今回はアメリカのマッケンジー・マクドナルド選手について、プレースタイルやランキング、錦織選手やビッグ4との対戦成績などの情報をまとめていこうと思います。
(2023,2更新)
プロフィール
年齢 | 27歳 |
国 | アメリカ |
身長 | 178cm |
体重 | 73kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2016年(21歳) |
ウェア | FILA |
ラケット | ウィルソン |
好きなサーフェス | ハード |
好きなショット | フォア |
憧れだった選手 | R・フェデラー |
好きな大会 | 全米オープン |
コーチ | ロビー・ジネプリ |
ATP公式サイト | 選手紹介 |
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マクドナルド選手はアメリカの名門大学「カリフォルニア大学ロサンゼルス校」に在籍していましたが、中退しプロ転向を決意。
2016年には大学のテニス選手権で単複優勝を果たしています。
近年のアメリカでは大学テニスを経てプロに転向する選手も多くなってきました。
現在のコーチは元世界15位のアメリカ人選手だったロビー・ジネプリ。
キャリアタイトル
- キャリアタイトル|0勝
- チャレンジャー大会|3勝
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | ベスト16 |
全仏オープン | 3回戦 |
ウィンブルドン | ベスト16 |
全米オープン | 2回戦 |
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 2回戦 |
マイアミ | 3回戦 |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | 1回戦 |
シンシナティ | 2回戦 |
上海 | 2回戦 |
パリ | 1回戦 |
キャリアハイランキングの推移
キャリアハイ推移 | |
トップ100 | 2018年(23歳) |
トップ50 | 2022年(26歳) |
キャリアハイ|48位 | 2022年(27歳) |
プレースタイル
マクドナルド選手のプレースタイルは攻撃型オールラウンダーで、武器はフォアハンドとボレーです。
マクドナルド選手のプレースタイルは少し特殊で、ネットプレーを結構多く使うのですが、サーブを打った後にネットプレーに行くのでは無く、相手のリターンで返ってきたボールをアプローチしてネットへ着く事が多いのでサーブアンドボレーヤーでは無いです。
リターンゲームでもネットに行く事がありますし。
またボレーだけでは無く、フォアハンドのレベルが高く特に逆クロスへの精度が高いです。
ネットへ行くためのアプローチショットもフォアハンドで打つ事が多く威力はそれほど無いですが、コースが非常に良いのでアプローチとして有効なショットになっています。
主な経歴
2018年の全豪オープンで当時3位だったディミトロフ選手と激闘
マクドナルド選手が大きく話題になった大会として、2018年の全豪オープンがありました。
この大会ランキング186位で予選からの出場でしたが、予選を突破しグランドスラム初の本戦に出場します。
予選決勝では76,67,64の大接戦の末掴んだ勝利でした。
そして1回戦はスウェーデン期待のネクストジェンであるウマー選手に勝利。
そして2回戦は3位のディミトロフ選手との対戦。
この試合、1セットを取ったのはまだ殆ど無名だったマクドナルド選手。
その後2,3セット目はディミトロフ選手が取り返しますが、4セット目は6-0でマクドナルド選手が取りファイナルセットへ。
ファイナルセットは大接戦となりますが、惜しくも6-8で取られこの試合負けてしまいました。
しかし終わってみればスコアは64,26,46,60,68で大健闘の結果となりました。
2021年のATP500「ワシントン」で準優勝
2021年のATP500ワシントン「シティオープン」ではノーシードからの出場ながら多数の強豪を撃破してグレード500では初の準優勝を達成。
1回戦ではニック・キリオス選手にストレートで勝利。
続く2回戦では13シードのブノワ・ペール選手に1セットダウンからの逆転で勝利。
そしてその後も順調に勝ち進み、準決勝では元世界4位で日本の錦織圭選手と対戦。
最終的にフルセットでトータルポイントが111対109という超接戦となりましたが、マクドナルド選手が競り勝ち決勝進出。
決勝では同じアメリカの先輩である元トップ10プレイヤーであるジョン・イズナー選手との対戦。
2試合連続でフルセットの接戦となりましたが、ここではイズナー選手が競り勝ち惜しくも準優勝となりました。
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