今回はテニスのツアーでグレード500の大会、いわゆるATP500の大会ではどれくらいの賞金やポイントが獲得できるのかまとめてみました!
ATP500大会一覧
大会 | 開催国 | 開催時期 | コート |
ロッテルダム | オランダ | 2月2週 | ハード |
リオデジャネイロ | ブラジル | 2月3週 | クレー |
ドバイ | UAE | 2月4週 | ハード |
アカプルコ | メキシコ | 2月4週 | ハード |
バルセロナ | スペイン | 4月4週 | クレー |
ロンドン | イギリス | 6月3週 | グラス |
ハレ | ドイツ | 6月3週 | グラス |
ハンブルク | ドイツ | 7月4週 | クレー |
ワシントン | アメリカ | 8月1週 | ハード |
北京 | 中国 | 10月1週 | ハード |
東京 | 日本 | 10月1週 | ハード |
ウィーン | オーストリア | 10月4週 | ハード |
バーゼル | スイス | 10月4週 | ハード |
2021年時点ではATP500の大会は年間13大会行われています。
サーフェスの内訳はハードが一番多く8大会、クレーが3大会、グラスが2大会。
マスターズではアメリカでの開催が多かったのですが、ATP500に関してはアメリカはワシントンの1大会しかありません。
その反面、トップ選手がそれほど多くないメキシコ、UAE、ブラジルなどの国が開催しています。
また日本の楽天ジャパンオープンもこのグレードに位置しています。
獲得賞金
(この賞金額はコロナウイルスによる影響で大幅な減額となる前の2019年シーズンまでの賞金額を元に算出しています。)
予選1回戦 | 8万円〜28万円 |
予選2回戦 | 15万円〜55万円 |
ベスト64(1回戦) | 72万円〜110万円 |
ベスト32(1,2回戦) | 110万円〜230万円 |
ベスト16(3,4回戦) | 220万円〜450万円 |
ベスト8 | 440万円〜900万円 |
ベスト4 | 850万円〜1800万円 |
準優勝 | 1700万円〜3500万円 |
優勝 | 3400万円〜7000万円 |
ATP500は大会によって賞金にかなりバラつきが出ました。
一番高かったのは中国の北京で行われる大会で、ATP500なのにも関わらず優勝賞金が7000万円超という結果に。
これはマスターズの優勝賞金とほとんど変わらないくらいの高額賞金。
上海で行われるマスターズもかなり高額の賞金を払っていますから、中国はテニス大会にかなりのお金をかけているみたいです。
ちなみに一番低かったのはスペインのバルセロナで、次が日本のジャパンオープンです。
獲得ポイント
予選1回戦 | 0 |
予選2回戦 | 4〜10 |
予選優勝 | 10〜20 |
ベスト64(1回戦) | 0 |
ベスト32(1,2回戦) | 0〜20 |
ベスト16(2,3回戦) | 45 |
ベスト8 | 90 |
ベスト4 | 180 |
準優勝 | 300 |
優勝 | 500 |
グランドスラムやマスターズでは大会ごとにポイントが変わるということはなかったですが、ATP500の場合はドローサイズが大会ごとに異なるため、予選や1回戦のポイントが大会によって少し変わります。
ATP500はATP250と比べるとポイント数は多いですが、トップ10選手も多く出場してきます。
さらにATP500の大会はドローサイズがマスターズやグランドスラムと比べてもかなり小さい32の大会が多いので、1回戦からランキングの高い選手と対戦する事になります。
それを考えるとATP500はポイントを稼ぐ難易度はかなり高そうですよね。
ではATP500大会の賞金やポイントについては以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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