デビスカップファイナルとは何か、2019年からの新フォーマットについて

 

こんにちは、ケイです。今回は2019年からデビスカップが大きく変革され「デビスカップファイナル」となる事が発表されたので、そのことについていろいろと情報を整理していこうと思います。

 

デビスカップファイナルとは

2019年からのデビスカップは、「The Davis Cup by BNP Paribas Finals」という呼び方に変更され、日本語ではどういった呼び方をするのかよくわかりませんが、とりあえずこの記事ではデビスカップファイナルという呼び方で説明を進めていくことにします。

まず今までのデビスカップと大きく変わるのが開催時期です。

以下の表ははこれまでの開催時期です。

 1回戦 2月の始め
 準々決勝 4月の始め
 準決勝 9月の始め
 プレーオフ 9月の中頃
 決勝 11月終わり

これが2019年以降の新フォーマットだとこうなります。

予選ラウンド 2月
決勝ラウンド 11月

新フォーマットは2月に予選ラウンドをやって、勝利した国が11月のツアーファイナル後に行われる、言わば「デビスカップファイナル」に進む事ができます。

予選ラウンド

参加国の決め方(2020年以降開催)

2月に行われる予選ラウンドは合計24カ国が参加し、勝利した12カ国が決勝ラウンドに進みます

この予選ラウンドに参加できる24カ国のうちシードとなる上位の12カ国は、前年度のデビスカップファイナルで予選を突破し決勝ラウンドに進みベスト4より前で敗退した12カ国になります。

決勝ラウンドのリーグ戦で一番成績が悪かった国とその次に悪かった国の2カ国はゾーングループへ降格します。

 

シード国
(上位12カ国)
前年度決勝ラウンドでベスト4より前で敗退した国
(下から1、2番目に成績の悪かった国はゾーングループへ降格)
12カ国
グループⅠからの選出
(下位12カ国)
ヨーロッパ・アフリカゾーングループⅠ(6カ国)
アジア・オセアニアゾーングループⅠ(3カ国)
アメリカゾーングループⅠ(3カ国)
12カ国

 

しかしこれは2020年以降の決め方で2019年は初開催となりますので、予選ラウンドに参加できる国の決め方が少し違います。

参加国の決め方(2019年開催)

2019年の予選ラウンド上位12カ国は、2018年のワールドグループの準々決勝で敗退した4カ国ワールドグループプレーオフで勝利した8カ国となります。

 

そしてシード国ではない下位の12カ国はグループⅠから選出された国になり、ヨーロッパ・アフリカゾーンから6カ国、アジア・オセアニアゾーンから3カ国、アメリカゾーンから3カ国となります。これについては2020年以降も同じです。

 

シード国
(上位12カ国)
ワールドグループ準々決勝敗退(4カ国)
ワールドグループプレーオフで勝利(8カ国)
12カ国
グループⅠからの選出
(下位12カ国)
ヨーロッパ・アフリカゾーングループⅠ(6カ国)
アジア・オセアニアゾーングループⅠ(3カ国)
アメリカゾーングループⅠ(3カ国)
12カ国

 

試合形式

予選ラウンドは今までのデビスカップ通り、ホーム&アウェイ方式(対戦する国が交互にホームとアウェイを入れ替える)で行われます。

しかし変更点もあり、今まではシングルス・ダブルス共に5セットマッチ(タイブレーク有り)で行われてきましたが、全て3セットマッチ(タイブレーク有り)に変更になります。

さらに今までは1日目でシングルス2試合、2日目でダブルス1試合、3日目でシングルス2試合といった日程で進められましたが、3セットマッチになったこともあり、この日程が2日間に短縮されます。

シングルスとダブルスの試合がどのように振り分けられるかは分かりませんが、おそらく1日目にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合になると思います。

決勝ラウンド(ファイナルズ)

参加国の決め方

決勝ラウンドの参加国は前述した予選ラウンドで勝利した国12カ国前年大会でベスト4以上の成績を残した4カ国(2019年の場合は前年のデビスカップでベスト4以上になった4カ国)大会側が選出するワイルドカードの2カ国、この合計18カ国で行われます。

 

前年度ベスト4以上の国4カ国
予選ラウンドで勝利した国12カ国
ワイルドカード2カ国

ワイルドカードの2カ国は2月の予選ラウンドの前に発表されるようです。

試合形式

決勝ラウンドの試合形式は今までのデビスカップと比べて大幅に変更されています。

まずこの18カ国が3カ国ずつの6つのグループに分かれてリーグ戦をします。そして各リーグで1位になった6カ国と、各リーグで2位になった国の中で良い成績を残した2カ国がくり上がり、合計8カ国で準々決勝(決勝トーナメント)を行います。準々決勝からは通常通りトーナメント形式の勝ち上がりになります。

このリーグ2位の国の中から良い成績を残した国を決める方法はおそらく、勝率・セット取得率・ゲーム取得率を用いて決めるものになると思います。

試合の日程や形式ですが、リーグ戦・決勝トーナメントの全て、シングルス2試合・ダブルス1試合の合計3試合で勝敗を決め、全て3セットマッチ(タイブレーク有り)で、この3試合を1日で行います。今までと違い後半のシングルス2試合がなくなっています。それでも全日程を1週間で進めるので、かなりスピーディかつハードな日程ですね。

あと予選ラウンドの時にも少し話しましたが、決勝ラウンドのリーグ戦の段階で一番成績が悪かった国と、その次に成績の悪かった国の2カ国はゾーングループへ降格してしまいます。

ツアーファイナル後に集中した日程で行われるのでトップ選手も出場しやすくなった

今までのデビスカップは年間を通して試合が行われてきたので、ツアーとの兼ね合いでトップ選手が出場をスキップすることも多かったのですが、今回の新フォーマットに以降することにより、決勝ラウンドについては、ツアーファイナル終了後に集中して日程が組まれているので、トップ選手も出場しやすくなったと思われます。

しかしツアーファイナル終了直後の出場になるので、ファイナルに出場するトップ選手にとっては非常にハードな日程になる事に変わりがありませんが。

それでもデビスカップに参加するテニス強豪国が1箇所に集まって1週間を通して大会が開催されるのは、テニスファンとしてはとても嬉しいイベントになりそうですね。

 

では2019年からのデビスカップファイナル、新フォーマットについては以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

 

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