プロ入り6年目の2023年についにトップ100入りを果たしたロシアのアレクサンダー・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko)選手。
今回はシェフチェンコ選手のプレースタイル、使用しているラケット、ツアーでの成績などの情報をまとめていきます。
(2023,12更新)
プロフィール
年齢 | 23歳 |
国 | ロシア |
身長 | 185cm |
体重 | 75kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2018年 |
コーチ | Timur Maulenov |
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ラケット・シューズ・ウェア
ラケット
Babolat Pure Strike 18×20
【市販されているラケットのスペック】
重さ | 340g |
スウィングウェイト | 333g |
ヘッドサイズ | 98インチ |
ガットパターン | 16×19 |
シェフチェンコ選手が現在使用しているのはbabolatの「pure strike」シリーズ。
バボラの人気ラケットと言えばpure driveやpure aeroシリーズですが、こちらのpure strikeシリーズも目強い人気があります。
pure strikeは他の2つと比べてパワーやスピン性能は少し下がりますが、その分コントロール性能に優れたラケットになっています。
シューズ
Adidas Ubersonic シリーズ
ウェア
Adidas
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獲得タイトル
ツアータイトル|0勝
- 下部ツアーのチャレンジャーでは3つのタイトルを獲得。チャレンジャー初優勝は2022年で当時21歳。
カテゴリー別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | – |
ATP500 | – |
ATP250 | – |
サーフェス別 | |
ハード | – |
クレー | – |
グラス | – |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | – |
全仏オープン | 2回戦 |
ウィンブルドン | 1回戦 |
全米オープン | 1回戦 |
- グランドスラムの最高成績|2回戦
- グランドスラム初の本戦出場となったのが2023年の全仏オープン。1回戦でオスカー・オッテ選手に勝利し、いきなりグランドスラム本戦の初勝利。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | – |
マイアミ | – |
モンテカルロ | – |
マドリード | 3回戦 |
ローマ | 3回戦 |
カナダ | – |
シンシナティ | 1回戦 |
上海 | 1回戦 |
パリ | – |
- マスターズでの最高成績|3回戦
- マスターズ初の本戦出場となったは2023年のマドリード。この大会では本戦初勝利に加えて、続く2回戦で第31シードのレヘチカ選手に勝利し、いきなりマスターズ初の3回戦進出。
キャリアハイランキングの推移
トップ300 | 2022年(21歳) |
トップ200 | 2022年(21歳) |
トップ100 | 2023年(22歳) |
トップ50 | 2023年(22歳) |
キャリアハイ|48位 | 2023年(22歳) |
- 2023年シーズンでは、シーズン前半では2つのマスターズで3回戦進出やチャレンジャーで2度の優勝。シーズン終盤にかけてはATP500バーゼルでベスト8、ATP250メスで準優勝など、一気にポイントを加算し150位台からトップ50までジャンプアップ。
プレースタイル
シェフチェンコ選手はストロークのボールコントロールが非常に凄い選手で、特にバックハンドのコントロール技術のレベルが高いです。
このコントロールに加えて、ある程度のパワーも乗せてくるため、とてつもない威力があるわけではありませんが、コースが良いためかなり攻撃力のあるストロークになっていると思います。
また要所で見せるドロップショットやネットプレーも大きな武器になっていて、どちらかというと天才肌なオールラウンダーといった資質も持ち合わせた選手かもしれません。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
シェフチェンコ | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 (1試合平均) |
134本 (4.1本) |
2049本 (3.3本) |
11452本 (7.8本) |
1stサーブ ポイント獲得率 |
69% | 70% | 77% |
2ndサーブ ポイント獲得率 |
51% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
77% | 80% | 89% |
1stサーブリターン ポイント獲得率 |
27% | 31% | 32% |
2ndサーブリターン ポイント獲得率 |
50% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
22% | 27% | 27% |
まだ試合数自体が少ないため、参考程度にはなりますがシェフチェンコ選手はサーブよりもリターンの方がスタッツは良いです。
まだツアーレベルに上がって間もないにも関わらず、リターンゲーム取得率(ブレーク率)が22%というのはかなり高めです。
リターン技術もそうですが、その後のラリー戦が強くないとこの数字は出てきません。
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