今回は将来を期待されるクロアチアの若手であるボルナ・コリッチ(BORNA CORIC)選手についてのプレースタイルやランキングの推移、ビッグ4との対戦成績などの情報をまとめていこうと思います。
(2019,8,28更新)
プロフィール
年齢 | 22歳 |
国 | クロアチア |
身長 | 188cm |
体重 | 85kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2013年(16歳) |
好きなサーフェス | ハード |
好きなショット | バック |
趣味 | 水泳 |
コーチ | リカルド・ピアッティ |
ATP公式サイト | 選手紹介(atptour.com) |
シングルスタイトル
タイトル | 2勝 |
グレード別 | |
ATP500 | 1 |
ATP250 | 1 |
サーフェス別 | |
クレー | 1 |
グラス | 1 |
初タイトルは2017年に20歳で優勝したマラケシュ(ATP250・クレー)。
ノーシードでの出場でしたが、シュワルツマン選手、ラモスビノラス選手、決勝ではコールシュライバー選手など大会を通して3人のシード選手を撃破し優勝を果たしています。
ハサン2世グランプリのポイント、賞金、歴代優勝者|ATP250マラケシュ
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績 | |
全豪オープン | 4回戦 |
全仏オープン | 3回戦 |
ウィンブルドン | 2回戦 |
全米オープン | 4回戦 |
マスターズの最高成績 | |
インディアンウェルズ | ベスト4 |
マイアミ | ベスト8 |
モンテカルロ | ベスト8 |
マドリード | ベスト8 |
ローマ | 3回戦 |
カナダ | 2回戦 |
シンシナティ | ベスト8 |
上海 | 準優勝 |
パリ | 3回戦 |
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイランキングの推移 | |
トップ100 | 2014年(17歳) |
トップ50 | 2015年(18歳) |
トップ30 | 2018年(21歳) |
トップ20 | 2018年(21歳) |
キャリアハイ|12位 | 2018年(21歳) |
年末ランキングの推移 | |
2013 | 303 |
2014 | 102 |
2015 | 44 |
2016 | 48 |
2017 | 48 |
2018 | 12 |
チョリッチ選手のプレースタイル
コリッチ選手のプレースタイルは攻撃型オールラウンダーで、武器はダイナミックなフォームから打たれるサーブとストロークです。
サーブとストローク共に、フォームがダイナミックなため多少安定感には欠けますが、放たれるショットはどれも強力です。
ただラリーになれば少し力を抑えて、ラリーでもポイントを取れるようにスタイルを変えてプレーをしていきます。
ドロップショットもうまく、技術が高いのでいろいろなショットが打てるのも強みです。
フォアハンド、バックハンド、サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 8 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 8 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 8 |
総合力 | 76 |
主な経歴
2014年に17歳でプロ入り
コリッチ選手はジュニア時代からかなりの注目株で、プロ転向後も常に期待の若手として注目されていました。
そんな大注目の中、コリッチ選手はナダル選手に勝利するという大事をやってのけてしまいます。
これには多くのテニスファンが「とんでもない奴が出てきた」と思ったに違いないです 笑
大注目の中で期待通りに活躍するというのは相当難しいことなのですが、それをやってのけるということはトップへ行く素質を十分に備えている可能性があるということも言えますね〜。
さらに2015年にはマレー選手、2016年には再びナダル選手に勝利し、この若さですでにビッグ4のうちの2人から勝利を収めるという偉業を果たしています。
2017年にマラケシュのATP250で初タイトル獲得
2017年にはATP250・マラケシュの大会で決勝でベテランの技巧派プレイヤーであるコールシュライバー選手に勝利し、初タイトルを獲得します。
20歳でツアータイトル獲得というのは、最近の選手ではかなり早い段階でのタイトル獲得になります。
さらにこの年には初開催のネクストジェネレーションファイナルにも出場。
予選でドナルドソン選手、メドベデフ選手、カチャノフ選手に勝利し準決勝に進出します。
準決勝ではルブレフ選手に敗退。
2017年|NEXT GEN ATP FINALSの組み合わせと出場選手
2018年にはマスターズ初のベスト4へ進出
2018年シーズンのインディアンウェルズではマスターズ初のベスト4に進出。
準々決勝ではビッグサーバーで9位のアンダーソン選手に26,64,763の逆転で勝利。
準決勝では1位のフェデラー選手と対戦し、75,46,46と接戦の末、惜しくも敗退。
しかし十分に力を見せつけた素晴らしい大会となりました。
BNPパリバオープン(マスターズ・インディアンウェルズ)の賞金とポイント
ビッグ4・トップ選手との対戦成績
ビッグ4
トップ選手
S・ワウリンカ | 1勝3敗 | 25% |
M・チリッチ | 0勝7敗 | 0% |
J・M・デルポトロ | 1勝1敗 | 50% |
G・ディミトロフ | 0勝0敗 | -% |
A・ズベレフ | 2勝1敗 | 67% |
D・フェレール | 0勝0敗 | -% |
M・ラオニッチ | 0勝1敗 | 0% |
錦織圭 | 0勝1敗 | 0% |
T・ベルディヒ | 0勝3敗 | 0% |
D・ティエム | 1勝3敗 | 25% |
J・W・ツォンガ | 0勝1敗 | 0% |
ケビン・アンダーソン | 1勝4敗 | 20% |
錦織選手との詳しい対戦成績についてはこちら。
ではチョリッチ選手のプレースタイル、ランキング、ビッグ4との対戦成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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