こんにちは、ケイです。
今回はフェデラー選手のマスターズ大会(ATP1000)での成績と、まだタイトルを獲得できていない大会についての情報をまとめていきます。
(2018,8,29更新)
マスターズでの最高成績
マスターズの最高成績 | ||
インディアンウェルズ | 優勝(5回) | ハード |
マイアミ | 優勝(4回) | ハード |
モンテカルロ | 準優勝 | クレー |
マドリード | 優勝(3回) | クレー |
ローマ | 準優勝 | クレー |
カナダ | 優勝(2回) | ハード |
シンシナティ | 優勝(7回) | ハード |
上海 | 優勝(2回) | ハード |
パリ | 優勝 | ハード |
マスターズタイトルは全部で27
フェデラー選手のマスターズでのタイトルは27で(2008年までハンブルクで開催されていたマスターズでの優勝を含む)、現役選手ではナダル選手、ジョコビッチ選手についで3番目に多いマスターズのタイトル獲得数となっています。
キャリアを通じてのマスターズでの戦績は359勝102敗で勝率が79%。これは普通に考えれば非常に高い数値ですが、フェデラー選手の場合、グランドスラムでの戦績が336勝53敗で勝率86%なので、それと比べるとやや勝率が低くいです。
以前はマスターズの決勝でも5セットマッチで試合が行われていましたが、現在は全て3セットマッチになっています。少なくともこのデータからフェデラー選手は5セットマッチの方が強いという事は言えますね。
初のマスターズタイトル獲得は2002年のハンブルク
初めてマスターズで優勝したのは2002年のハンブルクで、当時20歳で世界ランクは14位での出場でした。
現在ではサーフェス別で見ればハードでの優勝が圧倒的に多いですが、初優勝を果たしたハンブルクはクレーでの大会なのが意外です。
この大会、準々決勝でクエルテン選手(当時7位)にフルセットで勝利し、決勝では世界ランク1位にもなった事のあるサフィン選手(当時5位)にストレートで勝利し優勝を果たしています。
特に優勝回数が多いのはシンシナティ
特に優勝回数が多い大会はシンシナティで、7回の優勝と1回の準優勝があり、2009年〜2010年と2014年〜2015年に2度の連覇も達成。戦績も驚異的で46勝9敗、勝率83%です。
しかし近年は優勝から少し遠ざかっていて、2015年以降は優勝を果たせていません。2018年には3年ぶりに決勝に進出しましたが、決勝でジョコビッチ選手に敗退。
次に優勝回数が多いのはインディアンウェルズで、優勝5回と準優勝3回。戦績は62勝12敗で勝率83%となっています。
2004年〜2006年にかけて3連覇を達成していて、2007年に2回戦でカナス選手に敗退するまでにマッチ18連勝を果たしていました。
インディアンウェルズ(マスターズ)の賞金・ポイント・過去の結果
未だタイトルが獲得できていないのは2つ
フェデラー選手が未だタイトルを獲得できていないマスターズのタイトルは2つで、モンテカルロとローマです。どちらもフェデラー選手が3つのサーフェスの中では最も苦手とするサーフェスであるクレーコートのマスターズで、それに加えナダル選手の存在がこの2つのタイトル獲得を阻んでいます。
過去、モンテカルロでは4度の準優勝を果たしていますが、2006年〜2008年で3年連続決勝でナダル選手に敗退。
ローマでも4度の準優勝がありますが、2006年と2013年に決勝で2度ナダル選手に敗れています。
ゴールデンマスターズ達成まであと2つですが、今後もこの残りの2つの優勝は非常に大きな壁になってくる可能性は高いです。加えて近年はフェデラー選手も体力面を考慮してクレーシーズンをスキップしているので、フェデラー選手のゴールデンマスターズ達成はかなり厳しいかもしれませんね。
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