男子テニスで注目の若手選手まとめ【2020年シーズン】

昨年の注目選手でも名前を挙げたギリシャのステファノス・チチパス選手。

活躍はするだろうと思っていましたが、まさかツアーファイナルのタイトルを取ってしまうとは驚きでした。

2020年で注目の若手筆頭である事は間違いなく、2020年どころか今後男子テニスの中心選手になっていく可能性もある選手です。

ここ十数年はビッグ4以外で若手選手がグランドスラムで優勝していないので、グランドスラムタイトル獲得にも期待がかかります。

18歳で本格的にツアー参戦、初年度からトップ50入りを果たし2019年シーズンの最後にパリマスターズで準優勝したことでトップ20入りを果たしたシャポバロフ選手。

もう3年ほどツアーで活躍しているのでそこまで若手という印象は無いかもしれませんが、まだ20歳と非常に若いです。

特にマスターズでの成績が良く、パリの準優勝に加えその他3大会でベスト4入りを果たす活躍ぶり。

昨年も注目選手に上げたデミノー選手。個人的に若手の中では一番好きな選手で応援してます。

昨年は急激なランクアップで注目されましたが、今年はATP250シドニーでのツアー初タイトル獲得。

その後さらに2つのタイトルを加え、1シーズンで3つのタイトルを獲得する活躍。

ランキングではツアー終盤のATP500バーゼルでの準優勝によりキャリアハイの18位を記録。

トップ選手に対しても徐々に勝利を挙げられるようになってきて、来シーズンはATP500、マスターズなどより大きな大会での優勝に期待です。

2019年シーズン2月に100位台で出場したATP500リオでまさかの準優勝。

ジュニア時代から注目されていた選手ではありましたが、1回戦でフォニーニ選手に勝利しての準優勝はかなり驚きでした。

さらに3月のマイアミでは予選から勝ち上がりマスターズ初のベスト４進出。

その後も安定してツアーで勝利を重ね、ツアー終盤こそ怪我の影響で早期敗退もありましたが結果的にキャリアハイで17位を記録するほど。

来シーズンはランキングも上がったので、ツアーでもシードがつく位置となりより勝ち上がりやすくなります。

2018年まではチャレンジャー中心の転戦でしたが2月のATP500リオで予選からベスト8、続くATP250サンパウロでベスト4入りしたことでランキングも上がり、そこからはツアー大会に本格参戦。

ATP250ヒューストンではツアー初の決勝に進出。

クレーコートの大会を中心に非常に良い成績を残したシーズンになりました。

来シーズンは初タイトル獲得や特にクレーシーズンの活躍に期待がかかります。

ヤニック・シナー（Jannik Sinner）

ツアーレベルの大会ではATP250アントワープでのベスト4、下部ツアーのチャレンジャーでは1月のベルガモで初のチャレンジャータイトルを獲得し1シーズンで3つのチャレンジャーで優勝、1つで準優勝の活躍。

ツアー終盤にはNEXT GEN FINALSにはランキングでは出場選手の中では一番低く、ワイルドカードでの出場でしたがティアフォー選手やデミノー選手など上位シードを破って優勝。ワイルドカードからの優勝は大会初でした。

来年はツアーレベルに本格参戦することになると思うので、活躍が楽しみです。