この記事では錦織圭選手が2020年の出場大会スケジュールと2019年に獲得して失効するポイントの情報をまとめています。
出場予定大会一覧
大会名にはそれぞれの大会情報をまとめてあるページへのリンクが貼ってあります。
(背景がグレーの大会は欠場または新型コロナウイルスの影響で開催できなかった大会)
日程 | 大会名 | カテゴリー |
1月3日〜 | ATPCUP | – |
1月20日〜 | 全豪オープン | グランドスラム |
2月10日〜 | ニューヨーク・オープン | ATP250 |
2月17日〜 | デルレイビーチオープン | ATP250 |
3月6日~ | デビスカップ予選 | デビスカップ |
3月12日〜 | BNPパリバオープン | ATP1000 |
3月25日〜 | マイアミオープン | ATP1000 |
4月12日〜 | ロレックス・モンテカルロ・マスターズ | ATP1000 |
4月20日〜 | バルセロナ・オープン | ATP500 |
5月3日〜 | ムチュア・マドリード・オープン | ATP1000 |
6月15日〜 | グラスコート・オープン | ATP500 |
6月29日〜 | ウィンブルドン | グランドスラム |
7月25日〜 | 東京オリンピック | オリンピック |
8月10日〜 | ロジャーズカップ | ATP1000 |
8月16日〜 | ウエスタン&サザンオープン | ATP1000 |
8月31日〜 | 全米オープン | グランドスラム |
9月8日~ | ゼネラリオープン | ATP250 |
9月14日〜 | BNLイタリア国際 | ATP1000 |
9月18日~ | デビスカップ グループⅠ | デビスカップ |
9月27日〜 | 全仏オープン | グランドスラム |
10月5日〜 | 楽天ジャパンオープン | ATP500 |
10月11日〜 | ロレックス・上海・マスターズ | ATP1000 |
10月12日~ | サンクトペテルブルグオープン | ATP500 |
10月19日~ | ヨーロピアンオープン | ATP250 |
10月26日〜 | エルステ・バンク・オープン | ATP500 |
11月2日〜 | ロレックス・パリ・マスターズ | ATP1000 |
まだこのスケジュールは暫定ですが、2020年の錦織選手はオリンピックを含め合計21大会、ファイナル出場を決めた場合はファイナルが追加され22大会となります(デビスカップは除く)。
新型コロナウイルスの影響で2020年のテニスツアーは大幅に変更。
殆どの大会は中止となり、8月に開催されるウエスタン&サザンオープンからツアー再開予定。
錦織選手のスケジュールはローマのマスターズまでのエントリーは決まっているため、全仏やその後ヨーロッパで行われるパリマスターズまでは出場する予定であると思われます。
グレードやサーフェスでの内訳
グレード別
マスターズ|2
ATP500|2
ATP250|2
大会グレード別で見るとこんな感じです。
昨年との大きな違いは、やはりオリンピックとATPCUPの出場。
ATPCUPは昨年で言うとブリスベン国際(ATP250)に出場していた時期の出場となり、ATPCUPは通常のツアー大会よりも選手に寄りますが、各国NO.1、NO.2の選手は試合数が多くなる可能性が高いため負担は増えます。
オリンピックはドロー数が64なので試合数自体はマスターズと同程度となりますが、母国開催のオリンピックという事でかかってくるプレッシャーも相当なものになりそうです。
また昨年は2月のツアーにATP500のロッテルダム、ドバイを新たに組み込みましたが、2020年はそれまで出場する事が多かったアメリカで開催されるATP250の2大会に戻しています。
サーフェス別
クレー|2
グラス|–
サーフェス別の大会数は昨年から大きな変化はありません。
オリンピックのサーフェスもハードですし、ATPCUPもハードです。
2020年シーズンの失効ポイント
2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響で多くの大会が開催できなかったため、特別措置として2019年の3月以降に獲得したポイントは失効せずに2020年まではそのまま保持できる事になりました。
こちらは2019年シーズンに獲得したポイントで、オフィシャルランキングに反映されていて2020年に失効するポイントをまとめています。
大会 | 失効ポイント | 失効日 |
ATP250 ブリスベン | 250 | 2020年1月6日 |
全豪オープン | 360 | 2020年1月27日 |
ATP500 ロッテルダム | 180 | 2020年2月17日 |
ATP500 ドバイ | 45 | 2020年3月2日 |
マスターズ インディアンウェルズ |
45 | 2020年3月16日 |
マスターズ マイアミ | 10 | 2020年4月6日 |
マスターズ モンテカルロ | 10 | 2020年4月20日 |
ATP500 バルセロナ | 180 | 2020年4月27日 |
マスターズ マドリード | 90 | 2020年5月11日 |
マスターズ ローマ | 180 | 2020年5月18日 |
全仏オープン | 360 | 2020年6月8日 |
ウィンブルドン | 360 | 2020年7月13日 |
マスターズ カナダ | 10 | 2020年8月10日 |
マスターズ シンシナティ |
10 | 2020年8月17日 |
全米オープン | 90 | 2020年9月7日 |
失効ポイントの山場は1月~2月のシーズン始めと5月~7月のクレー・グラスコートシーズンあたり。
2月の半ばまでに800ポイント近くが失効されるため、それまでにある程度のポイントをディフェンドできないと、その後のアメリカのマスターズやクレーシーズンのマスターズでシードを貰えない可能性も少なからず出てきます。
2つ目の山場は全仏、ウィンブルドンあたりの時期で、この2大会分で720ポイントの失効となります。
ディフェンド状況次第では北米ハードコートシーズンのマスターズや全米オープンのシード順にも影響が出る可能性があります。
ただウィンブルドンのポイントが失効される7月13日まで何とかしのぎ切れば、そこからは殆ど失効ポイントが無いので、ランキングを戻せるチャンスです。
では錦織圭の2020年シーズン大会スケジュールと失効ポイントについては以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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