こんにちは、ケイです。
今回は4月にアメリカ・ヒューストンで開催されるATP250の「全米クレーコート選手権」で獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者などの大会概要をまとめていきます。
【大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
各ラウンドでの賞金とポイント
シングルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | $99,375(約1080万円) |
準優勝 | 150 | $52,340(約570万円) |
ベスト4 | 90 | $28,350(約300万円) |
ベスト8 | 45 | $16,155(約170万円) |
2回戦 | 20 | $9,515(約100万円) |
1回戦 | 0 | $5,640(約61万円) |
予選勝者 | 12 | |
予選2回戦 | 6 | $2,535(約27万円) |
予選1回戦 | 0 | $1,270(約13万円) |
シングルスの優勝賞金は約1080万円でATP250大会の中ではやや低めの賞金設定となっています。
同週にモロッコで開催されるハサン2世グランプリは約1100万円の優勝賞金なのでこちらとほぼ同じです。
優勝賞金額の推移
2016年|$91,630(約1000万円)
2017年|$95,495(約1050万円)
2018年|$99,375(約1080万円)
賞金額は前年度比で約4%アップとなっており、優勝賞金でいうと日本円にして約30万円ほど上がっています。
4年前からの推移をみてもほぼ同じ感じで賞金額が毎年上昇しており、4年間で100万円以上も上がってきています。
ダブルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | $30,190(約330万円) |
準優勝 | 150 | $15,870(約165万円) |
ベスト4 | 90 | $8,600(約94万円) |
ベスト8 | 45 | $4,920(約53万円) |
1回戦 | 0 | $2,880(約30万円) |
大会概要
大会名 | 全米クレーコート選手権 |
グレード |
ATP250 |
開催場所 | アメリカ(テキサス州)・ヒューストン |
開催時期 | 4月・第2週 |
サーフェス | クレー |
参加数 | シングルス(28) ダブルス(16) |
賞金総額 |
$623,710(約6860万円) |
URL | ATP公式サイトの大会ページ |
全米クレーコート選手権は1910年から開催されている歴史のあるクレーコートの大会です。
開催地のヒューストンはテキサス州の南東に位置し人口200万人を超える大都市。大会会場は「リバーオークス・カントリークラブ」。
亜熱帯地域で、大会が開催される4月の平均気温はおよそ20℃。
歴代優勝者にはコナーズ、アガシ、チャン、クーリエ、ロディックなどアメリカのレジェンド選手たちが名を連ねています。
歴代優勝者と上位成績者
一部の選手名には各選手の詳細情報がまとめてあるページへのリンクが貼ってあります。
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2005 | A・ロディック | S・グロジェーン | J・メルツァー N・ラペンティ |
2006 | M・フィッシュ | J・メルツァー | T・ハース P・ゴールドステイン |
2007 | I・カルロビッチ | M・ザバレータ | A・モンタネス J・ブレイク |
2008 | M・グラノイェルス | J・ブレイク | W・オデスニック O・ヘルナンデス |
2009 | L・ヒューイット | W・オデスニック | E・コロレフ B・パウ |
2010 | J・チェラ | S・クエリー | H・ゼバロス W・オデスニック |
2011 | R・スウェーティング | 錦織圭 | I・カルロビッチ P・クエバス |
2012 | J・モナコ | J・イズナー | M・ラッセル F・ロペス |
2013 | J・イズナー |
N・アルマグロ | J・モナコ R・ウィリアムズ |
2014 | F・ベルダスコ | N・アルマグロ | S・ヒラルド S・クエリー |
2015 | J・ソック |
S・クエリー | K・アンダーソン F・ベルダスコ |
2016 | J・モナコ | J・ソック | F・ロペス J・イズナー |
2017 | S・ジョンソン | T・ベルッチ | J・ソック E・エスコベド |
2018 | S・ジョンソン | T・サングレン |
T・フリッツ I・カルロビッチ |
(表の黄色マーカーは日本人選手)
現役選手で最も優勝回数が多いのはジョンソン選手の2回。2017年、18年で2連覇を達成しています。
その他アメリカ勢でもソック選手やイズナー選手が優勝を果たしていますし、クエリー選手やサングレン選手も準優勝、このように多くのアメリカ人選手が活躍しています。
日本人では錦織選手が2011年大会で準優勝しています。
そしてこの大会で特徴的なのはクレーの大会にもかかわらずビッグサーバーの活躍がある点です。
普通はクレーの大会と言えば活躍するのはトップスピンを多くかけるスペイン人選手やラリーを得意とするベースライナーの選手ですが、この大会ではカルロビッチ選手やイズナー選手、クエリー選手などビッグサーバーも活躍できていますね。
では全米クレーコート選手権で獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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