今回は2018年の全豪オープンでワウリンカ選手を破って話題になったアメリカのテニーズ・サングレン選手についての情報をまとめていこうと思います。
(2020,3,18更新)
プロフィール
年齢 | 28歳 |
国 | アメリカ |
身長 | 188cm |
体重 | 88kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
好きなコート | ハード |
好きなショット | SABR(フェデラー選手のリターンの技) |
コーチ | ミカエル・ラッセル |
ツアーでの成績
キャリアタイトル
サングレン選手のシングルスキャリアタイトルは1勝。
2019年、27歳の時にATP250オークランドでツアー初タイトルを獲得。
ノーシードでの出場でしたが、2回戦で第3シードのチェッキナート選手に勝利し、決勝ではWCで出場していたイギリスの若手であるノーリー選手に勝利。
下部ツアーのチャレンジャーでは3つのタイトルを獲得。
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | ベスト8 |
全仏オープン | 1回戦 |
ウィンブルドン | 4回戦 |
全米オープン | 3回戦 |
グランドスラムでの最高成績はベスト8。
全豪オープンで2018年、2020年と2度のベスト8入り。
キャリアハイは41位が最高のサングレン選手ですが、グランドスラムではかなり好成績を残していて、グランドスラムで非常に強さを発揮する選手。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 2回戦 |
マイアミ | 1回戦 |
モンテカルロ | 1回戦 |
マドリード | 1回戦 |
ローマ | – |
カナダ | – |
シンシナティ | 予選敗退 |
上海 | 予選敗退 |
パリ | 予選敗退 |
マスターズの最高成績は2回戦。
2018年のインディアンウェルズでマスターズ本選で初勝利を達成しています。
キャリアハイやランキングの推移
ランキングの推移 | |
トップ100 | 2017年(25歳) |
トップ50 | 2018年(26歳) |
キャリアハイ|41位 | 2019年(27歳) |
年末ランキングの推移 | |
2011 | 540 |
2012 | 233 |
2013 | 183 |
2014 | 660 |
2015 | 261 |
2016 | 191 |
2017 | 96 |
2018 | 61 |
2019 | 68 |
プレースタイル
サングレン選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器はストロークとテクニック。
ラリー戦になった時にベースライン後方でどちらかというと守りのポジションを取っている事が多いですが、攻める時は思い切りが良く、一気に前に入ってすごく攻撃的なスタイルになります。
ストロークは調子の良いときのバックハンドはかなりレベルが高く、やや劣勢のラリー中でもベースライン後方からでもダウンザラインへコントロールするほどの実力。
バックのハイボレーや良いサーブに対するブロックリターンなどテクニックが必要なショットもそつなくこなす事も多いです。
サーブはスピードはそこまで速くありませんが、コースが良く深いところに入るので伸びのある良いサーブです。
戦力分析
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 8 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 8 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 8 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 7 |
総合力 | 74 |
主な経歴
2014年に半年間のツアー離脱
サングレン選手はプロ転向4年目の2014年シーズンに怪我により約半年間のツアー離脱をします。これで順調に上がってきていたランキングも大幅にダウンしてしまうことになります。
ジュニアランキングでは最高9位を記録し、アメリカの期待のルーキーだったので非常に残念でした。
しかしその後少し時間はかかりましたが、2017年シーズンにはチャレンジャーで2タイトルを獲得、トップ100にも入り完全復帰を果たします。
さらに2018年の全豪オープンでは今までグランドスラムでは1回戦が最高成績だったのにも関わらず、元世界3位のワウリンカ選手を破るなどの金星をあげ4回戦へ進出。これで一気に話題になりました。
ではサングレン選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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