2018年にトップ10入りを果たしたロシアのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)選手。
カサキナ選手のプロフィール、ランキングの推移、ツアーでの成績をまとめていきます。
(2020,6,5更新)
プロフィール
年齢 | 23歳 |
生年月日 | 1997年5月7日 |
国 | ロシア |
身長 | 170cm |
利き手 | 右 |
コーチ | カルロス・マルチネス・コメット |
カサキナ選手は両親がそれぞれ陸上とアイスホッケーのトッププレイヤーでアスリート家系。
6歳からテニスを始めてジュニア時代は2014年の全仏ジュニアのシングルスで優勝。
現在のコーチはスペインの元プロテニスプレイヤーであるカルロス・マルチネス・コメットコーチ。
(WTATENNIS.COM参照)
ツアーでの成績
キャリアタイトル
ツアータイトルは2勝。
2017年のチャールストン(プレミア)でノーシードから2人のシード選手に勝利して優勝。
19歳での初タイトルとなりこれだけでも凄い事ですが、プレミアのグレードでの優勝は驚きです。
【タイトルの内訳】
グレード別 | |
グランドスラム | 0 |
プレミアマンダトリー | 0 |
プレミア5 | 0 |
プレミア | 2 |
インターナショナル | 0 |
サーフェス別 | |
ハード | 1 |
クレー | 1 |
グラス | 0 |
グランドスラムの成績
全豪オープン | 3回戦 |
全仏オープン | ベスト8 |
ウィンブルドン | ベスト8 |
全米オープン | 4回戦 |
グランドスラムの最高成績はベスト8。
これまでに全仏とウィンブルドンで1回ずつベスト8入りした経験が有ります。
2018年の全仏オープンでは4回戦で第2シードのキャロライン・ウォズニアッキ選手と対戦しストレートで勝利、初のグランドスラムベスト8進出。
そして同じく2018年のウィンブルドンでは当時は大会17シードとして出場していたアシュリー・バーティ選手に3回戦で勝利しベスト8入り。
プレミアマンダトリーの成績
インディアンウェルズ | 準優勝 |
マイアミ | 3回戦 |
マドリード | ベスト8 |
北京 | ベスト8 |
プレミアマンダトリーの最高成績は準優勝。
2018年のインディアンウェルズは第20シードでの出場で、3回戦は第13シードのスローン・スティーブンス選手、4回戦は第2シードのキャロライン・ウォズニアッキ選手、準々決勝は第10シードのアンゲリク・ケルバー選手、準決勝は第8シードのヴィーナス・ウィリアムズ選手に勝利して決勝に進出。
決勝ではノーシードから快進撃を続けてきた日本の大坂なおみ選手にストレートで敗退。
しかし世界1位を経験しているウォズニアッキ選手、ヴィーナス選手、ケルバー選手ら3人に勝利する驚異的な快進撃を見せた大会となりました。
ランキングの推移
キャリアハイランキングの推移 | |
トップ100 | 2015年(18歳) |
トップ50 | 2016年(18歳) |
トップ20 | 2018年(20歳) |
トップ10 | 2018年(21歳) |
キャリアハイ|10位 | 2018年(21歳) |
年末ランキングの推移 | |
2014 | 352 |
2015 | 75 |
2016 | 26 |
2017 | 24 |
2018 | 14 |
2019 | 70 |
シーズン毎の主な成績
(表の黄色マーカーは280ポイント以上、黄色太字は1000ポイント以上)
年 | 順位 | 主な成績 |
2015 | 75位 |
グランドスラム|全米(3回戦) プレミア|モスクワ(ベスト4) インターナショナル|グシュタード(ベスト8) |
2016 | 26位 |
グランドスラム|ウィンブルドン、全仏、全豪(3回戦) プレミアマンダトリー|インディアンウェルズ(ベスト8) プレミア5|カナダ(ベスト8) 武漢(ベスト16) プレミア|サンクトペテルブルグ(ベスト4) モスクワ、チャールストン(ベスト8) |
2017 | 20位 |
グランドスラム|全米(4回戦) 全仏(3回戦) プレミアマンダトリー|北京(ベスト8) プレミア5|武漢(ベスト16) プレミア|チャールストン(優勝) モスクワ(準優勝) ドーハ(ベスト8) インターナショナル|シドニー(ベスト8) |
2018 | 14位 |
グランドスラム|全米、ウィンブルドン(ベスト8) プレミアマンダトリー|インディアンウェルズ(準優勝) マドリード(ベスト8) プレミア5|武漢、ローマ(ベスト16) プレミア|モスクワ(優勝) ドバイ(準優勝) サンクトペテルブルグ(ベスト4) チャールストン、イーストボーン(ベスト8) |
2019 | 70位 |
プレミアマンダトリー|北京(ベスト8) マイアミ(3回戦) プレミア5|ローマ(ベスト16) プレミア|サンクトペテルブルグ(ベスト8) |
【関連記事】
テニス関連の記事はこちらにまとめてあります。