10月中旬にスウェーデン・ストックホルムで開催されるグレードATP250の大会である「ストックホルムオープン」の賞金、ポイント、大会概要、歴代の優勝者などの情報をまとめていきます。
【大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
賞金総額
2019年大会の賞金総額は€635,750(約7400万円)
昨年から約3.8%アップ。
【過去数年間の推移】
2019 | €635,750 | ¥76,925,750 | +3.8% |
2018 | €612,755 | ¥74,143,355 |
シングルスの賞金とポイント
一覧
結果 | ポイント | 賞金(ユーロ) | 賞金(日本円) |
優勝 | 250 | €109,590 | ¥13,260,390 |
準優勝 | 150 | €59,255 | ¥7,169,855 |
ベスト4 | 90 | €32,730 | ¥3,960,330 |
ベスト8 | 45 | €18,590 | ¥2,249,390 |
2回戦 | 20 | €10,695 | ¥1,294,095 |
1回戦 | 0 | €6,405 | ¥775,005 |
予選勝者 | 12 | ||
予選2回戦 | 6 | €3,100 | ¥375,100 |
予選1回戦 | 0 | €1,550 | ¥187,550 |
2019年ストックホルムオープンの優勝賞金は約1300万円で他のATP250大会の平均よりやや高め。
同じ週に開催される大会のアントワープとモスクワとの比較では、アントワープとは同額、モスクワはこの大会より200万円ほど高くなっています。
推移
優勝 | ベスト8 |
1回戦 |
予選1回戦 |
|
2018年 | €109,310 | €17,770 | €6,010 | €1,400 |
2019年 | €109,590 | €18,590 | €6,405 | €1,550 |
+0.2% | +4.6% | +6.6% | +10.7% |
2018年から大きくアップしたのは予選1回戦の賞金で10%以上の増加となっています。
逆に一番低かったのは優勝賞金でほぼ変化なしです。
ダブルスの賞金とポイント
結果 | ポイント | 賞金(ユーロ) | 賞金(日本円) |
優勝 | 250 | €35,960 | ¥4,351,160 |
準優勝 | 150 | €18,430 | ¥2,230,030 |
ベスト4 | 90 | €9,990 | ¥1,208,790 |
ベスト8 | 45 | €5,720 | ¥692,120 |
1回戦 | 0 | €3,340 | ¥404,140 |
大会概要
大会名 | ストックホルムオープン |
グレード | ATP250 |
開催場所 | スウェーデン・ストックホルム |
開催時期 | 10月第3週 |
ドロー数 | S(28)、D(16) |
サーフェス | ハード |
URL | ATP公式サイト大会ページ |
ストックホルムオープンは1969年から開催されている大会で、地元勢である多くのスウェーデン人選手が優勝している大会でもあります。
ボルグ選手、ビランデル選手、エドバーク選手ら世界1位になったスウェーデンの選手が歴代の優勝者として名を連ねています。
しかし現在では2004年のヨハンソン選手を最後にスウェーデン人選手の優勝が遠ざかってしまっています。
歴代優勝者や上位成績者
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 |
2005 | J・ブレイク | P・スリチャパン | O・ロックス D・サングネッティ |
2006 | J・ブレイク | J・ニーミネン | R・ソダーリング J・ジョハンソン |
2007 | I・カルロビッチ | J・ジョハンソン | T・ハース J・ブレイク |
2008 | D・ナルバンディアン | R・ソダーリング | J・ニーミネン 錦織圭 |
2009 | M・バグダティス | O・ロックス | R・ソダーリング T・ベルッチ |
2010 | R・フェデラー | F・メイヤー | I・リュビチッチ J・ニーミネン |
2011 | G・モンフィス | J・ニーミネン | M・ラオニッチ J・ブレイク |
2012 | T・ベルディヒ | J・ツォンガ | N・アルマグロ M・バグダティス |
2013 | G・ディミトロフ | D・フェレール | B・ペール E・グルビス |
2014 | T・ベルディヒ | G・ディミトロフ | M・バッキンガー B・トミック |
2015 | T・ベルディヒ | J・ソック | M・バグダティス R・ガスケ |
2016 | J・デルポトロ | J・ソック | G・ディミトロフ A・ズベレフ |
2017 | J・デルポトロ | G・ディミトロフ | F・ベルダスコ F・フォニーニ |
2018 | S・チチパス | E・グルビス | F・フォニーニ J・イズナー |
※赤はビッグ4、黄色は日本人
2005年以降で最も優勝回数が多いのはベルディヒ選手の3回で、2014年、15年には連覇も達成しています。
次に多いのはデルポトロ選手の2回で、こちらも2016年、17年に連覇を達成しています。あとはディミトロフ選手が優勝こそ1回ですが、準優勝が2回とベスト4が1回あり、出場した年はほとんど上位進出を果たしています。
2008年にはプロ転向したばかりで18歳の錦織選手がベスト4進出。ただ近年はこのストックホルムオープンには出場していません。
ではストックホルムオープンの賞金、ポイント、大会概要については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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この後の大会についての情報。
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