錦織圭とアメリカのジョン・イズナー(JOHN ISNER)選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績や過去の対戦結果をまとめていきます。
イズナー選手は身長が208cmあり男子テニスを代表するビッグサーバーの1人。
(2020,8月更新)
錦織選手とイズナー選手の成績やプロフィール比較
錦織圭 | イズナー | |
身長 | 178cm | 208cm |
体重 | 73kg | 108kg |
プロ入り | 2007年(17歳) | 2007年(22歳) |
初タイトル | 2008年(18歳) | 2010年(25歳) |
トップ10入り | 2014年(24歳) | 2012年(27歳) |
トップ5入り | 2014年(24歳) | – |
グランドスラム 最高成績 |
準優勝 | ベスト4 |
マスターズ 最高成績 |
準優勝(4回) | 優勝 |
錦織選手とイズナー選手の身長差は30cmとトップ選手の中でも非常に体格差があります。
イズナー選手は大学テニスを経てからプロ入りしているため、プロ入りした年は同じ2007年。
年齢で考えると錦織選手の方が若くしてランキング上位に入っています。
ただマスターズでの最高成績については錦織選手が準優勝なのに対し、イズナー選手はマイアミでの優勝があります。
各選手の詳細な情報はこちらのページにまとめてあります。
錦織圭とイズナーの対戦成績
対戦成績
ジョン・イズナー | 1 |
錦織圭 | 2 |
この2人の対戦ではイズナー選手が1勝、錦織選手が2勝で錦織選手が1つ勝ち越しています。
過去の対戦結果
年 | 大会 | 勝者 | スコア |
2015 | マイアミ (マスターズ・ハード) |
イズナー | 64 63 |
2015 | ワシントン (ATP500・ハード) |
錦織圭 | 46 64 64 |
2016 | カナダ (マスターズ・ハード) |
錦織圭 | 16 76 76 |
- 初対戦は2015年3月のマイアミ(マスターズ)準々決勝
この試合はイズナー選手がほぼ完璧なサービスゲームを展開し、錦織選手に一度もブレークポイントを与えることなくストレートで勝利。試合時間は1時間11分。 - 2回目の対戦は2015年8月のワシントン(ATP500)決勝。
どのセットも1ブレークの差が勝敗を分ける非常に拮抗した試合で、リターンでやや優位になっていた錦織選手が2度のブレークを成功させ逆転で勝利。試合時間は1時間55分。 - 3回目の対戦は2016年のカナダ(マスターズ)3回戦
この試合錦織選手は一度もブレークポイントがなく、トータルポイントでもイズナー選手の方が8ポイント多かったです。
スタッツ的には完全にイズナー選手が勝っていた試合でしたが、勝負どころで非常に高いレベルでプレーをした錦織選手が2度のタイブレークを取り逆転で勝利。試合時間は2時間11分。
コートサーフェス別
次にコートサーフェス別の対戦成績を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
錦織圭 |
2 | 0 | 0 |
イズナー | 1 | 0 | 0 |
まだハードコートでしか対戦がありません。
クレーは錦織選手、グラスはイズナー選手がそれぞれ有利な状況になる事が考えられるので、そこを注目していきたいです。
マッチセット数別
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
錦織圭 | 0 | 2 |
イズナー | 0 | 1 |
これまでの対戦は全て3セットマッチ。
グランドスラムでの5セットマッチになると、イズナー選手がビッグサーバーのためタイブレークを含むかなりの長期戦になる可能性が高いです。
タイブレーク、フルセット、決勝戦など
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦成績を調べていきます。
タイブレークを 取った回数 |
フルセットマッチ | 決勝での対戦 | |
錦織圭 | 2回 | 2 | 1 |
イズナー | 0回 | 0 | 0 |
タイブレーク、フルセット、ツアー決勝での対戦全てで錦織選手が勝ち越し。
しかもフルセットマッチになった試合は全て錦織選手が1セットダウンからの逆転で勝利しています。
イズナー選手のビッグ4やトップ選手との対戦成績一覧
ビッグ4
ビッグ4 | 5勝30敗 | 14% |
ロジャー・フェデラー | 3勝7敗 | 30% |
ラファエル・ナダル | 0勝7敗 | 0% |
ノバク・ジョコビッチ | 2勝8敗 | 20% |
アンディ・マレー | 0勝8敗 | 0% |
ビッグ4全員と5回以上の対戦がありますが、ナダル選手とマレー選手からはまだ勝利経験がありません。
ただフェデラー選手やジョコビッチ選手からは2勝以上の勝利経験があります。
トップ選手(キャリアハイが5位以内)
スタン・ワウリンカ | 3勝1敗 | 75% |
マリン・チリッチ | 3勝8敗 | 27% |
グリゴール・ディミトロフ | 2勝1敗 | 67% |
アレクサンダー・ズベレフ | 1勝6敗 | 14% |
ダビド・フェレール | 2勝7敗 | 22% |
ミロシュ・ラオニッチ | 5勝1敗 | 83% |
ファン・マルティン・デルポトロ | 4勝8敗 | 33% |
トマーシュ・ベルディヒ | 2勝7敗 | 22% |
ドミニク・ティエム | 1勝1敗 | 50% |
ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 3勝2敗 | 60% |
ケビン・アンダーソン | 8勝4敗 | 67% |
ステファノス・チチパス | 2勝0敗 | 100% |
特に負け越しているのはフェレール選手、ベルディヒ選手、デルポトロ選手で、逆に特に勝ち越しているのはラオニッチ選手とアンダーソン選手です。
純粋なビッグサーバー相手には勝ち越していますが、ストロークのレベルが高い選手相手には負け越している事が多いです。
まとめ
- 錦織選手とイズナー選手の対戦成績は錦織選手が勝ち越し
- プレッシャーのかかる場面では錦織選手が大きく優勢
- トップ5経験者との対戦では互角に近い成績
錦織選手とイズナー選手の対戦成績を見ると、全体的には錦織選手が勝ち越し。
特に接戦になった時の錦織選手の成績が良く、どちらが勝ってもおかしくないような試合は現状だと錦織選手の勝利という結果になっています。
ただまだ対戦数自体も少なく、サーフェスもハードのみなので今後の対戦次第でこの状況が変わる可能性は十分あります。
またイズナー選手のトップ選手との対戦はビッグ4には負け越していますが、トップ選手に対してはかなり互角な成績。
成績だけ見ればトップ5に入っていても全くおかしくない成績です。
ではジョン・イズナー選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!