こんにちは、ケイです。
今回は2月にブラジル・サンパウロで開催されるATP250の「ブラジルオープン」で獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者などの大会概要をまとめていきます。
【大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
各ラウンドでの賞金とポイント
シングルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | $92,085(約1010万円) |
準優勝 | 150 | $48,500(約520万円) |
ベスト4 | 90 | $26,275(約280万円) |
ベスト8 | 45 | $14,970(約150万円) |
2回戦 | 20 | $8,820(約96万円) |
1回戦 | 0 | $5,225(約57万円) |
予選勝者 | 12 | |
予選2回戦 | 6 | $2,350(約25万円) |
予選1回戦 | 0 | $1,175(約12万円) |
シングルスの優勝賞金は約1010万円でATP250大会の中ではやや低めの賞金設定となっています。
前週に開催されるデルレイビーチオープンは約1030万円、南フランスオープンは1300万円と、どちらの大会よりも低いです。
優勝賞金額の推移
2015年|$80,850(約880万円)
2016年|$77,600(約850万円)
2017年|$81,220(約890万円)
2018年|$92,085(約1010万円)
賞金額は前年度比で約12%アップとなっており、優勝賞金でいうと日本円にして約120万円ほど上がっています。
5年前からの推移をみると、2014年から2016年にかけて一度7万ドル台まで下がりますが、近年で再び上昇してきて、2018年の優勝賞金は2014年を上回っています。
ダブルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | $27,980(約290万円) |
準優勝 | 150 | $14,710(約150万円) |
ベスト4 | 90 | $7,970(約86万円) |
ベスト8 | 45 | $4,560(約49万円) |
1回戦 | 0 | $2,670(約28万円) |
大会概要
大会名 | ブラジルオープン |
グレード |
ATP250 |
開催場所 | ブラジル・サンパウロ |
開催時期 | 2月・第5週 |
サーフェス | クレー |
参加数 | シングルス(28) ダブルス(16) |
賞金総額 |
$582,870(約6800万円) |
URL | ATP公式サイトの大会ページ |
ブラジルオープンは2001年から開催されているクレーコートの大会です。開催地のサンパウロはブラジル南東部に位置し、サンパウロ州の州都で人口1110万人以上の世界有数の大都市。
ただサーフェスがクレーに変わったのは2011年からでそれまでは屋外ハードコートの大会として開催されていました。
初代優勝者はキャリアハイが61位、チェコのバチェク選手。
これまでに地元ブラジルを代表するトッププレイヤーであるクエルテン選手やナダル選手らも優勝を果たしています。
歴代優勝者と上位成績者
一部の選手名には各選手の詳細情報がまとめてあるページへのリンクが貼ってあります。
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2005 | R・ナダル | A・マルティン | R・メロ P・ルチャック |
2006 | N・マスー | A・マルティン | J・モナコ O・パティエンス |
2007 | G・カナス | J・フェレーロ | J・チェラ F・サレッタ |
2008 | N・アルマグロ | C・モヤ | F・フォニーニ N・ラペンティ |
2009 | T・ロブレド | T・ベルッチ | J・アカスソ F・ジル |
2010 | J・フェレーロ | L・クボト | R・メロ I・アンドリュー |
2011 | N・アルマグロ | A・ドルゴポロフ | J・チェラ R・メロ |
ここからクレーコートに変更 | |||
2012 | N・アルマグロ | F・ボランドリ | A・ラモスビノラス T・ベルッチ |
2013 | R・ナダル |
D・ナルバンディアン | M・アルンド S・ボレッリ |
2014 | F・デルボニス | P・ロレンツィ | T・ハース T・ベルッチ |
2015 | P・クエバス |
L・バンニ | S・ヒラルド J・ソウザ |
2016 | P・クエバス |
P・カレーニョブスタ | D・ラジョビッチ I・セルバンテス |
2017 | P・クエバス | A・ラモスビノラス | P・カレーニョブスタ J・ソウザ |
2018 | F・フォニーニ | N・ジェリー |
P・クエバス H・ゼバロス |
(表の黄色マーカーはビッグ4)
この大会、最も優勝回数が多いのはクエバス選手とアルマグロ選手の3回。
クエバス選手は2015年から2017年で3連覇を達成しています。2018年にもベスト4に進出しているので、この大会との相性は抜群ですね。
アルマグロ選手はこの大会がハードコートだった時に2回、クレーになってからも1回優勝しており、サーフェスがちょうど変わった2011年と2012年で連覇も達成しています。
ビッグ4のナダル選手はハードの時に1回、クレーで1回で合計2回の優勝。
地元ブラジル勢の活躍をみると、ベルッチ選手が準優勝1回とベスト4が2回あり活躍を見せていますが、2004年にクエルテン選手が優勝を果たして以来、優勝からは遠ざかっています。
ではブラジルオープンで獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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