こんにちは、ケイです。今回は1月にニュージーランド・オークランドで男女共催で開催されるATP250+インターナショナルの「ASBクラシック」で獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者などの大会概要をまとめていきます。
【大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
プレミア・マンダトリー
プレミア5
プレミア
インターナショナル
各ラウンドでの賞金とポイント
男子シングルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | $90,990(約1000万円) |
準優勝 | 150 | $49,205(約530万円) |
ベスト4 | 90 | $27,175(約290万円) |
ベスト8 | 45 | $15,435(約160万円) |
2回戦 | 20 | $8,880(約96万円) |
1回戦 | 0 | $5,320(約58万円) |
予選勝者 | 12 | |
予選2回戦 | 6 | $2,575(約27万円) |
予選1回戦 | 0 | $1,145(約12万円) |
シングルスの優勝賞金は約1000万円です。ATP250の中ではやや低めの賞金設定です。
(2018年時点でのATP250大会優勝賞金の平均は約1100万円ほど)
優勝賞金額の推移
2016年|$82,450(約900万円)
2017年|$80,250(約880万円)
2018年|$89,435(約980万円)
2019年|$90,990(約1000万円)
優勝賞金額は前年度比で約2%アップで日本円で20万円ほどアップ。
2015年以降からの推移を見ると17年にここ数年で最も低くなりそこから18年は一気に賞金が増額となりました。
男子ダブルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | $29,860(約310万円) |
準優勝 | 150 | $15,300(約160万円) |
ベスト4 | 90 | $8,290(約90万円) |
ベスト8 | 45 | $4,740(約51万円) |
1回戦 | 0 | $2,780(約29万円) |
女子シングルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 280 | $43,000(約470万円) |
準優勝 | 180 | $21,400(約230万円) |
ベスト4 | 110 | $11,300(約120万円) |
ベスト8 | 60 | $5,900(約64万円) |
2回戦 | 30 | $3,210(約35万円) |
1回戦 | 1 | $1,925(約20万円) |
予選勝者 | 18 | |
予選3回戦 | 14 | $1,005(約10万円) |
予選2回戦 | 10 | $730(約8万円) |
予選1回戦 | 1 | $530(約5万円) |
女子の方は男子と比べるとかなり低い賞金になっています。
大会の格付けとしてはインターナショナルなので男子でいえばATP250に相当するグレードですが、賞金には倍くらいの差がついています。
女子ダブルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 280 | $12,300(約132万円) |
準優勝 | 180 | $6,400(約70万円) |
ベスト4 | 110 | $3,435(約37万円) |
ベスト8 | 60 | $1,820(約19万円) |
1回戦 | 1 | $960(約10万円) |
大会概要
大会名 | ASBクラシック |
グレード | 男子|ATP250 |
女子|インターナショナル | |
開催場所 | ニュージーランド・オークランド |
開催時期 | 1月・第1週 |
サーフェス | ハード |
賞金総額 | 男子|$,561,345(約6100万円) |
女子|$,250,000(約2700万円) | |
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ASBクラシックは男子は1956年から開催されているかなり歴史の長い大会です。
とは言ってもASBクラシックは女子の大会で、男子はハイネケンオープンとして長く開催されてきて、2016年に女子と統合されました。
開催地であるオークランドはニュージーランドの中でもっとも人口が多く100万人以上の大都市で、現在はウェリントンが首都ですが、以前はこのオークランドがニュージランドの首都でした。
歴代優勝者と上位成績者
男子
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2005 | F・ゴンザレス | O・ロックス | J・チェラ J・ヘンリク |
2006 | J・ニーミネン | M・アンチッチ | O・ロックス S・ワウリンカ |
2007 | D・フェレール | T・ロブレド | M・フィッシュ A・カレーリ |
2008 | P・コールシュライバー | J・フェレーロ | J・モナコ J・ベネトー |
2009 | J・デルポトロ | S・クエリー | R・ソダーリング D・フェレール |
2010 | J・イズナー | A・クレメント | A・モンタネス P・コールシュライバー |
2011 | D・フェレール | D・ナルバンディアン | S・ヒラルド N・アルマグロ |
2012 | D・フェレール | O・ロックス | F・ベルダスコ P・コールシュライバー |
2013 | D・フェレール | P・コールシュライバー | G・モンフィス S・クエリー |
2014 | J・イズナー | ルー・イェンスン | R・アグート D・フェレール |
2015 | J・ベセリ | A・マナリノ | K・アンダーソン L・プイユ |
2016 | R・アグート | J・ソック | J・ツォンガ D・フェレール |
2017 | J・ソック | J・ソウザ | S・ジョンソン M・バグダティス |
2018 | R・アグート | J・デルポトロ | R・ハーセ D・フェレール |
この大会一番多く優勝しているのはフェレール選手。過去に4度の優勝があり2011年から2013年まで3連覇も達成しています。またその他にも4度ベスト4にも進出しており、かなり高い確率で好成績を残していますね。
次に優勝が多いのはイズナー選手とアグート選手の2回。この二人は2014年大会の準決勝で対戦していますが、その時はイズナー選手が勝利しています。
あとはコールシュライバー選手も優勝1回、準優勝1回、ベスト4が2回と好成績を残しています。
女子
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2010 | Y・ウィックマイヤー | F・ペンネッタ | S・ピア F・スキアボーネ |
2011 | G・アラン | Y・ウィックマイヤー | J・ゲルゲス S・ピング |
2012 | ジェン・ジー | F・ペンネッタ | S・クズネツォワ A・ケルバー |
2013 | A・ラドワンスカ | Y・ウィックマイヤー | J・ハンプトン M・バーチェル |
2014 | A・イバノビッチ | V・ウィリアムズ | K・フリプケンス J・ハンプトン |
2015 | V・ウィリアムズ | C・ウォズニアッキ | L・デイビス B・ストリコワ |
2016 | S・スティーブンス | J・ゲルゲス | C・ウォズニアッキ T・パチェック |
2017 | L・デイビス | A・コニュ | J・オスタペンコ J・ゲルゲス |
2018 | J・ゲルゲス | C・ウォズニアッキ | シェイ・スーウェイ S・ヴィッカリー |
女子では2010年以降で複数回優勝した選手はいません。
上位進出が多いのはウィックマイヤー選手で、優勝1回と準優勝が2回。次いでゲルゲス選手が優勝、準優勝が1回ずつとベスト4が2回となっています。
最近では日本人選手の活躍はありません。
ではASBクラシックで獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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