今回はここ数年ではトップ50にも定着してきたフランスのアドリアン・マナリノ(ADRIAN MANNARINO)選手についての情報をまとめていきます。
(2021,6,27更新)
プロフィール
| 年齢 | 30歳 |
| 国 | フランス |
| 身長 | 180cm |
| 体重 | 70kg |
| 利き手 | 左 |
| バックハンド | 両手 |
| ラケット | バボラ |
| ウェア | NIKE⇒ハイドロゲン |
| 好きなショット | ボレー |
| 好きなサーフェス | 全て |
| コーチ | – |
| プロ転向 | 2004年(16歳) |
【マナリノ選手のツイッター】
Premier tour aujourd’hui à Paris ! 🇫🇷 Je vous attends sur le court central ! 👊🏻 #RolexParisMasters pic.twitter.com/xpHNsVM64A
— Adrian Mannarino (@AdrianMannarino) 2018年10月29日
キャリアタイトル
シングルスキャリアタイトル|1勝
2019年のATP250スヘルトーヘンボスで初タイトルを獲得。
| グレード別 | |
| ATP250 | 1 |
| サーフェス別 | |
| グラス | 1 |
グランドスラムでの最高成績
| 全豪オープン | 3回戦 |
| 全仏オープン | 2回戦 |
| ウィンブルドン | 4回戦 |
| 全米オープン | 3回戦 |
- グランドスラムでの最高成績はウィンブルドンの4回戦進出(ベスト16)。
- 4回戦に進出しているのはウィンブルドンだけですが、3度の進出を果たしているのでウィンブルドンとの相性は非常に良さそうです。
マスターズの最高成績
| インディアンウェルズ | 3回戦 |
| マイアミ | ベスト16 |
| モンテカルロ | 1回戦 |
| マドリード | 2回戦 |
| ローマ | 1回戦 |
| カナダ | ベスト8 |
| シンシナティ | ベスト16 |
| 上海 | 1回戦 |
| パリ | ベスト16 |
- マスターズでの最高成績はベスト8。
- 2017年のカナダでマスターズ初のベスト8進出。
キャリアハイやランキングの推移
| キャリアハイランキングの推移 | |
| トップ100 | 2009年(21歳) |
| トップ50 | 2011年(23歳) |
| キャリアハイ|22位 | 2018年(30歳) |
| 年末ランキングの推移 | |
| 2004 | 1119 |
| 2005 | 903 |
| 2006 | 447 |
| 2007 | 324 |
| 2008 | 134 |
| 2009 | 179 |
| 2010 | 83 |
| 2011 | 87 |
| 2012 | 191 |
| 2013 | 59 |
| 2014 | 44 |
| 2015 | 47 |
| 2016 | 60 |
| 2017 | 28 |
| 2018 | 42 |
| 2019 | 43 |
| 2020 | 35 |
プレースタイルや強さ
マナリノ選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器はテンポの速いストロークです。
ショットにそれほどパワーがあるわけでは無いですが、速いタイミングでボールを捉えて広角に打ち分ける技術のレベルが高いです。
さらに本人が好きなショットと言っているように試合ではそれほど多用するわけではありませんが、ボレーのレベルも高いのでネットプレーは強いです。
勝敗
キャリア通算勝敗|213勝253敗(勝率45%)
【サーフェス別】
- クレー|14勝49敗(勝率22%)
- グラス|53勝37敗(勝率58%)
- ハード |145勝167敗(勝率46%)
最も勝率が高いのはグラス。
グラスコートを得意としている選手は今の男子テニスではそれほど多く無いので、大会は少ないですが特にウィンブルドンでの活躍が楽しみです。
【マッチセット別】
- 5セット|34勝45敗(勝率43%)
- 3セット|178勝208敗(勝率46%)
賞金
キャリア通算獲得賞金|約820万ドル(約8億9000万円)
1シーズン平均(プロ入り18年)は約5000万円。
主な成績
20歳の時に初めてツアーでベスト4
マナリノ選手はプロ転向後4年目のシーズンでメッツの大会でベスト4進出を果たします。この時はまだランキングが200位くらいの時で下部大会を中心に回っていた時だったのでツアー本戦でベスト4は驚きでした。
そしてその勢いで翌年の2009年シーズンにはトップ100入りを果たします。しかし怪我により2009年シーズン終盤から2010年シーズン序盤にかけて試合に出られず、ランキングも落としてしまいます。
2011年シーズンに飛躍
怪我から復帰したマナリノ選手は2011年シーズンに大きく飛躍することになります。ここまではチャレンジャー中心に回っていたのですが、2011年シーズンからは本格的にツアーを中心に回ることになります。
そしてツアーの本戦でも勝てる試合が増えてきて、大きな大会でもポイントを稼げるようになり、このシーズントップ50入りを果たします。
不調が続くが、ウィンブルドンでベスト16進出
その後マナリノ選手は不調が続き再びランキングを落としてしまいますが、2013年のウィンブルドンでベスト16に進出したことをきっかけに再びランキングをあげることになります。
そしてトップ100位に定着し、近年ではトップ50にも定着してきています。
まだツアータイトルがありませんが、十分タイトルを取れるだけの実力を持っていると思うのでツアータイトルを獲得して欲しいですね!
錦織選手との対戦成績
錦織選手とは2019年のパリ(マスターズ)で初対戦し、その時は錦織選手がストレートで勝利しています。
| 勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
| マナリノ | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 錦織圭 | 2 | 2 | 0 | 0 |
【過去の対戦】
| 年 | 大会 (グレード・コート) |
勝者 | スコア |
| 2018 | パリ (マスターズ・ハード) |
錦織圭 | 75 64 |
| 2019 | インディアンウェルズ (マスターズ・ハード) |
錦織圭 | 64 46 76 |
日本人選手との対戦成績
| 杉田祐一 | 3勝1敗 | 75% |
| 添田豪 | 1勝1敗 | 50% |
| 西岡良仁 | 1勝0敗 | 100% |
| 伊藤竜馬 | 1勝0敗 | 100% |
| ダニエル太郎 | 0勝1敗 | 0% |
ビッグ4・トップ選手との対戦成績
ビッグ4との対戦成績
ビッグ4との対戦成績は0勝13敗でまだ勝利したことはありません。
特にフェデラー選手には負け越しが多くなっています。
トップ選手との対戦成績
| ダニル・メドベージェフ | 3勝1敗 | 75% |
| スタン・ワウリンカ | 1勝0敗 | 100% |
| ファン・マルティン・デルポトロ | 1勝2敗 | 33% |
| マリン・チリッチ | 1勝2敗 | 33% |
| アレクサンダー・ズベレフ | 0勝6敗 | 0% |
| ミロシュ・ラオニッチ | 1勝3敗 | 25% |
| グリゴール・ディミトロフ | 0勝3敗 | 0% |
| ドミニク・ティエム | 1勝8敗 | 11% |
| ステファノス・チチパス |
1勝1敗 | 50% |
| ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 1勝2敗 | 33% |
| ケビン・アンダーソン | 1勝5敗 | 17% |
ではマナリノ選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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