4〜5月にトルコ・イスタンブールで開催される男子テニスの大会である「TEB BNP パリバ イスタンブールオープン」で獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者などの大会概要をまとめていきます。
この大会はATP250のグレードになります。
【大会のグレード】
男子
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
賞金とポイント
シングルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | €76,020(約980万円) |
準優勝 | 150 | €40,040(約520万円) |
ベスト4 | 90 | €21,690(約270万円) |
ベスト8 | 45 | €12,355(約150万円) |
2回戦 | 20 | €7,280(約93万円) |
1回戦 | 0 | €4,320(約55万円) |
予選勝者 | 12 | |
予選2回戦 | 6 | €1,940(約24万円) |
予選1回戦 | 0 | €970(約12万円) |
シングルスの優勝賞金は約980万円でATP250大会の中では低めの賞金設定となっています。
2018年時点でのATP250の優勝賞金は平均するとだいたい1100万円ほどです。
優勝賞金額の推移
2016年|€75,880(約980万円)
2017年|€78,270(約1010万円)
2018年|€76,020(約980万円)
賞金額は前年度比で約3%ダウンとなっており、初開催の2015年から上がったり下がったりを繰り返しています。
ダブルス
結果 | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | €23,090(約290万円) |
準優勝 | 150 | €12,140(約150万円) |
ベスト4 | 90 | €6,580(約84万円) |
ベスト8 | 45 | €3,760(約48万円) |
1回戦 | 0 | €2,200(約28万円) |
大会概要
大会名 | TEB BNP パリバ イスタンブールオープン |
グレード |
ATP250 |
開催場所 | トルコ・イスタンブール |
開催時期 | 5月・第1週 |
サーフェス | クレー |
参加数 | シングルス(28)・ダブルス(16) |
賞金総額 |
€486,145(約6310万円) |
URL |
イスタンブールオープンは2015年から新設された大会で、世界有数のテニスアカデミーもある「KOZA WORLD OF SPORTS」が会場となっています。
イスタンブールは人口1400万人以上の世界都市で、トルコの北西でブルガリアに近い位置にあります。
大会が開催される5月頃の気候は、1日の平均気温が16°C前後で日本と比べると過ごしやすい気温です。ただ湿度は高いので気温の割には体力的にきついかもしれません。
歴代優勝者と上位成績者
一部の選手名には各選手の詳細情報がまとめてあるページへのリンクが貼ってあります。
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2015 | R・フェデラー |
P・クエバス | D・シュワルツマン G・ディミトロフ |
2016 | D・シュワルツマン | G・ディミトロフ | F・デルボニス I・カルロビッチ |
2017 | M・チリッチ | M・ラオニッチ | D・シュワルツマン V・トロイツキ |
2018 | ダニエル太郎 | M・ジャジリ |
J・シャルディ L・ジレ |
(黄色マーカーは日本人、青色マーカーはビッグ4)
イスタンブールオープンで2回以上優勝した選手はまだいません。最も成績が良いのは優勝が1回とベスト4が2回あるアルゼンチンのシュワルツマン選手。クレーコートを得意とするプレースタイルなので安定して成績を残しています。
初代優勝者はフェデラー選手。しかしこの大会はそれ以降出場していません。
そしてこの大会は何と言っても2018年に日本のダニエル太郎選手が自身初のツアータイトルを獲得、日本人としては4人目の快挙達成。ベスト4にシード選手が1人も残らない波乱の大会となりましたが、見事にチャンスをものにしました。
ではイスタンブールオープンで獲得できる賞金やポイント、歴代優勝者については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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