こんにちは、ケイです。今回はイギリス・ロンドンで開催されるATP500の大会である「フィーバー・ツリー選手権」の賞金や獲得できるポイント、過去の大会結果などの情報をまとめていきます。
シングルスとダブルスの賞金、ポイント
(1ユーロ=130円のレートで計算しています。)
シングルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 500 | €427,590(約5550万円) |
準優勝 | 300 | €209,630(約2710万円) |
ベスト4 | 180 | €105,480(約1300万円) |
ベスト8 | 90 | €53,645(約680万円) |
2回戦 | 45 | €27,860(約360万円) |
1回戦 | 0 | €14,690(約180万円) |
予選勝者 | 20 | |
予選2回戦 | 10 | €3,250(約42万円) |
予選1回戦 | 0 | €1,660(約21万円) |
ダブルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 500 | €128,740(約1660万円) |
準優勝 | 300 | €63,030(約810万円) |
ベスト4 | 180 | €31,630(約400万円) |
ベスト8 | 90 | €16,230(約210万円) |
1回戦 | 0 | €8,390(約100万円) |
大会概要
大会名 | フィーバーツリー選手権 |
グレード | ATP500 |
開催場所 | イギリス・ロンドン |
開催時期 | 6月第4週 |
ドロー数 | S(32)、D(16) |
サーフェス | グラス |
賞金総額 | €1,983,595(約2億5000万円) |
URL | ATP公式サイト大会ページ |
大会公式サイト |
フィーバーツリー選手権は別名クイーンズ・クラブ選手権とも言われ、かなり歴史が長いです。オープン化以降では、1992年に松岡修造選手が決勝まで勝ち進み、準優勝を果たしています。
また2014年まではATP250の大会としてツアーで開催されていましたが、2015年のツアー改変でATP500に昇格。
2017 年大会の結果(ベスト8以上)
準々決勝
WIN | SCORE | LOSE |
M・チリッチ | 64,75 | D・ヤング |
G・ディミトロフ | 63,36,63 | D・メドベデフ |
F・ロペス | 765,671,75 | T・ベルディヒ |
G・ミュラー | 64,765 | S・クエリー |
準決勝
WIN | SCORE | LOSE |
M・チリッチ | 63,57,64 | G・ミュラー |
F・ロペス | 75,36,62 | G・ディミトロフ |
決勝
WIN | SCORE | LOSE |
F・ロペス | 46,762,768 | M・チリッチ |
2017年大会はノーシードから上がってきたロペス選手が第4シードのチリッチ選手にフルセットの逆転で勝利し、この大会初めての優勝。ファイナルセットのタイブレークは10-8という大接戦の末に決着がつきました。
結果的にこの大会ロペス選手は1回戦で2シードのワウリンカ選手、準々決勝で7シードのベルディヒ選手、準決勝で6シードのディミトロフ選手、決勝で4シードのチリッチ選手と優勝までに4人のシード選手を破っての優勝となりました。
2005年以降の結果
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | |
2005 | A・ロディック | I・カルロビッチ | R・ステパネク | T・ジョハンソン |
2006 | L・ヒューイット | J・ブレイク | A・ロディック | T・ハンフマン |
2007 | A・ロディック | N・マウ | D・ツルスノフ | A・クレメント |
2008 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | A・ロディック | D・ナルバンディアン |
2009 | A・マレー | J・ブレイク | A・ロディック | J・フェレーロ |
2010 | S・クエリー | M・フィッシュ | F・ロペス | R・シュットゥラー |
2011 | A・マレー | J・W・ツォンガ | A・ロディック | J・ワード |
2012 | M・チリッチ | D・ナルバンディアン | G・ディミトロフ | S・クエリー |
2013 | A・マレー | M・チリッチ | J・W・ツォンガ | L・ヒューイット |
2014 | G・ディミトロフ | F・ロペス | S・ワウリンカ | R・ステパネク |
2015 | A・マレー | K・アンダーソン | G・シモン | V・トロイツキ |
2016 | A・マレー | M・ラオニッチ | M・チリッチ | B・トミック |
2017 | F・ロペス | M・チリッチ | G・ディミトロフ | G・ミュラー |
※背景が赤色はビッグ4
やはり母国イギリスと言うこともあり、マレー選手が多くタイトルを獲得していますね。ただグレードATP500なので毎年必ず出場するわけではないので、他の選手も多く活躍できています。
現役選手なら最近では、クエリー選手、チリッチ選手、ディミトロフ選手、ロペス選手がタイトルを獲得しています。特にチリッチ選手は準優勝も2回あるので相性の良い大会と言えますね。
あとは少し前に遡ると、引退した元世界1位でビッグサーバーのロディック選手の活躍も凄まじいです。やはりグラスコートとビッグサーバーの組み合わせは非常に相性が良いことがよく分かります。それを踏まえて考えると、ビッグサーバーではないマレー選手がここまでの回数優勝できるのは本当に凄い事です。
ではフィーバー・ツリー選手権の獲得賞金やポイント、過去大会の結果についてまとめてみました。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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ゲリーウェバーオープン(ATP500・ハレ)の賞金・ポイント・過去大会の結果
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