今回はシングルス・ダブルス共に着実にランキングを上げてきている内山選手についての情報をまとめていこうと思います。
内山選手についてはダブルスでも実績を残しているので、シングルス・ダブルスの両方の成績をまとめていきます。
(2020,3,14更新)
プロフィール
年齢 | 27歳 |
国 | 日本 |
身長 | 183cm |
体重 | 78kg |
好きなサーフェス | ハード |
好きなショット | サーブ |
趣味 | 野球観戦 |
プロ転向 | 2011年(19歳) |
コーチ | 増田健太郎 |
【内山選手のインスタ】
キャリアタイトル
内山選手のシングルスとダブルスのキャリアタイトルについての情報をまとめていきます。
シングルス
シングルスのキャリアタイトルは0勝。
まだツアータイトルは獲得していません。
下部ツアーのチャレンジャーでは5つのタイトルがあります。
ダブルス
ダブルスのキャリアタイトルは1勝。
2017年の楽天ジャパンオープン(ATP500・ハード)でダブルス初タイトルを獲得しています。
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 1回戦 |
全仏オープン | 予選2回戦 |
ウィンブルドン | 1回戦 |
全米オープン | 予選決勝 |
グランドスラムの最高成績は1回戦。
2019年のウィンブルドンで初の予選突破を果たし本戦入り。2020年の全豪オープンではランキングで本戦にストレートインしています。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 予選1回戦 |
マイアミ | – |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | – |
シンシナティ | – |
上海 | – |
パリ | – |
まだマスターズの本戦入りをしたことはありません。
2019年のインディアンウェルズで予選に挑戦しています。
勝敗
キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は8勝14敗(勝率36%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|0勝2敗(勝率0%)
- 3セットマッチ|8勝12敗(勝率40%)
【サーフェス別】
- クレー|0勝0敗(勝率-%)
- グラス|0勝1敗(勝率0%)
- ハード|8勝13敗(勝率38%)
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は約84万ドル(約9000万円)
1シーズン平均にすると約900万円になります。
キャリアハイやランキングの推移
【キャリアハイの推移】
シングルス | ダブルス | |
トップ100 | 2019年(27歳) | – |
キャリアハイ | 78位 (2019年|27歳) |
101位 (2018年|25歳) |
【年末ランキングの推移】
年 | シングルス | ダブルス |
2011 | 443 | 579 |
2012 | 400 | 377 |
2013 | 283 | 252 |
2014 | 293 | 187 |
2015 | 251 | 302 |
2016 | 233 | 226 |
2017 | 221 | 124 |
2018 | 185 | 180 |
2019 | 92 | 425 |
プレースタイル
特にサーブは日本人には中々いないタイプのスピードサーブを打つ事ができます。これはシングルスでもかなり武器になります。
ストロークに関しては、フォア・バック共にアングルへ打つボールのキレが凄いです。これでダウンザラインがもっと正確に入ってくるようになれば、ストロークも十分武器になってくると思います。
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 8 |
リターン | 8 |
ボレー | 8 |
テクニック | 7 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 6 |
総合力 | 74 |
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
内山靖崇 | 錦織圭 | フェデラー | |
サーブスタッツ | |||
エースの数 | 126本 (1試合平均:5.7本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
1stサーブ ポイント獲得率 |
73% | 71% | 77% |
2ndサーブ ポイント獲得率 |
51% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
79% | 80% | 89% |
リターンスタッツ | |||
1stサーブ リターンポイント |
25% | 30% | 33% |
2ndサーブ リターンポイント |
50% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
14% | 27% | 27% |
内山選手はやはり以前から定評のあったサーブに関するスタッツが良いです。
特に1STサーブはかなりレベルが高く、エースの数も日本人選手ではかなり多いですしポイント獲得率も高め。
主な経歴
チャレンジャー初タイトル獲得
プロ入りをしてから5年間くらいは中々チャレンジャークラスの大会で成績が残せずランキングも200位を切る事ができなかった内山選手でしたが、プロ入り6年目の2017年シーズンついに京都のチャレンジャーで初タイトルを獲得します。
これでランキングも一気に180位台までランクアップ。200位を切ってくるとツアーの予選にも出られるくらいのランキングなのでこれは大きいですよね 。
またこの年のジャパンオープンでは本戦で初勝利をし、同時にツアー初勝利になりました。
2017年の楽天ジャパンオープンでダブルス優勝
これは相当驚きました。ダブルスが上手いということは元々分かっていましたが、まさかグレード500の大会でダブルスランキングトップ10のペアである第1シードと第2シードを破って優勝してしまうとは。。
単純に考えたらダブルスでトップ10以上の実力があるという事になりますね。テニスはそう単純なものでは無いですが 笑
そしてこの優勝の要因となったのがなんと言っても今年新たに日本に国籍を移し、デビスカップの代表にも選ばれたマクラクラン勉選手とのペアですね!
よく物の例えで1+1が3になったとか言いますが、今回はそんなレベルではなく1+1が100くらいになった感じです。
それくらい見事にマッチしたペアになっていたと思います。今後このペアでツアーを戦っている姿を是非見たいですね。
では内山選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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