【テニス】F・オーガー・アリアシム|プレースタイルや選手情報まとめ

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プロ入り1年目に早くもチャレンジャーで2タイトルを上げ、一気にランキングを上昇させすでにツアーで戦いを始めている、2000年代生まれのカナダの超新星であるフェリックス・オーガー(オジェ)・アリアシム【Felix Auger-Aliassime】選手についてプレースタイルやランキング、ツアーでの成績をまとめていこうと思います。

(2019,11,3更新)

フェリックス・オーガー(オジェ)・アリアシム【Felix Auger-Aliassime】

 

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プロフィール

年齢 19歳
カナダ
身長 193cm
体重 88kg
利き手
バックハンド 両手
好きなショット フォア
好きなサーフェス ハード
憧れだった選手 R・フェデラー
趣味 ピアノ
プロ転向 2017年(17歳)
コーチ ギリアム・マークス
フェデリコ・フォンタ
ATP公式サイト 選手情報

アリアシム選手は父親がテニスコーチで、その影響で5歳からテニスを開始。ピアノをやっていて、もしテニス選手になっていなかったらアーティストになっていたそうですね。

カナダ・モントリオールを拠点としていて、普段はモントリオールにあるナショナル・トレーニングセンターで練習をしています。

キャリアタイトル

シングルスでのキャリアタイトルはまだありません。

優勝はありませんが2019年のリオ(ATP500)では準優勝。

下部ツアーのチャレンジャーではこれまでに4つのタイトルを獲得。

グレード別
グランドスラム
マスターズ
ATP500
ATP250
サーフェス別
ハード
クレー
グラス

グランドスラムの最高成績

 全豪オープン 予選2回戦
 全仏オープン 予選2回戦
 ウィンブルドン 3回戦
 全米オープン  1回戦

グランドスラムでは2018年の全米で本戦初出場。その他の大会ではまだ本戦入りの経験はなく、ウィンブルドンは予選出場の経験もありません。

マスターズの最高成績

 インディアンウェルズ  3回戦
 マイアミ ベスト4
 モンテカルロ 2回戦
 マドリード 2回戦
 ローマ 1回戦
 カナダ 3回戦
 シンシナティ 1回戦
 上海 2回戦
 パリ  –

マスターズ全体での最高成績は2019年のマイアミでベスト4。

予選からの出場でしたが、本戦で3人のシード選手を破ってベスト4まで勝ち上がっています。

キャリアハイやランキングの推移

キャリアハイの推移
トップ100 2019年(18歳)
トップ50 2019年(18歳)
トップ20 2019年(18歳)
キャリアハイ|17位 2019年(19歳)
年末ランキングの推移
2017 162
2018 109

主な経歴

チャレンジャータイトルとマスターズの本戦で初勝利

アリアシム選手は驚異的な速さでランキングを上げています。

プロ入りしたのは2017年ですが、プロ入り2年目の2018年シーズンに早くもトップ100入り目前までランキングを上げてきています。

2017年にはリヨン(チャレンジャー)、セビリア(チャレンジャー)でタイトルを獲得し、シーズン開始時に613位だったランキングもシーズン終了時には162位まで上昇。

2018年にはインディアンウェルズ(マスターズ)で予選から出場し、1回戦ではカナダの先輩であるポスピシル選手(75位)にストレートで勝利し、ATPツアー初勝利とマスターズ初勝利を果たします。

リオオープン(ATP500)でツアー初の準優勝

2018年はトップ100目前で惜しくもトップ100入りにはなりませんでしたが、2019年シーズンは2月のリオオープン(ATP500)をきっかけに大きく飛躍。

ワイルドカードでの出場でしたが、1回戦から第2シードのフォニーニ選手に勝利しその勢いのまま決勝まで駆け上がり、決勝では敗退したもののツアー初の準優勝。

さらにサンパウロ(AP250)でもベスト8とクレーで非常に良い結果を残しました。

今の男子テニスでは、シャポバロフ選手も活躍していますしカナダの若手が非常に力をつけてきているのがわかります。中堅になったラオニッチ選手やポスピシル選手といったトップ選手もいますし、カナダのテニスのレベルが高くなってきていますね!

マイアミオープン(マスターズ)でベスト4

リオオープン(ATP500・クレー)での驚異的な勝ち上がりも束の間に今度はマスターズで活躍。

インディアンウェルズ(マスターズ・ハード)では3回戦で日本の西岡選手に敗れましたが、2回戦では第9シードで現在大注目の若手であるチチパス選手に勝利。

そして続くマイアミ(マスターズ・ハード)では予選からの出場でしたが、本戦2回戦で第29シードでハンガリーのフチョビッチ選手、3回戦ではポーランド期待の若手であるホルカシュ選手、4回戦で17シードのバシラシビリ選手、準々決勝で11シードのチョリッチ選手と合計3人のシード選手に勝利しベスト4に進出。

アリアシム選手のプレースタイルや強さ

アリアシム選手のプレースタイルはバランス型オールラウンダーで、武器は攻撃力の高いフォアハンドとサーブです。

基本的にはベースラインでのプレーが多いですが、ネットプレーに行くこともそれなりに多いです。

かなりリスクを負った回りこみのフォアハンドを打つことがありますが、それをねじ込んでいけるメンタルと技術があります。193センチの長身を生かしたサーブもこの若さでかなり完成度があり、フラットサーブ、スライスサーブ、キックサーブともに高いレベル。

サーブ、ストローク、ボレー、全てのショットのレベルがこの若さにしてはありえないくらいに高いです。

戦力分析

フォアハンド 8
バックハンド 7
サーブ 8
リターン 8
ボレー 7
テクニック 7
メンタル 8
フットワーク 7
攻撃力 8
守備力 7
総合力 75

スタッツ

(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)

アリアシム 錦織圭 フェデラー
エースの数 187本
(1試合平均:6.0本)
1851本
(1試合平均:3.2本)
10865本
(1試合平均:7.5本)
ファーストサーブ
ポイント獲得率
70% 71% 77%
セカンドサーブ
ポイント獲得率
49% 53% 57%
サービスゲーム
取得率
77% 80% 89%
ファーストサーブ
リターンポイント獲得率
32% 30% 33%
セカンドサーブ
リターンポイント獲得率
48% 53% 51%
リターンゲーム
取得率
23% 27% 27%

アリアシム選手の特徴的なデータは相手のファーストサーブをリターンする時のポイント獲得率の高さです。

この数値を見る限りではリターンのレベルが高く、反応や読みも優れている事が分かります。

 

ではアリアシム選手のプロフィールやプレースタイル、ランキングの推移については以上です!

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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