今回は2月にアメリカ・ニューヨークで開催されるATP250の「ニューヨーク・オープン」で獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者などの大会概要をまとめていきます。
【大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
各ラウンドでの賞金とポイント
シングルスの賞金
結果 | ポイント | 賞金(ドル) | 賞金(日本円) |
優勝 | 250 | $120,635 | ¥12,907,945 |
準優勝 | 150 | $66,770 | ¥7,144,390 |
ベスト4 | 90 | $37,590 | ¥4,022,130 |
ベスト8 | 45 | $21,390 | ¥2,288,730 |
2回戦 | 20 | $12,275 | ¥1,313,425 |
1回戦 | 0 | $7,175 | ¥767,725 |
予選勝者 | 12 | ||
予選2回戦 | 6 | $3,505 | ¥375,035 |
予選1回戦 | 0 | $1,825 | ¥195,275 |
ニューヨークオープンの優勝賞金は約12万ドル(約1200万円)。
ATP250の優勝賞金は平均が1200万円ほどなので、ニューヨークオープンはほぼ平均にあたります。
賞金額の推移
結果 | 2020年 | 2019年 |
優勝 | $120,635 | $119,250 |
準優勝 | $66,770 | $62,805 |
ベスト4 | $37,590 | $34,020 |
ベスト8 | $21,390 | $19,385 |
2回戦 | $12,275 | $11,420 |
1回戦 | $7,175 | $6,765 |
予選2回戦 | $3,505 | $3,045 |
予選1回戦 | $1,825 | $1,520 |
前年度比
結果 | 2020年 |
優勝 | 1.2% |
準優勝 | 6.3% |
ベスト4 | 10.5% |
ベスト8 | 10.3% |
2回戦 | 7.5% |
1回戦 | 6.1% |
予選2回戦 | 15.1% |
予選1回戦 | 20.1% |
ダブルスの賞金
結果 | ポイント | 賞金(ドル) | 賞金(日本円) |
優勝 | 250 | $40,690 | ¥4,353,830 |
準優勝 | 150 | $20,860 | ¥2,232,020 |
ベスト4 | 90 | $11,300 | ¥1,209,100 |
ベスト8 | 45 | $6,470 | ¥692,290 |
1回戦 | 0 | $3,780 | ¥404,460 |
大会概要
大会名 | ニューヨーク・オープン |
グレード |
ATP250 |
開催場所 | アメリカ・ニューヨーク |
開催時期 | 2月・第3週 |
サーフェス | ハード |
参加数 | シングルス(28) ダブルス(16) |
URL | ATP公式サイトの大会ページ |
ニューヨーク・オープンは1970年から開催されている非常に歴史のある大会です。開催地のニューヨークはアメリカ合衆国・ニューヨーク州にある世界都市で、人口は800万人以上にもなります。
初代優勝者は全米オープンのセンターコートにも名前が用いられているテニス界のレジェンドであるアーサー・アッシュ選手。
その後もアメリカ勢では、マッケンロー選手、レンドル選手、サンプラス選手、アガシ選手、チャン選手、ロディック選手など、1時代を代表する選手達も優勝を果たしています。
2014年までは「全米国際インドアテニス選手権」、2017年までは「メンフィス・オープン」という大会名で開催されており、大会グレードについても2013年まではATP500での開催となっていました。
歴代優勝者と上位成績者
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2008 | S・ダルシス | R・ソダーリング | J・ビョルクマン R・ステパネク |
2009 | A・ロディック | R・ステパネク | L・ヒューイット D・セラ |
2010 | S・クエリー | J・イズナー | E・グルビス P・ペッシュナー |
2011 | A・ロディック | M・ラオニッチ |
J・デルポトロ M・フィッシュ |
2012 | J・メルツァー | M・ラオニッチ | R・ステパネク B・ベッカー |
2013 | 錦織圭 |
F・ロペス | M・マトセビッチ D・イストミン |
2014 | 錦織圭 | I・カルロビッチ | M・ラッセル ルー・イェンスン |
2015 | 錦織圭 | K・アンダーソン |
S・クエリー D・ヤング |
2016 | 錦織圭 |
T・フリッツ | S・クエリー R・ベランキス |
2017 | R・ハリソン | N・バシラシビリ | D・ヤング M・ククシュキン |
2018 | K・アンダーソン | S・クエリー |
錦織圭 A・マナリノ |
2008年以降でこの大会を最も多く優勝しているのは錦織選手で、2013年から2016年にかけて4連覇を達成しています。
4連覇は初開催の1970年から考えても達成できたのは錦織選手が初でした。グレードが下がったとはいえ4連覇はとてつもないですよね。
その他の選手だと、優勝と準優勝が1回ずつあるのが地元アメリカのクエリー選手と、ランキングトップ5入りも果たした南アフリカのアンダーソン選手。
全体を見るとカルロビッチ選手やラオニッチ選手など、先程の2選手もそうですが、ビッグサーバーの活躍がかなり多い大会ですね。
このビッグサーバーたちを押しのけて、錦織選手が堂々の4連覇を達成したことを考えると、より凄みが増します。
ではニューヨーク・オープンで獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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