男子のテニス選手でクレーコートの大会で優勝回数が多い選手上位10人を紹介します。
クレーコートの大会は昔と比べると開催数がやや少なくなってきていますが、それでもまだ年間で20大会ほどは開催されています。
現在の男子テニスでクレーキングと言えばナダル選手で、そのクレーでの実力は歴代でも史上最強と言われているほど。
ではクレーコートの大会で優勝した回数が多い上位10人はどんな選手になっているのか見ていきましょう。
クレーコートの大会での優勝回数トップ10(歴代)
1 | ラファエル・ナダル | スペイン | 59回 |
2 | ギリェルモ・ヴィラス | アルゼンチン | 49回 |
3 | トーマス・ムスター | オーストリア | 40回 |
4 | マニュエル・オランテス | スペイン | 31回 |
5 | ビヨン・ボルグ | スウェーデン | 30回 |
6 | イワン・レンドル | アメリカ | 28回 |
7 | イリー・ナスターゼ | ルーマニア | 27回 |
8 | ホセ・ルイス・クラーク | アルゼンチン | 21回 |
9 | マッツ・ビランデル | スウェーデン | 20回 |
10 | アンドレス・ゴメス | エクアドル | 16回 |
歴代1位は今なお現役で、記録を更新し続けているラファエル・ナダル選手で優勝回数は驚異の59回。
2位は現役時代にはグランドスラムで4度の優勝を果たしたアルゼンチンのギリェルモ・ヴィラス選手の49回。
3位は1995年の全仏オープン優勝者で、キャリアハイで1位を記録した事もあるオーストリアのトーマス・ムスター選手の40回。
それにしてもこうしてみるとナダル選手の59回というのは驚異的です。
2位のヴィラス選手に10回の差を付けていますし、何よりやはりまだ現役で今後もこの数字は間違いなく伸びていくので、歴代最強のクレーキングである事は間違いないですね。
クレーコートの大会での優勝回数トップ10(現役)
1 | ラファエル・ナダル | スペイン | 59回 |
2 | ノバク・ジョコビッチ | セルビア | 14回 |
3 | ロジャー・フェデラー | スイス | 11回 |
4 | ドミニク・ティエム | オーストリア | 10回 |
5 | ファビオ・フォニーニ | イタリア | 8回 |
6 | スタン・ワウリンカ | スイス | 7回 |
7 | パブロ・クエバス | ウルグアイ | 6回 |
フィリップ・コールシュライバー | ドイツ | 6回 | |
9 |
ジル・シモン | フランス | 5回 |
フェルナンド・ベルダスコ | スペイン | 5回 | |
アレクサンダー・ズベレフ | ドイツ | 5回 |
歴代の上位10人を見てもナダル選手は2位に大差をつけて独走状態でしたが、現役選手に絞ると2位のジョコビッチ選手との差は40を超えています。
つまりナダル選手が活躍する今の男子テニス界は、歴史上でも最もクレーの大会で優勝することが難しい時代になっていると言えます。
ナダル選手と並んで称されるジョコビッチ選手やフェデラー選手が、クレーではここまでナダル選手に差を付けられているというのがその証拠になっています。
ただそんな中でも近年、存在感を見せているのがまだ年齢的には若い選手ですがこのランキングで4位に付けているティエム選手。
特にここ数年のクレーでの活躍はジョコビッチ選手やフェデラー選手以上で、クレーでナダル選手を追随する選手としては筆頭になってきています。
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