F・ペンネッタ |
2014 | S・ウィリアムズ | C・ウォズニアッキ | E・マカロワ |
ポン・シューアイ |
2015 | F・ペンネッタ | R・ビンチ |
S・ハレプ | S・ウィリアムズ |
2016 | A・ケルバー |
K・プリスコワ | C・ウォズニアッキ | S・ウィリアムズ |
2017 | S・スティーブンス | M・キーズ | V・ウィリアムズ | C・バンダウェイ |
2018 | 大坂なおみ | S・ウィリアムズ | M・キーズ | A・セバストワ |
2019 | B・アンドレスク | S・ウィリアムズ | B・ベンチッチ |
E・スビトリーナ |
2020 | 大坂なおみ | V・アザレンカ | J・ブレイディ | S・ウィリアムズ |
2021 | E・ラドゥカヌ | L・フェルナンデス | M・サカーリ |
A・サバレンカ |
2022 | I・シフィオンテク |
O・ジャバー |
A・サバレンカ | C・ガルシア |
(表の赤色は複数回優勝の選手、黄色は日本人選手)
2005年以降の成績だけで見てもセレナ選手の活躍ぶりは圧巻です。
セレナ選手は1999年と2002年にも優勝しているので、合計6回の優勝。加えて2回の準優勝と3回のベスト4。
次に成績が良いのは現在は引退しているベルギーのクライシュテルス選手で優勝が3回。
そしてそれに続くのが日本の大坂選手で2度の優勝。2018年にはセレナ選手、2020年にはアザレンカ選手とどちらもレジェンドプレイヤーを破って優勝を果たしています。
女子シングルスの優勝回数が多い選手(オープン化以降)
優勝回数 | 選手 |
6回 | セレナ・ウィリアムズ |
クリス・エバート | |
5回 | シュテフィ・グラフ |
4回 | マルチナ・ナブラチロワ |
3回 | マーガレット・コート |
ビリー・ジーン・キング | |
キム・クリスターズ | |
2回 | 大坂なおみ |
ヴィーナス・ウィリアムズ | |
トレーシー・オースティン | |
モニカ・セレス | |
ジャスティン・エナン |
(表の黄色マーカーは現役選手)
オープン化以降に女子でもっとも優勝回数が多いのはセレナ・ウィリアムズ選手とクリス・エバート選手で6回。
どちらもアメリカの選手でセレナ選手は2012年から3連覇、エバート選手は1975年から4連覇があります。
次に多いのがドイツのシュテフィ・グラフ選手の5回。2度の2連覇があります。
その次がアメリカのマルチナ・ナブラチロワ選手の4回。2度の2連覇。
4回以上優勝した上位4選手のうち3人がアメリカの選手となっています。
では全米オープンテニスの歴代優勝者や優勝回数については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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