この記事ではロシアのダニール・メドベージェフ選手についてのプレースタイルやツアーでの成績、ランキングの推移などの情報をまとめていきます。
(2020,11,26更新)
プロフィール
年齢 | 24歳 |
国 | ロシア |
身長 | 198cm |
体重 | 83kg |
好きなサーフェス | グラス |
好きなショット | リターン |
趣味 | ゲーム(PS) |
コーチ | ジル・セルバラ |
プロ転向 | 2014年(18歳) |
【メドベージェフ選手のインスタ】
ツアーの成績
キャリアタイトル
キャリアタイトルは9勝。
- 初めてタイトルを獲得したのは2018年に21歳で優勝した「シドニー国際(ATP250)」。決勝で地元オーストラリアのネクストジェンであるアレックス・デミノー選手に勝利して優勝。
- ATP500での初タイトルは2018年に22歳で優勝した「楽天ジャパンオープン」。決勝で地元、日本のランキングトップ5経験者である錦織圭選手に勝利して優勝。
- 初のビッグタイトル獲得となったのが23歳で優勝した2019年の「マスターズ・シンシナティ」。第9シードでの出場でしたが準決勝ではジョコビッチ選手にフルセットの逆転で勝利し、決勝ではゴファン選手に勝利して優勝。
- 2020年には2回目の出場となった「ツアーファイナル」で優勝。しかも予選から全勝での優勝、さらにラウドロビンでジョコビッチ選手、準決勝でナダル選手、決勝ではティエム選手と上位3人全てに勝利しての完全な優勝となりました。
グレード別 | |
ツアーファイナル | 1 |
マスターズ(ATP1000) | 3 |
ATP500 | 2 |
ATP250 | 3 |
サーフェス別 | |
ハード | 9 |
クレー | 0 |
グラス | 0 |
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 4回戦 |
全仏オープン | 1回戦 |
ウィンブルドン | 3回戦 |
全米オープン | 準優勝 |
グランドスラムの最高成績は準優勝。
まず話題になったのは2018年のウィンブルドンで、この時は1回戦で16シードのボルナ・チョリッチ選手に勝利。さらに同年の全米オープンでは2回戦で15シードのステファノス・チチパス選手に勝利と、立て続けにシードダウンを起こしています。
そして2019年の全米オープンでグランドスラム初のベスト8入りを果たしそこから一気に決勝まで勝ち上がりました。決勝でも敗れはしたもののナダル選手相手に2セットダウンの崖っぷちからセットオールまで追いつく凄まじい強さを見せています。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2016年(20歳) |
トップ50 | 2017年(21歳) |
トップ20 | 2018年(22歳) |
トップ10 | 2019年(23歳) |
トップ5 | 2019年(23歳) |
キャリアハイ|4位 | 2019年(23歳) |
シーズンランキングの推移 | |
2014 | 655 |
2015 | 329 |
2016 | 99 |
2017 | 65 |
2018 | 16 |
2019 | 5 |
メドベデフ選手はプロ入り3年目の2016年で初のトップ100入り。
2017年にはトップ50、2018年にはトップ20、2019年にはトップ5入りと非常に順調にランキングを上げてきています。
プレースタイル
メドベデフ選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器はフラットな球質のストロークとリターンです。少しでも甘いサーブが来ると、叩いていくので相手からするとかなり脅威です。
さらにリターンと同様にストロークもフラットで、バウンドしてから伸びてくるボールは強いです。以前は安定感には少し欠けていましたが、最近はミスもほとんどなくむしろミスが少ない選手に成長しています。
フラットな球質でミスが少ないのは相手からするとかなり脅威ですよね。
ただ最近ではバックハンドのレベルがかなり高くなってきており、大きな武器になりつつあります。しかも攻撃だけではなく、相手に走らされた時の球際の処理が非常に上手くなってきており、守備力がかなり上がりました。
また198cmという長身を生かしたフラットサーブもなかなか強力です。しかしセカンドサーブが少し甘くなってしまいがちな所もあります。
フォアハンド | 9 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 9 |
リターン | 8 |
ボレー | 7 |
テクニック | 8 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 8 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 9 |
総合力 | 82 |
主な成績
(表の太字は250ポイント以上、黄色太字は1000ポイント以上)
年 | 主な成績 |
2016 |
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2017 |
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2018 |
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2019 |
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2020 |
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ではメドベージェフ選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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