ベルギーのダビド・ゴファン(DAVID GOFFIN)選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績や過去の対戦結果をまとめていきます。
(2021.3.15更新)
ゴファンと錦織圭の成績やプロフィール比較
錦織圭 | ゴファン | |
身長 | 178cm | 180cm |
体重 | 73kg | 70kg |
プロ入り | 2007年(17歳) | 2009年(18歳) |
初タイトル | 2008年(18歳) | 2014年(23歳) |
トップ10入り | 2014年(24歳) | 2016年(25歳) |
トップ5入り | 2014年(24歳) | – |
グランドスラム 最高成績 |
準優勝 | ベスト8(3回) |
マスターズ 最高成績 |
準優勝(4回) | 準優勝 |
錦織選手とゴファン選手は体格ではほとんど同じで、強いて言うなら錦織選手の方がやや体重が重いので筋肉質であると言えます。
全体的には錦織選手の方が早い段階で成績を残していっていますが、トップ10入りをした年齢は同じくらい。
グランドスラムやマスターズでの成績は錦織選手の方が上です。
2人の詳細な選手情報は以下のページにまとめてあります。
錦織圭とゴファンの対戦成績
対戦成績
VS
錦織圭(3勝(100%))
過去の対戦結果
年 | 大会 | 勝者 | スコア |
2015 | カナダ (マスターズ・ハード) |
錦織圭 | 64 64 |
2015 | マドリード (マスターズ・クレー) |
錦織圭 | 62 46 64 |
2015 | マイアミ (マスターズ・ハード) |
錦織圭 | 61 62 |
- 初対戦は2015年3月のマイアミ(マスターズ)4回戦
2人ともサーブの調子があまりよく無く、勝敗をわけたのはリターンとストローク戦。ラリーになったら錦織選手が多く優位な状況を作り、試合を通して合計5度のブレークに成功。試合時間は1時間9分。 - 2回目の対戦は2015年5月のマドリード(マスターズ)2回戦。
この試合、錦織選手のサーブはそれなりに良かったですがゴフィン選手のリターンも良く、試合を通して錦織選手から2度のブレークに成功。しかし錦織選手がそれを上回る4度のブレークを成功させて勝利。この試合もラリー戦が勝敗の鍵になりました。試合時間は1時間54分。 - 3回目の対戦は2015年のカナダ(マスターズ)3回戦
錦織選手がほぼ完璧なサービスゲームを展開。リターンの良いゴフィン選手相手に一度もブレークを許さずに勝利。ただゴフィン選手も悪かったわけではなく、ストレートで終わりましたがスコア以上にレベルの高い内容の試合でした。試合時間は1時間25分。
コートサーフェス別
次にコートサーフェス別の対戦成績を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
錦織圭 |
2 | 1 | 0 |
ゴフィン | 0 | 0 | 0 |
ハード、クレーでの対戦があります。
似たプレースタイルを持つ2人なので、どのサーフェスで当たっても現状では錦織選手が優勢だと考えられます。
マッチセット数別
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
錦織圭 | 0 | 3 |
ゴフィン | 0 | 0 |
これまでの対戦は全て3セットマッチ。
グランドスラムでの5セットマッチになると、フィジカル的な問題も出てくるので何とも言えませんがグランドスラムでの成績やこれまでの経験からして錦織選手が有利になりそうです。
タイブレーク、フルセット、決勝戦など
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦成績を調べていきます。
タイブレークを 取った回数 |
フルセットマッチ | 決勝での対戦 | |
錦織圭 | 0回 | 1 | 0 |
ゴフィン | 0回 | 0 | 0 |
この2人の対戦ではタイブレークがまだ1度もありません。
1つの理由としては、共にリターンを得意とする選手同士なのでタイブレークに行く前にどちらかがブレークする可能性が高いからです。
しかしフルセットも1回だけという事なので、ここまではこの2人の対戦では錦織選手がかなり優位に試合を進めていっている感じですね。
ゴフィン選手のビッグ4やトップ選手との対戦成績一覧
ビッグ4
ビッグ4 | 3勝23敗 | 11% |
ロジャー・フェデラー | 1勝10敗 | 9% |
ラファエル・ナダル | 2勝4敗 | 33% |
ノバク・ジョコビッチ | 1勝7敗 | 12% |
アンディ・マレー | 0勝6敗 | 0% |
ビッグ4全員と対戦があり、マレー選手以外からは勝利した経験があります。
トップ選手(キャリアハイが5位以内)
ダニール・メドベージェフ | 1勝2敗 | 33% |
スタン・ワウリンカ | 2勝3敗 | 40% |
マリン・チリッチ | 4勝4敗 | 50% |
グリゴール・ディミトロフ | 2勝8敗 | 20% |
アレクサンダー・ズベレフ | 1勝2敗 | 33% |
ミロシュ・ラオニッチ | 2勝3敗 | 40% |
ファン・マルティン・デルポトロ | 3勝2敗 | 60% |
ドミニク・ティエム | 7勝3敗 | 70% |
ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 3勝4敗 | 42% |
ケビン・アンダーソン | 1勝0敗 | 100% |
ステファノス・チチパス | 2勝4敗 | 33% |
ゴファン選手は対ディミトロフ選手では少し負け越しが多いですが、それ以外のトップ選手とはほとんど勝敗に差がありません。
特に対ティエム選手ではかなり大きく勝ち越しています。
キャリアハイではまだ5位以内に入った事はありませんが、この対戦成績を見る限りでは5位以内に入っていないのが不思議なくらいです。
まとめ
- 錦織選手とゴファン選手の対戦成績は錦織選手が勝ち越し
- ビッグ4ではマレー選手以外には勝利経験あり
- トップ選手との対戦では対ティエム選手で大きく勝ち越し
錦織選手とゴフィン選手はプレースタイルが似ていますし2人共ラリー戦が強いので、この2人の対戦では非常に高いレベルのラリーを見る事ができます。
現在は錦織選手が勝ち越していますが、今後ゴフィン選手がさらに力をつけてくると互角の展開になってくる可能性もあります。
ビッグ4やトップ選手相手にも勝てるだけの実力を持っているので、まだまだ今後の活躍に期待できそうですね。
ではダビド・ゴフィン選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!