ジョン・ミルマン|プレースタイルやツアーでの成績【テニス】

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今回はオーストラリアのプロテニスプレイヤーであるジョン・ミルマン選手についてプレースタイルやランキングの推移、ツアーでの成績などをまとめていこうと思います。

(2020,2,9更新)

ミルマン選手のプロフィール

年齢 30歳
オーストラリア
身長 183cm
体重 79kg
利き手
バックハンド 両手
プロ転向 2006年(17歳)
コーチ

ツアーでの成績

キャリアタイトル

シングルス
タイトル 0勝

グランドスラムの成績

 全豪オープン 3回戦
 全仏オープン 1回戦
 ウィンブルドン 3回戦
 全米オープン ベスト8

グランドスラムの最高成績はベスト8

2018年の全米オープンでベスト8進出を果たし、この時は2回戦で14シードのフォニーニ選手、4回戦では2シードのフェデラー選手に1セットダウンから2度のタイブレークを含む大接戦を制しての勝ち上がり。

マスターズの成績

 インディアンウェルズ 2回戦
 マイアミ 2回戦
 モンテカルロ 1回戦
 マドリード 2回戦
 ローマ 1回戦
 カナダ 2回戦
 シンシナティ 2回戦
 上海 2回戦
 パリ 1回戦

キャリアハイやランキングの推移

キャリアハイの推移
トップ100 2015年(26歳)
トップ50 2018年(29歳)
キャリアハイ|33位 2018年(29歳)
ランキングの推移
2006
2007 1479
2008 564
2009 307
2010 204
2011 541
2012 199
2013 190
2014 156
2015 92
2016 84
2017 128

プレースタイル

ミルマン選手のプレースタイルは守備型ベースライナーで、武器は安定感のあるストロークです。

フォアはトップスピンを多めにかけた安定感のあるショットが多く、バックも安定していますが、精度も高いのでダウンザラインへの展開は素晴らしい武器になっています。

またサーブもコースをつくコントロール重視のサーブで、それなりにエースの数もあります。

メンタル面でも非常に安定感のある選手で、どんな試合でもしっかりと実力を出してくる素晴らしい選手。

フォア・バック・サーブなどの戦力分析

フォアハンド 8
バックハンド 8
サーブ 8
リターン 7
ボレー 7
テクニック 7
メンタル 10
フットワーク 7
攻撃力 7
守備力 7
総合力 76

主な成績

肩の手術により一時は引退の危機に

プロ転向から長く下部ツアーを周り、少しずつランキングをあげてトップ200に入ったのが2010年のシーズン。その後2013年始め頃にはトップ100目前までランキングを上げますが、肩の怪我によりツアーを長期離脱する事に。

この肩の怪我はかなり重症で手術が必要となるほどでした。さらにお金を稼ぐためにアルバイトや企業で働きながら生活をした時期もあったくらいで、引退の危機になっていました。

しかし2014年の4月頃に復帰。2014年終盤にはチャレンジャーで2大会連続優勝を果たし、1100位台だったランキングもたった半年足らずで156位まで上昇。2015年シーズンも順調にランキングを上げ、シーズン終了間際で初のトップ100入り。

全豪とウィンブルドンで3回戦に進出

2016年シーズンには全豪で3回戦に進出。さらにウィンブルドンでも2回戦でペール選手(当時23位)に勝利して3回戦に進出。

ツアーではウィンストンセーラム(ATP250・ハード)で初のベスト4に進出。準々決勝では元世界7位のガスケ選手(当時15位)にストレートで勝利しています。

しかし2017年には背中の怪我により、ミルマン選手のツアー開始は5月になってしまいます。復帰後しばらくは勝てない苦しい状況が続きましたが、全米オープンでは1回戦でキリオス選手(当時17位)に勝利し3回戦に進出。ランキングも100位台までは戻す事に成功します。

ツアー初の準優勝

背中の怪我からの復帰を果たした2017年シーズンを終え、翌年の2018年シーズンにミルマン選手は完全復活を果たします。

4月のブカレスト(ATP250・クレー)でツアー初の準優勝を果たします。2回戦ではプイユ選手(当時14位)に勝利する金星を上げての勝ち上がりで、決勝では期待の若手であるチェッキナート選手(当時92位)に敗れました。

シーズン毎の成績

2015年

  • 92位
  • チャレンジャー|優勝(3大会) 準優勝(2大会)

2016年

  • 84位
  • グランドスラム|ウィンブルドン、全豪(3回戦)
  • ATP250|ウィンストンセーラム(ベスト4) モンペリエ(ベスト8)

2017年

  • 128位
  • グランドスラム|全米(3回戦)
  • チャレンジャー|優勝(1大会) 準優勝(2大会)

2018年

  • 38位
  • グランドスラム|全米(ベスト8)
  • ATP250|ブダペスト(準優勝) イーストボーン(ベスト8)
  • チャレンジャー|優勝(2大会)

2019年

  • 48位
  • グランドスラム|ウィンブルドン(3回戦)
  • ATP500|東京(準優勝) アカプルコ(ベスト8)
  • ATP250|ウィンストンセーラム、シドニー(ベスト8)
  • チャレンジャー|優勝(1大会)

 

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