大学テニスを経てプロ入りを果たしているカナダの若手テニスプレイヤーであるブレイデン・シュナー(Brayden Schnur)選手。
今回はシュナー選手のプロフィール、ツアーでの成績、ランキング、プレースタイル、錦織選手との対戦成績などをまとめていきます。
(2019,2,23更新)
プロフィール
年齢 | 23歳 |
生年月日 | 1995年7月4日 |
出身地 | カナダ・ピカリング |
身長 | 193cm |
体重 | 84kg |
ウェア | asics |
ラケット | バボラ |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2016年(20歳) |
好きなショット | サーブ |
好きなコート | ハード |
好きな大会 | マスターズ カナダ |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | フレデリック・ニーマイヤー |
【シュナー選手のインスタグラム】
キャリアタイトル
シングルス
シングルスでの獲得タイトルはまだありません。
準優勝は1度あり、2019年のニューヨーク(250・ハード)で初めてツアー決勝に進出しています。
また下部ツアーのチャレンジャーでもまだタイトルは獲得していません。
グレード別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | – |
ATP500 | – |
ATP250 | – |
サーフェス別 | |
ハード | – |
クレー | – |
グラス | – |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 予選1回戦 | ハード |
全仏オープン | – | クレー |
ウィンブルドン | 予選決勝 | グラス |
全米オープン | 予選1回戦 | ハード |
グランドスラムでの最高成績はウィンブルドンでの予選決勝。
まだグランドスラムで本戦入りした経験はなく、全仏に関しては予選に出場した経験もありません。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | – | ハード |
マイアミ | – | ハード |
モンテカルロ | – | クレー |
マドリード | – | クレー |
ローマ | – | クレー |
カナダ | 1回戦 | ハード |
シンシナティ | – | ハード |
上海 | – | ハード |
パリ | – | ハード |
マスターズでの最高成績はワイルドカードで出場した2017年のカナダで本戦1回戦。
まだワイルドカードでの出場経験しかないのでカナダ以外のマスターズ以外は出場したことがありませんが、近年はランキングも上がってきているので、ドロー数の多いインディアンウェルズやマイアミは本戦入りを狙える位置にいますし、他のマスターズも予選に出場できる可能性はあります。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | – |
キャリアハイ|107位 |
2019年(23歳) |
年末ランキングの推移 | |
2016 | 446 |
2017 | 217 |
2018 | 172 |
本格的にツアーを周り始めたのは2017年からですが、それ以前も大学テニスをしながらツアーの大会にも出場していたのでプロ入りした時点でそれなりのランキングになっています。
獲得賞金・スタッツ・勝敗
勝敗
キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上の本戦)での勝敗は4勝6敗(勝率40%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|0勝0敗(勝率0%)
- 3セットマッチ|4勝6敗(勝率40%)
ツアーではグランドスラムの本戦に出場した経験がないため5セットマッチの経験はまだありません。
【サーフェス別】
- クレー|0勝0敗(勝率-%)
- グラス|0勝0敗(勝率-%)
- ハード|4勝6敗(勝率40%)
まだハード以外のサーフェスでは試合経験がありません。
チャレンジャーレベルで見ても基本的にハードコートでの大会しか出場していないので、他のサーフェスの経験がかなり少ないです。この情報から見るとハードコートを最も得意としているようです。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は$313,226(約3440万円)
1シーズン平均(プロ入りから4年目)にすると約860万円になります。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
シュナー | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 89本 (1試合平均:8.9本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
74% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
46% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
85% | 81% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
25% | 31% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
44% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
14% | 27% | 27% |
シュナー選手は2ndサーブのポイント獲得率がやや低めですが、サーブキープ率は高いです。
これは1stサーブの入る確率が大きく影響しています。シュナー選手は7割近く1stを入れているので多少2ndのポイント獲得率が低くても、そもそも2ndサーブになる機会が少ないのでこの高いキープ率になっています。
まだ試合数は少ないですが1試合平均約9本のサービスエースは結構多いです。1stサーブの精度が非常に高く大きな武器になっていますね。
プレースタイル
シュナー選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナー。武器はサーブです。
ストロークのレベルはまだそれほど高くないですが、非常に良いサーブを持っています。
パワーのあるスピード重視のサーブではなく、スライスと精度を重視した1stサーブが多いです。スライスサーブのキレが良く、サーブ&ボレーもかなり多く組み込んでいます。
現状ではベースライナーとなっていますが、今後ビッグサーバーやサーブ&ボレーヤーにスタイルが変わっていく可能性がある選手です。
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 8 |
リターン | 6 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 6 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 6 |
総合力 | 68 |
主な経歴
2018年に初のチャレンジャー決勝進出
2017年から本格的にツアーを周り始めたシュナー選手は2018年のオーストラリアで行われたチャレンジャーで始めて決勝に進出。
この時1回戦では日本の西岡良仁選手に勝利しています。
その他4大会のチャレンジャーでベスト4に進出しランキングもトップ200入りを果たします。
2019年にツアー初の準優勝
ランキング197位でスタートさせた2019年シーズン。
シーズンの初戦となった全豪オープンは予選1回戦で敗退したものの、続くアメリカでのチャレンジャーでは準優勝。その後も2大会連続でチャレンジャーでベスト8とそれなりの結果を残し、2月にニューヨーク(250・ハード)に予選から出場。
予選を突破し、1回戦も勝利。これがシュナー選手のツアー初勝利となりましたが、ここから快進撃が始まります。
2回戦では第3シード・アメリカのジョンソン選手にフルセットで勝利。準々決勝はイタリアのロレンツィ選手に2度のタイブレークを含むフルセットの逆転勝ち。さらに準決勝では第6シードのクエリー選手にフルセットで勝利。
決勝ではアメリカのネクストジェンであるオペルカ選手に16 76 67で惜敗。しかしツアー初勝利から一気に準優勝とこの大会で驚異的な活躍を見せました。
錦織選手との対戦成績
錦織選手との対戦はまだありません。
勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
シュナー | 0 | 0 | 0 | 0 |
錦織圭 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【過去の対戦】
年 | 大会 (グレード・コート) |
勝者 | スコア |
– | – | – | – |
ビッグ4との対戦成績
ビッグ4との対戦はまだありません。
トップ選手との対戦成績
トップ選手との対戦はまだありません。
トップ選手との対戦成績 | 0勝0敗 | -% |
J・デルポトロ | 0勝0敗 | -% |
M・チリッチ | 0勝0敗 | -% |
A・ズベレフ |
0勝0敗 | -% |
G・ディミトロフ | 0勝0敗 | -% |
D・フェレール | 0勝0敗 | -% |
M・ラオニッチ | 0勝0敗 | -% |
T・ベルディヒ | 0勝0敗 | -% |
錦織圭 | 0勝0敗 | -% |
D・ティエム | 0勝0敗 | -% |
J・ツォンガ | 0勝0敗 | -% |
K・アンダーソン | 0勝0敗 | -% |
ではシュナー選手のプレースタイルや錦織選手との対戦成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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