こんにちは、ケイです。今回はセルビアのプロテニスプレイヤーであるドゥシャン・ラヨビッチ選手について、プレースタイル、ランキングの推移、ツアーでの成績などの情報をまとめていきたいと思います。
(2020,1,15更新)
プロフィール
年齢 | 29歳 |
国 | セルビア |
身長 | 183cm |
体重 | 83kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 片手 |
プロ転向 | 2007年(16歳) |
好きなコート | ハード |
好きなショット | バック |
好きな大会 | ドーハ(ATP250) |
憧れだった選手 | P・サンプラス |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | ホセ・パールズ |
ツアーでの成績
キャリアタイトル
キャリアタイトルは1勝。
初タイトルは2019年に29歳で優勝したATP250ウマグ。
シングルスタイトル | 1勝 |
グレード別 | |
ATP250 | 1 |
サーフェス別 | |
クレー | 0 |
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 2回戦 |
全仏オープン | 4回戦 |
ウィンブルドン | 2回戦 |
全米オープン | 3回戦 |
グランドスラムの最高成績は4回戦(ベスト16)
2014年の全仏オープンで4回戦進出を果たしています。
また4大会全てで1回戦突破を達成。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 4回戦 |
マイアミ | 3回戦 |
モンテカルロ | 準優勝 |
マドリード | ベスト8 |
ローマ | 予選2回戦 |
カナダ | 1回戦 |
シンシナティ | 1回戦 |
上海 | 1回戦 |
パリ | 2回戦 |
マスターズでの最高成績は準優勝。
2019年のモンテカルロで準優勝を果たしています。
また2018年のマドリードでもベスト8入りがあり、クレーの大会で非常に良い成績。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金|約526万ドル(約5億6000万円)
1シーズン平均(プロ入り13年目)|約4300万円
勝敗
キャリア通算の勝敗|124勝152敗(勝率44%)
【サーフェス別】
- クレー|69勝67敗(勝率50%)
- グラス|4勝12敗(勝率25%)
- ハード|51勝73敗(勝率41%)
サーフェス別で最も勝率が高いのはグランドスラムやマスターズでも好成績を残しツアータイトルも獲得しているクレー。
他の2つと比べても明らかに勝率が高くなっています。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2014年(23歳) |
トップ50 | 2018年(28歳) |
キャリアハイ|23位 | 2019年(29歳) |
年末ランキングの推移 | |
2007 | 1479 |
2008 | 1080 |
2009 | 568 |
2010 | 434 |
2011 | 192 |
2012 | 163 |
2013 | 116 |
2014 | 69 |
2015 | 76 |
2016 | 93 |
2017 | 75 |
2018 | 48 |
2019 | 34 |
動画
プレースタイル
ラヨビッチ選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器は精度の高い片手のバックハンドです。
ラヨビッチ選手は片手バックハンドの使い手で、特にクロスへのショットが強いです。かなり角度がついてクロスラリーをしている中でクロスへ打ってエースを取ることもあるくらいです。
フォアハンドは逆クロスへのショットが強く、こちらもバックと同じく角度があります。
しかし守備力が少し低いため、形成が逆転すると立て直すのが難しくなってしまうという弱点もあります。
フォア・バック・サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 7 |
リターン | 7 |
ボレー | 8 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 7 |
総合力 | 74 |
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
ラヨビッチ | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 961本 (1試合平均:3.5本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
68% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
52% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
78% | 80% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
28% | 30% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
48% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
20% | 27% | 27% |
ラヨビッチ選手は2ndサーブの時のポイント獲得率が高いです。
サーブで押せなくてもラリー戦でしっかりとポイントが取れている証拠です。
シーズン毎の成績
2013年
獲得賞金|約10万ドル
- チャレンジャーで2タイトルを獲得。100位台前半までランキングが上昇。
2014年
獲得賞金|約51万ドル
- 全仏では4回戦で1位のナダル選手に完敗したものの、グランドスラム初のベスト16。
- ATP500のハンブルク、ATP250のバスタッドでベスト8。
2015年
獲得賞金|約37万ドル
- ATP250のキト、サンパウロ、ニース、キッツビューエルの4大会でベスト8。
2016年
獲得賞金|約46万ドル
2017年
獲得賞金|約54万ドル
- マスターズのインディアンウェルズでベスト16。予選から勝ちあがり、2回戦では34位のロペス選手から勝利。
2018年
獲得賞金|約92万ドル
- グランドスラム|全米(3回戦)
- マスターズ|マドリード(ベスト8)
- ATP500|北京(ベスト8)
- ATP250|リヨン(ベスト4) キッツビュール、ウマグ(ベスト8)
2019年
獲得賞金|約143万ドル
ツアータイトル|1勝
- グランドスラム|全仏(3回戦)
- マスターズ|モンテカルロ(準優勝)
- ATP250|ウマグ(優勝) モスクワ、グシュタード、ドーハ(ベスト8)
主な経歴
初めてトップ100に入ってからほぼ100位内をキープ
ラヨビッチ選手は2014年にトップ100に初めて入ってからほぼ100位以内をキープしています。
4年近くずっとトップ100にいるというのは簡単ではありません。ましてやトップ50入りを果たしていないラヨビッチ選手がこの位置をキープするのは非常に凄いことです。
それだけ大きな怪我をしずに、安定して自分の実力を発揮できているということが言えますね。
モンテカルロで準優勝
2019年のモンテカルロでノーシードながらティエム選手、メドベージェフ選手ら3人のシード勢に勝利してマスターズ初の決勝進出。
それまでラヨビッチ選手はマスターズでは2018年のマドリードでのベスト8が最高で、ベスト4でも初めての事。
特に3回戦で現在、クレーではナダル選手の次に強いともいわれているティエム選手にストレートで勝利したのは驚きでした。
ではラヨビッチ選手のプレースタイルやランキング、ツアーでの成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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