今回はアメリカ期待の若手で2016年にはツアー初の決勝進出を果たしたテイラー・フリッツ選手について、プレースタイルやツアーでの成績をまとめていこうと思います。
(2020,3,4更新)
プロフィール
年齢 | 22歳 |
国 | アメリカ |
身長 | 193cm |
体重 | 86kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
好きなコート | 全て |
好きなショット | フォア、サーブ |
趣味 | ゲーム |
コーチ | ポール・アナコーン ダビド・ネイキン |
参照:atptour.com
出身はアメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴ群のランチョ サンタフェという人口が約3100人の小さな町。
現在はアメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルス郡にある都市であるランチョ パロスベルデスに住んでいます。
母親のキャシー・メイ・フリッツさんは元プロテニスプレイヤーでツアータイトル7勝、キャリアハイで10位を記録した元トップ10プレイヤー。
また父親であるガイ・フリッツさんもキャリアハイで301位を記録した元プロテニスプレイヤーで、現在はアメリカで主にジュニアを指導する名コーチとして活躍しています。
フリッツ選手はジュニア時代に2015年全米ジュニアで優勝、同年の全仏ジュニアでも準優勝する活躍を見せ、ジュニアランキング1位も達成。
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ツアーでの成績
キャリアタイトル
シングルスでのキャリアタイトルは1勝。
2019年6月に21歳で優勝したATP250イーストボーンがツアー初タイトル。
下部ツアーのチャレンジャーでは5回の優勝があります。
グレード別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | – |
ATP500 | – |
ATP250 | 1 |
サーフェス別 | |
ハード | – |
クレー | – |
グラス | 1 |
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 3回戦 |
全仏オープン | 2回戦 |
ウィンブルドン | 2回戦 |
全米オープン | 3回戦 |
グランドスラムは全てで本戦入りの経験が有り、全豪と全米の3回戦進出が最高成績。
2019年の全豪オープンでは第30シードのモンフィス選手との激闘を制しています。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | ベスト16 |
マイアミ | 2回戦 |
モンテカルロ | ベスト16 |
マドリード | 2回戦 |
ローマ | 2回戦 |
カナダ | 1回戦 |
シンシナティ | 1回戦 |
上海 | 2回戦 |
パリ | 予選1回戦 |
マスターズの最高成績はベスト16。
2018年のインディアンウェルズ、2019年のモンテカルロで達成。
2018年のインディアンウェルズでは1回戦のオペルカ選手、3回戦のベルダスコ選手との対戦で1セットダウンからの逆転勝ちをしてベスト16まで勝ち上がっています。
キャリアハイやランキングの推移
ランキングの推移 | |
トップ100 | 2016年(19歳) |
トップ50 | 2018年(21歳) |
キャリアハイ|25位 | 2019年(21歳) |
年末ランキングの推移 | |
2015 | 174 |
2016 | 76 |
2017 | 104 |
2018 | 49 |
2019 | 32 |
プレースタイルや強さ
フリッツ選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器は強力なフォアハンドと威力のあるフラットサーブです。
若手ですががっしりとした体格で体つきがかなり良いです。
そこからくるパワーはかなりのもので、特にサーブはそれが顕著に現れていると思います。
しかしフォアハンドに関しては、確かにパワーはあるのですがその大きな力をコントロールできていないような気がします。
このコントロールが上手くいけば素晴らしいフォアハンドを持つ選手になるでしょう。
またこういったがっしりした体格の選手にしては珍しく、フットワークがかなり良い選手です。
なので守備範囲も広く球際の処理もかなりレベルが高いです。
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 8 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 8 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 7 |
総合力 | 74 |
主な経歴
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2016年に初のツアー決勝進出
フリッツ選手は2016年のシーズン序盤でグレード250のメンフィスでツアー初の決勝進出を果たします。
当時まだプロ転向直後の18歳だったので非常に騒がれました。
それに地元での決勝進出だったので、その年のメンフィスは大盛り上がりでしたね。
決勝では錦織選手にストレートで敗れましたが、2セットともかなりの接戦で正直どちらが勝ってもおかしくなかった試合だったと思います。
トッププレイヤーである錦織選手を追い込めるほどのポテンシャルを持っていたということです。
近年アメリカはなかなか世界ランク1位の選手が誕生していないので、フリッツ選手にかかる期待は大きいでしょう!
シーズン毎の成績
2015年
- チャレンジャー|2大会(優勝) 1大会(準優勝)
2016年
- ATP500|アカプルコ(ベスト8)
- ATP250|メンフィス(準優勝) アトランタ(ベスト8)
- チャレンジャー|1大会(優勝) 1大会(ベスト4)
2017年
- マスターズ|インディアンウェルズ(3回戦)
- ATP250|ウィンストンセーラム、成都、ロスカボス(ベスト8)
- チャレンジャー|1大会(準優勝) 2大会(ベスト4)
2018年
- グランドスラム|全米(3回戦)
- マスターズ|インディアンウェルズ(ベスト16)
- ATP500|バーゼル(ベスト8)
- ATP250|ヒューストン、成都(ベスト4) リヨン、デルレイビーチ(ベスト8)
- チャレンジャー|1大会(準優勝) 1大会(準優勝) 1大会(ベスト4)
2019年
- グランドスラム|全豪(3回戦)
- マスターズ|モンテカルロ(ベスト16)
- ATP250|イーストボーン(優勝) アトランタ、ロスカボス(準優勝) リヨン(ベスト4) オークランド(ベスト8)
- チャレンジャー|1大会(優勝)
ではフリッツ選手については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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