2019年以降は特に激闘を続けているノバク・ジョコビッチ選手とダニール・メドベージェフ選手。
今回はこの2人の対戦成績について、過去の結果や勝率などについての情報をまとめていきます。
(2021,2,20更新)
メドベージェフとジョコビッチのプロフィール比較
メドベージェフ | ジョコビッチ | |
身長 | 198cm | 188cm |
体重 | 83kg | 77kg |
BMI | 21.2 | 21.8 |
プロ入り | 2014年(18歳) | 2003年(16歳) |
ツアー初タイトル | 2018年(21歳) | 2006年(19歳) |
マスターズ初タイトル | 2019年(23歳) | 2007年(19歳) |
グランドスラム初タイトル | – | 2008年(20歳) |
トップ10入り | 2019年(23歳) | 2007年(19歳) |
トップ5入り | 2019年(23歳) | 2007年(20歳) |
1位達成 | – | 2011年(24歳) |
グランドスラム 最高成績 | 準優勝 (2回) | 優勝 (18回) |
マスターズ 優勝回数 | 優勝 (3回) | 優勝 (36回) |
メドベージェフ選手は身長が2m近くありジョコビッチ選手よりも10cm高いです。
2人ともテニス選手としては細身な体格ですが、BMIで見るとメドベージェフ選手の方がジョコビッチ選手よりも細身で一般男性の適正体重よりもやや低いくらいです。
ツアーでの成績はジョコビッチ選手が早い段階で達成しており、最も達成した年齢の差が少ない初タイトル獲得でも2歳差です。
メドベージェフとジョコビッチの対戦成績
対戦成績
メドベージェフ
3勝(37%)
ジョコビッチ
5勝(62%)
過去の対戦一覧
年 | 大会 (グレード) | 勝者 | スコア |
2017 | セルビアVSロシア (デビスカップ・ハード) | ジョコビッチ | 36 64 61 10 RET |
2017 | イーストボーン (ATP250・グラス) | ジョコビッチ | 64 64 |
2019 | 全豪オープン (グランドスラム・ハード) | ジョコビッチ | 64 67 62 63 |
2019 | モンテカルロ (マスターズ・クレー) | メドベージェフ | 63 46 62 |
2019 | シンシナティ (マスターズ・ハード) | メドベージェフ | 36 63 63 |
2020 | ATPCUP (国別対抗戦・ハード) | ジョコビッチ | 61 57 64 |
2021 | ATP FINALS (ツアーファイナル・ハード) | メドベージェフ | 63 63 |
2021 | 全豪オープン (グランドスラム・ハード) | ジョコビッチ | 75 62 62 |
初対戦は2017年のデビスカップワールドグループ1回戦で、この試合はメドベージェフ選手が第4セット途中で棄権しています。
メドベージェフ選手がジョコビッチ選手に初めて勝利したのは3連敗で迎えた4回目の対戦で2019年のマスターズ・モンテカルロ準々決勝。この試合はリターンゲームでの攻めが成功しジョコビッチ選手から5度のブレークを成功させて勝利しています。
これまでに最も試合時間が長かった対戦は2019年の全豪オープン4回戦で3時間15分。
とは言え、グランドスラムで4時間を超えるような長さの試合はこの2人の対戦ではまだありません。
サーフェス別の対戦成績と勝率
次にコートサーフェス別の対戦成績と勝率を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
メドベージェフ | 2 (33%) | 1 (100%) | 0 (0%) |
ジョコビッチ | 4 (67%) | 0 (0%) | 1 (100%) |
ハード、グラスではジョコビッチ選手、クレーではメドベージェフ選手が勝ち越しとなっています。
ハードについてはジョコビッチ選手が優勢と言えますが、クレーとグラスについてはまだ試合数が少なく、試合の内容も拮抗したものなので、現時点ではどちらが優勢かはまだ微妙な所です。
マッチセット数別の対戦成績と勝率
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
メドベージェフ | 0 (0%) | 3 (60%) |
ジョコビッチ | 3 (100%) | 2 (40%) |
5セットマッチではジョコビッチ選手の勝ち越しが大きくなっていますが、3セットマッチはメドベージェフ選手が勝ち越し。
まだ3セットを取らなければならない5セットマッチではジョコビッチ選手が優位かもしれませんが、3セットマッチの短期決戦ならメドベージェフ選手の方が優勢かもしれません。
プレッシャーのかかる状況別の対戦成績と勝率
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦での対戦成績と勝率を調べていきます。
タイブレーク取得数 | フルセットマッチ | 決勝・準決勝での対戦 | |
メドベージェフ | 1回 (100%) | 2 (67%) | 1 (25%) |
ジョコビッチ | 0回 (0%) | 1 (33%) | 3 (75%) |
プレッシャーのかかる状況での成績は少しメドベージェフ選手がリード。
フルセットマッチはメドベージェフ選手が勝ち越しで、特に2019年のシンシナティではマスターズ準決勝という大舞台でジョコビッチ選手相手に1セットダウンからの逆転勝ち。
ただジョコビッチ選手も2020年に初開催されたATPCUPの準決勝で、国の代表というプレッシャーも加わる試合でしたが、フルセットで勝利しています。
ではメドベージェフ選手とジョコビッチ選手の対戦成績や勝率については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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