5月にスイス・ジュネーヴで開催される男子テニスツアー大会「ジュネーヴオープン」で獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者などの大会概要をまとめていきます。
この大会はATP250のグレードになります。
【大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
賞金とポイント
シングルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | €89,435(約1180万円) |
準優勝 | 150 | €47,105(約610万円) |
ベスト4 | 90 | €25,515(約320万円) |
ベスト8 | 45 | €14,535(約180万円) |
2回戦 | 20 | €8,565(約110万円) |
1回戦 | 0 | €5,075(約65万円) |
予選勝者 | 12 | |
予選2回戦 | 6 | €2,285(約28万円) |
予選1回戦 | 0 | €1,145(約14万円) |
シングルスの優勝賞金は約1180万円でATP250大会の中ではやや高めの賞金設定となっています。
(2018年時点でのATP250の優勝賞金は平均するとだいたい1100万円)
優勝賞金額の推移
2016年|€88,900(約1150万円)
2017年|€85,945(約1110万円)
2018年|€89,435(約1180万円)
賞金額は前年度比で約4%アップとなっており、2017年に一度少し下がりましたが18年で再び上がっています。
ダブルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | €27,170(約350万円) |
準優勝 | 150 | €14,280(約180万円) |
ベスト4 | 90 | €7,740(約100万円) |
ベスト8 | 45 | €4,430(約57万円) |
1回戦 | 0 | €2,590(約32万円) |
大会概要
大会名 | バンク エリック ストルザ ジュネーブオープン |
グレード |
ATP250 |
開催場所 | スイス・ジュネーヴ |
開催時期 | 5月・第4週 |
サーフェス | クレー |
参加数 | シングルス(28)・ダブルス(16) |
賞金総額 |
€561,345(約7290万円) |
URL |
ジュネーヴオープンは初開催は1980年とかなり古いですが、1991年で一度開催が終わり、2015年から再開された大会です。
ジュネーブはスイス西部に位置し、人口は19万人でジュネーブ州の州都です。
大会会場はスイスで最も古くからあるテニスクラブの「Parc des Eaux-Vives」。
初代優勝者はハンガリーの元世界12位のタロツィ選手。その後もボルグ選手やビランデル選手らスウェーデンの元世界1位のレジェンド選手や、オーストリアの元世界1位のムスター選手も優勝を果たしています。
歴代優勝者と上位成績者
一部の選手名には各選手の詳細情報がまとめてあるページへのリンクが貼ってあります。
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2015 | T・ベルッチ | J・ソウザ | S・ヒラルド F・デルボニス |
2016 | S・ワウリンカ | M・チリッチ | L・ロソル D・フェレール |
2017 | S・ワウリンカ | M・ズベレフ | A・クズネツォフ 錦織圭 |
2018 | M・フチョビッチ | P・ゴヨブチック |
S・ジョンソン F・フォニーニ |
(黄色マーカーは日本人)
現役選手で最も優勝が多いのは地元スイス勢のワウリンカ選手で2回。2016年、17年で2連覇を達成しています。
ベルッチ選手やフチョビッチ選手もキャリアハイはそこまで高くないですが、クレーコートでは非常に力を発揮するタイプの選手です。
そして日本人では17年大会で錦織選手がベスト4進出を果たしています。
全体を見ても2016年準優勝のチリッチ選手以外はクレーコートをかなり得意とする選手ばかりが好成績を残しています。
ではジュネーヴオープンで獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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