2015年のウィンブルドンでワイルドカードから4回戦まで勝ち上がり話題になったアメリカのデニス・クドラ選手について、プレースタイルやランキング、錦織選手やビッグ4との対戦成績をまとめていこうと思います。
(2019,1,1更新)
プロフィール
年齢 | 26歳 |
国 | アメリカ |
身長 | 180cm |
体重 | 79kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
ラケット | YONEX |
ウェア | ラコステ |
好きなサーフェス | ハード |
プロ転向 | 2010年(17歳) |
コーチ | ダスティン・テイラー |
ATP公式サイト | 選手情報 |
【クドラ選手のインスタ】
キャリアタイトル
シングルス | |
タイトル | 0勝 |
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は$2,285,731(約2億5100万円)
1シーズン平均(プロ入りから9年)にすると約2800万円になります。
勝敗
キャリア通算のツアーレベルでの勝敗は41勝74敗(勝率35%)
【サーフェス別】
- クレー|3勝9敗(勝率25%)
- グラス|18勝17敗(勝率51%)
- ハード|20勝48敗(勝率29%)
クドラ選手は分かりやすいくらいにグラスでの成績が良いですね。グラスシーズンは短いのでこれだけ勝てているのは凄いです。
ただクレーやハードに関しては勝率が3割に届いていないため、あまり得意とは言えないかもしれません。
スタッツ
比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。
クドラ | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 662本 (シーズン平均:73本) |
1797本 (シーズン平均:149本) |
10818本 (シーズン平均:515本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
70% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
51% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
76% | 80% | 89% |
リターンゲーム 取得率 |
19% | 27% | 27% |
これといって際立った数字はなくいたって平均的なスタッツです。
ただリターンゲーム取得率が2割を切っているので、リターンゲームはそこまで得意ではないようですね。
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績 | ||
全豪オープン | ハード | 2回戦 |
全仏オープン | クレー | 1回戦 |
ウィンブルドン | グラス | 4回戦 |
全米オープン | ハード | 2回戦 |
マスターズの最高成績 | ||
インディアンウェルズ | ハード | 2回戦 |
マイアミ | ハード | 2回戦 |
モンテカルロ | クレー | 1回戦 |
マドリード | クレー | 2回戦 |
ローマ | クレー | 予選2回戦 |
カナダ | ハード | 1回戦 |
シンシナティ | ハード | 1回戦 |
上海 | ハード | 予選1回戦 |
パリ | ハード | 予選2回戦 |
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2013年(20歳) |
キャリアハイ(53位) | 2016年(23歳) |
年末ランキングの推移 | |
2010 | 496 |
2011 | 276 |
2012 | 137 |
2013 | 114 |
2014 | 121 |
2015 | 69 |
2016 | 131 |
2017 | 174 |
2018 | 63 |
動画
プレースタイル
クドラ選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器は正確なバックハンドとフットワークを生かした守備力です。
ベースラインからポイントを取ることの多いベースライナーで、特にバックハンドは相手に走らされた時に球際で打つカウンターも良いですし、自分から攻める時に展開させる時のショットも正確で精度が高いです。
またクドラ選手はフットワークが良く足が速いです。フットワークが良いので守備範囲が広く、攻め込まれてもカウンターまで持っていける可能性が他の選手と比べても高い気はします。
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 7 |
リターン | 7 |
ボレー | 6 |
テクニック | 7 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 8 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 8 |
総合力|73
主な経歴
2015年にワイルドカードで出場したウィンブルドンで4回戦に進出
トップ100になかなか定着できず、チャレンジャーを周る時期が長く続いていたクドラ選手でしたが、2015年のウィンブルドンで大きく活躍することになります。
この時ランキング105位で予選から出場しなければならない位置でしたが、ワイルドカードが貰えて本戦にストレートイン。
しかし初戦からシードのクエバス選手(23位)との対戦に。これまでトップ30の選手には勝った事がなく格上の相手でしたが、67,46,63,62,62の2セットダウンからの逆転勝利で2回戦へ。
2回戦で今ではランキング3位まで上り詰めている未来のNO.1候補筆頭のズベレフ選手(74位)に勝利。3回戦ではヒラルド選手(60位)にフルセットで勝利。4回戦ではチリッチ選手(9位)から1セットを奪うものの敗退。
さらに次に出場したアトランタ(ATP250)ではツアー初のベスト4に進出。
2018年にはハレ(ATP500)でベスト4
2018年にはハレ(ATP500)で予選から勝ち上がりベスト4に進出。予選からレベルの高い相手との試合が続きこの大会、対戦した相手全てがトップ100の選手でした。
本戦2回戦ではギリシャ期待のネクストジェンであるチチパス選手(35位)にストレートで勝利。準々決勝では日本の杉田選手(52位)にストレートで勝利。準決勝は芝の絶対王者フェデラー選手(1位)に負けましたが、67,57とかなり食い下がった試合になりました。
2015年のウィンブルドンでも活躍していた事を考えるとクドラ選手はグラスがかなり得意のように思えますね。
錦織選手との対戦成績
【勝利数とサーフェス別の内訳】
勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
デニス・クドラ | 0 | 0 | 0 | 0 |
錦織圭 | 1 | 0 | 0 | 1 |
【過去の対戦】
年 | 大会 (グレード・サーフェス) |
勝者 | スコア |
2014 | ウィンブルドン (グランドスラム・グラス) |
錦織圭 | 36,26,16 |
日本人選手との対戦成績
杉田祐一との対戦成績
【勝利数とサーフェス別の内訳】
勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
デニス・クドラ | 1 | 0 | 0 | 1 |
杉田祐一 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【過去の対戦】
年 | 大会 (グレード・サーフェス) |
勝者 | スコア |
2018 | ハレ (ATP500・グラス) |
デニス・クドラ | 62,75 |
西岡良仁との対戦成績
【勝利数とサーフェス別の内訳】
勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
デニス・クドラ | 1 | 0 | 0 | 1 |
西岡良仁 | 1 | 1 | 0 | 0 |
【過去の対戦】
年 | 大会 (グレード・サーフェス) |
勝者 | スコア |
2018 | 深セン (ATP250・ハード) |
西岡良仁 | 61 63 |
2015 | サービストン (チャレンジャー・グラス) |
デニス・クドラ | 62 61 |
内山靖崇との対戦成績
【勝利数とサーフェス別の内訳】
勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
デニス・クドラ | 1 | 1 | 0 | 0 |
内山靖崇 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【過去の対戦】
年 | 大会 (グレード・サーフェス) |
勝者 | スコア |
2018 | 東京 (ATP500・ハード) |
デニス・クドラ | 63 16 63 |
ビッグ4・トップ選手との対戦成績
ビッグ4との対戦成績
クドラ選手とビッグ4の対戦成績は0勝2敗(勝率0%)
R・フェデラー | 0勝2敗 | 0% |
R・ナダル | 0勝0敗 | -% |
N・ジョコビッチ | 0勝0敗 | -% |
A・マレー | 0勝0敗 | -% |
トップ選手との対戦成績
クドラ選手とトップ選手の対戦成績は2勝11敗(勝率15%)
成績が良いのは対ズベレフ選手、悪いのは対ティエム選手
S・ワウリンカ | 0勝0敗 | -% |
M・チリッチ | 0勝1敗 | 0% |
G・ディミトロフ | 1勝1敗 | 50% |
A・ズベレフ | 1勝0敗 | 100% |
D・フェレール | 0勝1敗 | 0% |
M・ラオニッチ | 0勝1敗 | 0% |
J・M・デルポトロ | 0勝2敗 | 0% |
錦織圭 | 0勝1敗 | 0% |
T・ベルディヒ | 0勝1敗 | 0% |
D・ティエム | 0勝2敗 | 0% |
J・W・ツォンガ | 0勝1敗 | 0% |
K・アンダーソン | 0勝0敗 | -% |
ではデニス・クドラ選手のプレースタイル、ランキング、錦織選手との対戦成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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