テニスの全仏オープン男女シングルスの歴代優勝者や優勝回数が多い選手をまとめていきます。
(2023年更新)
男子シングルスの歴代優勝者と優勝回数
歴代優勝者と過去の結果一覧(2000年以降)
(表の赤色はビッグ4)
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | |
2000 | G・クエルテン | M・ノーマン | J・フェレーロ | F・スキラーリ |
2001 | G・クエルテン | A・コレジャ | J・フェレーロ | S・グロスジャン |
2002 | A・コスタ | J・フェレーロ | A・コレジャ | M・サフィン |
2003 | J・フェレーロ | M・フェルカーク | A・コスタ | G・コリア |
2004 | G・ガウディオ | G・コリア | D・ナルバンディアン | T・ヘンマン |
2005 | R・ナダル | M・プエルタ | R・フェデラー | N・ダビデンコ |
2006 | R・ナダル | R・フェデラー | D・ナルバンディアン | I・リュビチッチ |
2007 | R・ナダル | R・フェデラー | N・ジョコビッチ | N・ダビデンコ |
2008 | R・ナダル | R・フェデラー | N・ジョコビッチ | G・モンフィス |
2009 | R・フェデラー | S・ソダーリング | J・デルポトロ | F・ゴンザレス |
2010 | R・ナダル | S・ソダーリング | T・ベルディヒ | J・メルツァー |
2011 | R・ナダル | R・フェデラー | A・マレー | N・ジョコビッチ |
2012 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | R・フェデラー | D・フェレール |
2013 | R・ナダル | D・フェレール | N・ジョコビッチ | J・ツォンガ |
2014 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | A・マレー | E・グルビス |
2015 | S・ワウリンカ | N・ジョコビッチ | A・マレー | J・ツォンガ |
2016 | N・ジョコビッチ | A・マレー | S・ワウリンカ | D・ティエム |
2017 | R・ナダル | S・ワウリンカ | A・マレー | D・ティエム |
2018 | R・ナダル | D・ティエム | J・デルポトロ | M・チェッキナート |
2019 | R・ナダル | D・ティエム | R・フェデラー | N・ジョコビッチ |
2020 | R・ナダル | N・ジョコビッチ | D・シュワルツマン | S・チチパス |
2021 | N・ジョコビッチ | S・チチパス | R・ナダル | A・ズベレフ |
2022 | R・ナダル | C・ルード | A・ズベレフ | M・チリッチ |
2023 | N・ジョコビッチ | C・ルード | C・アルカラス | A・ズベレフ |
やはり全仏オープンと言えばナダル選手です。
2005年以降の成績を見ると、もはや人間離れしています。。
これまでに4連覇、5連覇、4連覇を含む計14回の優勝で、2005年以降でナダル選手以外で優勝できたのはフェデラー選手、ジョコビッチ選手、ワウリンカ選手の3人のみとなっています。
上記の4選手以外で言うと近年ではティエム選手、ルード選手の成績が良く、この2選手は2度の準優勝経験があります。
男子シングルスの優勝回数ランキング(オープン化以降)
(表の黄色マーカーは現役選手)
順位 | 優勝回数 | 選手 |
1位 | 14回 | ラファエル・ナダル |
2位 | 6回 | ビヨン・ボルグ |
3位 | 3回 | イワン・レンドル |
マッツ・ビランデル | ||
グルタボ・クエルテン | ||
ノバク・ジョコビッチ | ||
7位 | 2回 | ヤン・コデシュ |
ジム・クーリエ | ||
セルゲイ・ブルゲラ | ||
10位 |
1回 | ケン・ローズウェル |
ロッド・レーバー | ||
アンドレス・ギエルモ | ||
イリ・ナスターゼ | ||
アドリアーノ・パナッタ | ||
ギエルモ・ヴィラス | ||
ヤニック・ノア | ||
マイケル・チャン | ||
アンドレス・ゴメス | ||
トーマス・ムスター | ||
エフゲニー・カフェルニコフ | ||
カルロス・モヤ | ||
アンドレ・アガシ | ||
アルベルト・コスタ | ||
ファン・カルロス・フェレーロ | ||
ガストン・ガウディオ | ||
ロジャー・フェデラー | ||
スタン・ワウリンカ |
オープン化以降、男子でもっとも優勝回数が多いのはダントツでラファエル・ナダル選手で驚異の14回。
2位のボルグ選手と比較しても倍以上の優勝回数となっており、ナダル選手が全仏オープンで歴史上でも圧倒的な強さを誇っている事を表しています。
また全仏オープンは1968年のオープン化以降で複数回優勝できた選手が9人しかいません。
他のグランドスラムではもう少し2回以上優勝した選手が出てくる事が多いですが、全仏についてはナダル選手がタイトルを独占しているという事もあり、2000年代以降の選手は特に2回以上優勝した選手が少なくなっています。
ビッグ3と言われているフェデラー選手やジョコビッチ選手でさえ、ナダル選手には到底及ばない優勝回数にとどまっています。
女子シングルスの歴代優勝者と優勝回数
歴代優勝者と過去の結果一覧
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | |
2000 | M・ピース | C・マルチネス | M・ヒンギス | A・ビカリオ |
2001 | J・カプリアティ | K・クライシュテルス | M・ヒンギス | J・エナン |
2002 | S・ウィリアムズ | V・ウィリアムズ | J・カプリアティ | C・フェルナンデス |
2003 | J・エナン | K・クライシュテルス | S・ウィリアムズ | N・ペトロバ |
2004 | A・ミスキナ | E・デメンティワ | J・カプリアティ | P・スアレス |
2005 | J・エナン | M・ピース | N・ペトロバ | E・リホフツェワ |
2006 | J・エナン | S・クズネツォワ | K・クライシュテルス | N・バイディショバ |
2007 | J・エナン | A・イバノビッチ | J・ヤンコビッチ | M・シャラポワ |
2008 | A・イバノビッチ | D・サフィーナ | J・ヤンコビッチ | S・クズネツォワ |
2009 | S・クズネツォワ | D・サフィーナ | S・ストーサー | D・チブルコワ |
2010 | F・スキアボーネ | S・ストーサー | E・デメンティワ | J・ヤンコビッチ |
2011 | リー・ナ | F・スキアボーネ | M・シャラポワ | M・バルトリ |
2012 | M・シャラポワ | S・エラーニ | S・ストーサー | P・クビトバ |
2013 | S・ウィリアムズ | M・シャラポワ | S・エラーニ | V・アザレンカ |
2014 | M・シャラポワ | S・ハレプ | E・ブシャール | A・ペトコビッチ |
2015 | S・ウィリアムズ | L・サファロバ | T・バシンスキー | A・イバノビッチ |
2016 | G・ムグルッサ | S・ウィリアムズ | S・ストーサー | K・ベルテンス |
2017 | J・オスタペンコ | S・ハレプ | T・バシンスキー | K・プリスコワ |
2018 | S・ハレプ | S・スティーブンス | G・ムグルッサ | M・キーズ |
2019 | A・バーティ | M・ボンドルソバ | A・アニシモバ | J・コンタ |
2020 | I・シフィオンテク | S・ケニン | N・ポドロスカ | P・クビトバ |
2021 | B・クレイチコバ | A・パブリチェンコワ | M・サカーリ | T・ジダンセク |
2022 | I・シフィオンテク | C・ガウフ | D・カサキナ | M・トレヴィサン |
2023 | I・シフィオンテク | K・ムチョバ |
B・マイア | A・サバレンカ |
2000年以降で最も優勝が多いのはエナン選手の4回。
次いで近年、驚異的な活躍を見せているポーランドのシフィオンテク選手が3回となっています。
その次に多いのはセレナ・ウィリアムズ選手とシャラポワ選手の2回。
シャラポワ選手は12年~14年にかけて3年連続で決勝進出を果たしています。
2005年〜7年で3連覇を達成したエナン選手を最後に、10年以上連覇を達成できた選手はいませんでしたが、2022年、23年でシフィオンテク選手が2連覇を達成。
女子シングルスの優勝回数ランキング(オープン化以降)
順位 | 優勝回数 | 選手 |
1位 | 7回 | クリス・エバート |
2位 | 6回 | シュテフィ・グラフ |
3位 | 4回 | ジュスティーヌ・エナン |
4位 | 3回 | マーガレット・コート |
アランチャ・サンチェス・ビカリオ | ||
モニカ・セレス | ||
セレナ・ウィリアムズ | ||
イガ・シフィオンテク | ||
9位 |
2回 | マルチナ・ナブラチロワ |
マリア・シャラポワ |
表の黄色マーカーは現役選手
オープン化以降に女子でもっとも優勝回数が多いのはクリス・エバート選手の7回。
次いでシュテフィ・グラフ選手が1つ差の6回で2位となっています。
男子ほど1位と2位の選手の差はありませんが、エバート選手とグラフ選手の2人が全仏オープンでの優勝回数においてかなりの割合を占めているのは間違いないです。
現役選手ではシフィオンテク選手が3回で同率4位となっています。
シフィオンテク選手はまだ若いので、今後も全仏オープンで優勝する可能性は十分ありますし、1位の7回を超える事もできるかもしれません。
では全仏オープンテニスの歴代優勝者や優勝回数については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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