最強のビッグサーバーは誰か。エースの数やサーブのスタッツを比較

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こんにちは、ケイです。

今回は男子テニスで最強のビッグサーバーは誰なのか、エースの数やサービスゲーム取得率などのスタッツを比較していきたいと思います。

今回スタッツを比較するビッグサーバー

今回比較するビッグサーバーはこちらの10人です。他にもビッグサーバーと言われる選手はたくさんいますが、今回はこちらの10選手での比較です。

中にはビッグサーバーというより、オールラウンダーだったりベースライナーといったタイプの選手はいますが、いずれもサーブでの成績が良い現役選手ばかりなので比較の対象にしました。

スタッツ比較で順位をつけ、最終的に全てのスタッツの平均順位を出して総合順位をつけていきます。

サービスエースの数

通算のエースの数

順位名前通算
エースの数
1位カルロビッチ12936
2位イズナー10897
3位フェデラー10808
4位クエリー7484
5位ラオニッチ6718
6位アンダーソン6640
7位チリッチ6169
8位ツォンガ5957
9位デルポトロ4287
10位キリオス2778

キャリア通算のサービスエースの数で一番多かったのはカルロビッチ選手の12936本

もはや数が多すぎて、どれだけ凄いのか伝わりにくいかもしれませんが、とにかく凄い数です。

2位、3位のイズナー選手、フェデラー選手共に1万本越えを達成

やはり通算での記録と言うこともあり、上位は30代以上のベテラン勢が占めています。

そんな中20代で5位に入っているのがラオニッチ選手。4位のクエリー選手との差も1000本を切っています。

1試合平均のエースの数

順位名前1試合平均
エースの数
1位(1位)カルロビッチ19
2位(2位)イズナー17
3位(5位)ラオニッチ15
4位(10位)キリオス14
5位(4位)クエリー12
6位(6位)アンダーソン12
7位(8位)ツォンガ10
8位(7位)チリッチ9
9位(3位)フェデラー8
10位(9位)デルポトロ7

続いての比較は通算のエースの数ではなく、1試合平均でどれだけのサービスエースを取っているかの比較です。順位の列の()内は通算エースの数での順位です。

こちらも1位はカルロビッチ選手で19本。単純計算で1ゲーム4ポイントですので、ほぼ5ゲーム分エースで取っていることになります。通算エースの数と合わせても、エースの数ではカルロビッチ選手が完全に1位ですね。

2位も変わらずイズナー選手で17本。こちらも十分多い数字です。

注目は3位と4位で、ラオニッチ選手とキリオス選手がランクイン。単純にエースの数の比較だけでは、上位に入りませんが、1試合平均となると、この2選手はぐっとランキングを上げてきます。

つまり今後通算のエースの数でも上位に入ってくる可能性の高い2人になりますね。

サービスゲーム取得率

順位名前サービスゲーム
取得率
1位カルロビッチ92.0%
2位イズナー91.6%
3位ラオニッチ90.9%
4位フェデラー88.7%
5位キリオス88.0%
6位ツォンガ87.1%
7位アンダーソン86.7%
8位クエリー84.8%
9位デルポトロ84.7%
10位チリッチ83.9%

こちらはサービスゲームを取った確率で、ここでも1位、2位は変わらずカルロビッチ選手、イズナー選手となりました。

3位はラオニッチ選手で、ここまでが取得率9割以上となっています。

つまり単純に考えて、10回サービスゲームをして1回以下しかブレークされないということですね。

1stサーブポイント獲得率

順位名前1stサーブ
ポイント獲得率
1位カルロビッチ82.7%
2位ラオニッチ81.1%
3位クエリー78.6%
4位イズナー78.4%
5位ツォンガ77.5%
6位フェデラー77.3%
7位キリオス77.0%
8位アンダーソン76.8%
9位チリッチ76.6%
10位デルポトロ74.4%

1stサーブポイント獲得率の高さでは、1位は変わらずカルロビッチ選手でしたが、2位がラオニッチ選手になりました。

この2人が獲得率8割以上です。つまり1stサーブが入れば8割以上の確率でポイントが取れるというわけです。

エースの数ではイズナー選手がラオニッチ選手よりも多かったわけですが、このポイント獲得率では逆転しています。

ラオニッチ選手の場合はエースを狙いにいくというより、リターンミスをさせたり、チャンスボールを上げさせたりすることで、多くポイントを獲得しているという事ですね。

2ndサーブポイント獲得率

順位名前2ndサーブ
ポイント獲得率
1位フェデラー56.7%
2位イズナー56.1%
3位ラオニッチ54.8%
4位キリオス54.0%
5位カルロビッチ53.29%
6位デルポトロ53.27%
7位アンダーソン53.24%
8位ツォンガ53.0%
9位チリッチ52.9%
10位クエリー50.5%

2ndサーブポイント獲得率の高さでは、フェデラー選手が1位となりました。

この2ndサーブのポイント獲得率については、少し違う強さが必要で、基本的にはサーブを打った後の組み立てが必要になるため、単にサーブが強いだけではポイント獲得率をあげる事は難しいです。

そのためこのスタッツにおいては歴代の全選手でのランキングで1位はナダル選手、日本の錦織選手も20位にランクインしていますが、どちらもビッグサーバーとは正反対とも言える生粋のベースライナーですよね。

その他に必要な要素として、2ndサーブで多く使われるキックサーブの強さも挙げられると思います。現にフェデラー選手やイズナー選手のキックサーブは非常にキレがあり、2ndサーブですがリターンするのが難しいサーブです。

ブレークポイントセーブ率

順位名前ブレークポイント
セーブ率
1位カルロビッチ71.0%
2位イズナー70.5%
3位ラオニッチ69.3%
4位フェデラー67.1%
5位ツォンガ67.1%
6位キリオス66.0%
7位アンダーソン65.9%
8位チリッチ63.9%
9位デルポトロ63.7%
10位クエリー63.1%

ブレークポイントセーブ率は、相手がブレークポイントを握った時にどれだけの確率でそのブレークを阻止できるかといったものです。

相手のブレークポイントでいつも通りのサーブが打てるかどうか、ピンチの時にレベルの高いプレーができるか、などメンタル面が大きく影響するスタッツでもあります。

このスタッツで1位になったのはカルロビッチ選手。ブレークポイントを握られても7割以上は阻止しているのは恐ろしいですね。自分のサーブに絶対的な自信があるからこその数字です。

最強のビッグサーバー

ここまで結果を集計してポイント換算した結果がこちら。

①=通算のエース数
②=1試合平均のエース数
③=サービスゲーム取得率
④=1stサーブポイント獲得率
⑤=2ndサーブポイント獲得率
⑥=ブレークポイントセーブ率
総合順位名前平均
1位カルロビッチ1111511.6位
2位イズナー2224222.3位
3位ラオニッチ5332333.1位
4位フェデラー3946144.5位
5位キリオス10457466.0位
6位ツォンガ8765856.5位
7位クエリー458310106.6位
8位アンダーソン6678776.8位
9位チリッチ78109988.5位
10位デルポトロ910910698.8位

スタッツを比較して調べてみた結果、最強のビッグサーバーはカルロビッチ選手という事に決まりました。

6つのスタッツのうち5個で1位を取れば当然こうなりますね 笑

2位、3位のイズナー選手、ラオニッチ選手は完全なビッグサーバータイプの選手で3位までは純粋なビッグサーバーが順当に上位を占めました。

しかし4位になったフェデラー選手については、ビッグサーバーではなく、オールラウンダーの選手という事を考えるとこの位置につけているのは驚きです。

そして5位になったのが10人の中でダントツで若いキリオス選手。ただキリオス選手はまだ試合数が少ないため他の選手と比べて情報量が少ないです。それでもこの位置につけているのは今後ビッグサーバーとしてかなり期待ができますね。

6位〜8位のツォンガ選手、クエリー選手、アンダーソン選手についてはほとんど差がありません。

9位、10位はグランドスラムチャンピオンであるチリッチ選手、デルポトロ選手となりました。

では最強のビッグサーバーは誰か、エースの数やスタッツを比較して調べてみた結果については以上です。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 


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