この記事では全豪オープンのシングルス歴代優勝者や優勝回数の多い選手を男女別にまとめていきます。
(2024.1更新)
男子シングルスの歴代優勝者と優勝回数
歴代優勝者と過去の結果一覧(2005年以降)
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2024 | シナー | メドベージェフ | ジョコビッチ ズベレフ |
2023 | ジョコビッチ | チチパス | ポール ハチャノフ |
2022 | ナダル | メドベージェフ | ベレッティーニ チチパス |
2021 | ジョコビッチ | メドベージェフ | カラツェフ チチパス |
2020 | ジョコビッチ | Ⅾ・ティエム | フェデラー ズベレフ |
2019 | ジョコビッチ | R・ナダル | L・プイユ S・チチパス |
2018 | フェデラー | M・チリッチ | チョン・ヒョン K・エドモンド |
2017 | フェデラー | R・ナダル | S・ワウリンカ G・ディミトロフ |
2016 | ジョコビッチ | A・マレー | フェデラー M・ラオニッチ |
2015 | ジョコビッチ | A・マレー | S・ワウリンカ T・ベルディヒ |
2014 | S・ワウリンカ | R・ナダル | T・ベルディヒ フェデラー |
2013 | ジョコビッチ | A・マレー | D・フェレール フェデラー |
2012 | ジョコビッチ | R・ナダル | A・マレー フェデラー |
2011 | ジョコビッチ | A・マレー | フェデラー D・フェレール |
2010 | フェデラー | A・マレー | J・ツォンガ M・チリッチ |
2009 | R・ナダル | フェデラー | F・ベルダスコ A・ロディック |
2008 | ジョコビッチ | J・ツォンガ | フェデラー R・ナダル |
2007 | フェデラー | F・ゴンザレス | A・ロディック T・ハース |
2006 | フェデラー | M・バグダティス |
N・キファー
D・ナルバンディアン |
2005 | M・サフィン | L・ヒューイット | フェデラー A・ロディック |
シーズン開始直後の大会のため、毎年シード選手が早期敗退する波乱の多い全豪オープンですが、ビッグ4の活躍がとんでもないですね。
特に優勝回数はジョコビッチ選手が2019年の優勝で7回となり、それまでは6回で1位タイとなっていましたがこれで単独トップに。
次に多いのがフェデラー選手で2005年の優勝を含めて6回の優勝、1回の準優勝、7回のベスト4と2004年以降は2015年、19年以外は全てベスト4以上に進んでいる事になります。
2005年以降で考えると18大会中14大会をこのジョコビッチ選手とフェデラー選手の2人で優勝していると考えると驚愕です。
この2人と比べると少ないですが、それでもナダル選手も2度の優勝、準優勝も数回ありますし、マレー選手は優勝こそありませんが準優勝が5回あります。
この状況を改めてみると、2014年のワウリンカ選手の優勝がどれだけ凄い事なのか分かりますね。ビッグ4が無双している中で一人だけその壁を破って優勝していますから。
男子シングルスの優勝回数が多い選手(オープン化以降の優勝回数)
(表の黄色は現役選手)
優勝回数 | 選手 |
10回 | ノバク・ジョコビッチ |
6回 | ロジャー・フェデラー |
4回 | アンドレ・アガシ |
3回 | マッツ・ビランデル |
2回 |
ケン・ローズウォール |
ステファン・エドバーグ | |
ボリス・ベッカー | |
ジム・クーリエ | |
ヨハン・クリーク | |
イワン・レンドル | |
ジョン・ニューカム | |
ピート・サンプラス | |
ギエルモ・ビラス | |
ラファエル・ナダル |
オープン化以降、男子でもっとも優勝回数が多いのはジョコビッチ選手の10回。2011年から13年、19年から21年と2度の3連覇も達成しています。
2番目に多いのがフェデラー選手の6回。2006年と07年、2017年と18年と2度の2連覇を達成。
また2018年まではジョコビッチ選手とフェデラー選手は並んで1位タイでしたが、2019年にジョコビッチ選手が優勝したことにより単独トップに。
しかし優勝回数の歴代1位、2位が現役選手とは驚きですよね。
3番目に多いのがアガシ選手の4回。2000年、01年と2連覇も達成しています。
女子シングルスの歴代優勝者と優勝回数
歴代優勝者と過去の結果一覧(2005年以降)
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2024 | サバレンカ | チェン・チンウェン | ガウフ ヤストレムスカ |
2023 | サバレンカ | リバキナ |
リネッテ アザレンカ |
2022 | バーティ | コリンズ | キーズ シフィオンテク |
2021 | 大坂なおみ | ブレイディ | S・ウィリアムズ ムチョバ |
2020 | ケニン | ムグルッサ | バーティ ハレプ |
2019 | 大坂なおみ | P・クビトバ | K・プリスコワ D・コリンズ |
2018 | C・ウォズニアッキ | S・ハレプ | E・マーテンズ A・ケルバー |
2017 | S・ウィリアムズ | V・ウィリアムズ |
C・バンダウェイ
M・ルチッチバローニ |
2016 | A・ケルバー | S・ウィリアムズ | J・コンタ A・ラドワンスカ |
2015 | S・ウィリアムズ | M・シャラポワ | M・キーズ E・マカロワ |
2014 | リー・ナ | D・チブルコワ | E・ボウチャード A・ラドワンスカ |
2013 | V・アザレンカ | リー・ナ | S・スティーブンス M・シャラポワ |
2012 | V・アザレンカ | M・シャラポワ | K・クリスターズ P・クビトバ |
2011 | K・クリスターズ | リー・ナ | V・ズボナレワ C・ウォズニアッキ |
2010 | S・ウィリアムズ | J・エナン | リー・ナ チャン・ジー |
2009 | S・ウィリアムズ | D・サフィーナ | E・デメンティワ V・ズボナレワ |
2008 | M・シャラポワ | A・イバノビッチ | J・ヤンコビッチ D・ハンチュコワ |
2007 | S・ウィリアムズ | M・シャラポワ | N・バディソワ K・クリスターズ |
2006 | A・モレスモ | J・エナン | K・クリスターズ M・シャラポワ |
2005 | S・ウィリアムズ | L・ダベンポート | M・シャラポワ N・デシー |
女子ではセレナ・ウィリアムズ選手が2003年の優勝も含め7度の優勝で最多。
全豪オープン決勝の舞台で負けたのは2016年だけであとは全て勝利し優勝を果たしています。
次いで多いのが2012年、13年で2連覇を達成したアザレンカ選手。
そしてシャワポワ選手は優勝こそ1回だけですが、準優勝が3回、ベスト4も3回と好成績を残しています。
また2019年には日本の大坂なおみ選手が日本人選手では初の全豪オープン優勝。
女子シングルスの優勝回数が多い選手(オープン化以降)
優勝回数 | 選手 |
7回 | セレナ・ウィリアムズ |
4回 | モニカ・セレス |
シュテフィ・グラフ | |
イボンヌ・グーラゴング | |
マーガレット・コート | |
3回 | マルチナ・ナブラチロワ |
マルチナ・ヒンギス | |
2回 |
クリス・エバート |
ビクトリア・アザレンカ | |
ジェニファー・カプリアティ | |
ハナ・マンドリコワ | |
大坂なおみ | |
アリナ・サバレンカ |
表の黄色マーカーは現役選手
オープン化以降に女子でもっとも優勝回数が多いのはセレナ・ウィリアムズ選手の7回。2番目に多い選手とは差が開いてダントツの1位。
また連覇については2009年、10年で2連覇を達成していますが、まだ3連覇以上はありません。
次に優勝回数が多いのは4回で4選手が並んでいます。
中でもマーガレット・コート選手はオープン化以降(1969年以降)の優勝は4回ですが、それ以前に7回の優勝を果たしており、合わせれば11回の優勝でセレナ選手の記録を大きく超えてきます。
さらに4回の優勝を果たしている4選手は全員が3連覇を達成した選手でもあり、連覇という点ではセレナ選手よりも上の成績を残しています。
また2021年に全豪オープンで優勝を果たしたことで大坂なおみ選手も2回の優勝者としてリストに割って入りました。
大坂選手に関してはまだまだ先があるので今後どこまで優勝回数が増えるのか楽しみですね!
では全豪オープンの歴代優勝者や優勝回数については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
全豪オープンの関連記事はこちら。